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営業代行の枠を超えて寄り添う、
信頼できる経営パートナー。
自社とレディクルの合せ技で未来を切り拓く。

株式会社Hikidashi

株式会社Hikidashi 取締役社長 山田 隼人様

株式会社Hikidashi

業種:デザイン

事業内容
東京と金沢を拠点とするデザイン制作会社。本質を引き出すブランディングをモットーに、住宅関係、食品関係、観光業などさまざまなジャンルの依頼を受けている。個性豊かなクリエイターが在籍し、案件によって引き出し(クリエイター)を合わせていくスタイルで、ロゴマークの制作や付随するパッケージデザイン、Web制作などをトータルで手がけることができるのが強み。
案件
デザイン
Webサイト
https://hiki-dashi.jp/
金沢から東京へ。手探りでのスタートから安定した会社運営のためにレディクルとのタッグを決意

ーー金沢で会社を立ち上げた後、東京にも拠点を持たれたきっかけから教えてください。

山田隼人様:2016年に縁もゆかりもなく、伝手もない東京に出てきました。「東京に来たら仕事がある」と単純に考えていましたが、実際にはそんなにうまくいくことはなく。東京にいながら金沢の仕事をしていました。そのまま数か月が経ち「自分で動かなければ」と奮起して、憧れていた企業をピックアップして、「私にデザインさせてほしい」という内容の熱い直筆メッセージとポートフォリオを送るという営業をしました。20社ほど送り、半分以上はお返事をいただけました。その中に「星野リゾート」もあり、仕事に繋がっていきました。

ーーアナログとも思える手法ですが、大きな成果があったのですね。

山田隼人様:そうですね。営業手法としてはとても良かったのですが、手間暇がかかり、私1人で営業やディレクション、デザインなどすべてをこなすには身体が1つでは足りない状況になってしまいました。その後、徐々に「働きたい」と言ってくれる人が増え、仕事が必要になったのですが、なかなか受注量が伸びない状況が続きました。

ーーその状況をどのように打開されたのですか?

山田隼人様:まず、知人に相談をしました。やりたいことは明確にありましたが、会社を経営していくために、例えば数万円の家電のチラシも受けようと覚悟を決めました。ところが、それも長くは続きません。夢を描いて入社してきたスタッフに「何か違う」と思わせてしまいました。世の中にあるはずの良い案件に、どうすれば繋がれるのかが分からない。営業支援会社と一緒にやってみようかなどと悩んでいたときに、レディクルから連絡をいただきました。最初は金沢の事務所に連絡があり、スタッフから私に連絡が来ました。それまでも営業支援に関するメールは山ほど届いていましたが、私の中で怪しいというイメージがあったので、直接私のところに連絡をいただいていたらお断りしていたかもしれません。

ーーなぜレディクルの話は聞いてみようと思われたのですか。

山田隼人様:レディクルという名前のインパクトですね。それに、当時は本当に術がなかったので、とりあえずお話を聞いてみようと思いました。実際にお会いした際に、私たちに近い規模の会社の事例を見せていただいたことで、自分たちのマッチングが見えたような気がしました。それで、当時の経営状況では厳しい出費ではありましたが、お試しのプランを契約しました。

株式会社Hikidashi

勝負のテーブルに着く機会が一気に増える。新プランでは成功事例や手厚いサポートが後押しに

ーーお試しプラン契約の決め手と成果を教えてください。

山田隼人様:レディクルを使う最大の決め手は、交渉のテーブルに着けば勝負できる自信があったことです。そのテーブルにたどり着けないことが多いなかで、レディクルはアポを取ってくれる。そこをやっていただければ、後は自分で勝負ができると考えていました。
成果は早かったと思います。2、3回目で広告代理店と繋がり、仕事が広がっていきました。おかげさまで驚くほど早い時期にペイできたと記憶しています。トータルの受注件数は5件ほどで、1つひとつが大きな案件でした。

ーーその後、新プランを契約されたそうですね。

山田隼人様:プランの途中で新プランが始まることを教えてもらいました。新プランでは専属の担当者がついて毎月ミーティングを行うということでしたが、旧プランが終わってから考えることにしました。
それから1年ほど経ち、スタッフはさらに増えていましたが、業績は思うようには上がりませんでした。営業担当を2人採用しましたが状況は改善されませんでした。再び悩んでいるときに、レディクルの担当者から成功事例を紹介していただきました。それがまさかの知人で! しかも、驚くほど成功している事実を知りました。それまでは、「ずっとレディクルを使う」あるいは「自分たちの営業で頑張る」のどちらかだと考えていましたが、レディクルと自分たちの営業の合わせ技でいこうと考え方を変えることにしました。

ーー成功事例で紹介されたのが知人だったというのは、相当、驚かれたのではないですか?

