セキュリティ性が高い
ブロックチェーンの最大の特徴は、データの破壊や改ざんが実質不可能で、セキュリティ性が高い点です。
ブロックチェーンの各ブロックには、「ハッシュ値」といわれる1つ前のブロックの内容を示す情報が格納されています。ひとつのブロックの内容を改ざんすると、後続するすべてのブロックのハッシュ値も書き換える必要があるため、データの改ざんは事実上不可能です。
加えて、電子署名という暗号化技術を用いてデータの改ざんが行われていないことの証明ができます。
また、ブロックチェーンではサーバーを介さず端末同士が直接やりとりする「P2P」という仕組みを採用しています。やりとりに参加した端末にそれぞれ同じ取引履歴を保存するようになっているため、不正が起きたとしても検出しやすく、システムダウンの予防も可能です。