山田隼人様:本当に驚きました。まったく知らない人を成功者だと紹介されても「本当に?」と疑いの気持ちが生まれるかもしれませんが、レディクルを利用する前の状況も知っている知人だったのです。上手くいかないケースがあることも分かっていましたが、一方で成功している人がいて、それが知人だったというのは大きかったと思います。
契約コストを回収できる確信はありませんでした。それでも、定例ミーティングなど対応が懇切丁寧だということが後押しになったと思います。それに、いろいろな方から話を聞いてみると、単に案件を紹介してもらうのではなく、もっと踏み込んだサポートをしてくださることを知り、興味を持ちました。旧プランでサービスの良さは分かっていましたし、信頼感もありました。

社員に劣らない強い思いで寄り添い、伴走。レディクルとは二人三脚、良き相談役を得た心強さ

ーー新プランを利用した印象をお聞かせください。

山田隼人様:期待をはるかに上回る結果になりました。「ここまでアドバイスをくれるのか」と驚くほど熱量が高く、社員以上の思いを持ってくれていると感じ、とても嬉しく思っています。ミーティングでは、商談の仕方や提案書の作り方など一般的な営業についても教えてくれるので、営業セミナーに参加しているように感じるときもあります。
新プランになり量も質もとても良くなったと思います。ときには、案件があり過ぎてどれに手を挙げれば良いのか分からないときもあります。そういうときには、「これなら勝てそう」とアドバイスをくれたり、反対に「これは難しそう」と率直に伝えてくれるので、とてもありがたいです。
興味はあっても予算などの問題で踏み出せない人もいると思いますが、私は実際に利用してみて本当に良かったと思っています。

ーーお話を聞いているとオンボーダーとの関係性も重要な気がしてきました。

山田隼人様:そうですね、重要ですね。上手くいかなかったときは私たち以上に悔しがってくれるので、そういう姿を見ているととても頼もしいですし、嬉しくなります。

ーー今後、新プランをどのように活用される予定ですか?

山田隼人様:長年課題だった営業がだんだんとクリアになってきました。弊社のキャパの問題でやりたくても難しい案件は、パートナーとして一緒に頑張ってくれるデザイン会社を紹介してくれるので、「青天井じゃん!」と思っています(笑)。そこまで見てくれるのはとても大きいですね。間違いなく営業代行の域を越えた経営パートナーです。レディクルとは二人三脚、良い相談役という存在ですね。

株式会社Hikidashi

会社運営を安定化させ、思い描いた将来像を実現するために。よい循環に恵まれて前進を続ける。

ーー旧プランもご存知の山田様に改めて伺います。新プランのメリットを教えてください。

山田隼人様:「こんなに親身になってくれるのか」というほどの手厚さです。旧プランでは知り得なかった事情や機微、例えば「今プッシュすると嫌がられるかもしれない」といったことまでアドバイスをしてもらえるので、どのタイミングで動くべきかの判断もできるようになりました。また、提案した際のリアクションまで分かるようになっているので、例えば「スピード感が……」ということであれば、社内の作業を急ぐことができます。受注できなかったとしても、どこがダメだったのかが分かるので改善に繋げることができます。

ーーすでに長くお付き合いのあるクライアントもありますか?

山田隼人様:長いクライアントは2019年からお付き合いが続いていて、初めの案件を忘れてしまうくらいどんどん発注してくださるクライアントもいます。クライアントが「私たちに合うだろう」と、お客さまを紹介してくださることもあり、そこは自分たちで営業しているときには分からない部分でもあるので、ありがたいことだと思っています。気に入っていただけると長くお付き合いしていただけるので、両社にとって良いことだと思います。

ーー新プランの定額制についてお考えをお聞かせください。

山田隼人様:月額は大きな金額ですが、単価の高い案件も狙えるので価格以上の価値があると感じています。また、新プランにしてからは目標金額を決めて動いているので「月額でこれだけかけているのだから、もっと受注しなくては」と、自分たちを鼓舞する意識になり、経営する側としても身が引き締まる思いです。

ーー今後、レディクルに期待されることを教えてください。

山田隼人様:新プランでも受注ができてきたので、経営も安定してくると思っています。今後は「本質を引き出す」という私たちの原点に立ち返って、本来のやりたい仕事に注力し、最終的には営業活動をしなくても自然と仕事が来るような会社にできたら良いなと思っています。それまではレディクルにお世話になりながら、私たちに合う会社に出会えたらと思っています。

(撮影/小野 綾子 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/近藤由美)

※2025年5月取材時点での情報です。