――まずは「レディクル」をご利用いただいた背景や、当初抱えていた課題についてお聞かせいただけますでしょうか。
豊方様:フリーランスとしてスタートしたところから法人化して仲間ができ、1期目が終わる頃から徐々にリソースに余裕が生まれたことを機に、営業の強化を視野に入れ始めました。
とはいえ、まだ小さな規模の会社でしたから、なるべくコストを抑えようとExcelで作成したリストを元に新規開拓を試みたり、自動で営業メールを送信してくれるツールを活用したりしていました。しかし、なかなかこれらの施策では、効率よく成果を上げられずにいました。
そんな折、知り合いの経営者の方から「レディクル」の評判を聞いて、「そんな詳細までヒアリングされた案件情報を受け取れるサービスがあるのか」と世界が広がったような気持ちになり、レディクルへ問い合わせをしました。
――「レディクル」をご利用いただくことになった決め手はどのような点でしょうか。
豊方様:“私の代わりに、人が人と会っている” という点が決め手の一つです。
優れたツール、システムや所有しているリストを強みとされる営業代行サービスはさまざまありますが、「どれだけ素晴らしいシステムやリストがあっても、 “何十万件メールを送って、案件になります” という甘い世界ではないだろう」と感じていました。
これに対して、「レディクル」との初回の打ち合わせでお聞きしたのは、システムではなく “人” にフォーカスした説明でした。サービスの裏側に人がいて、発注先を探している企業と関係構築を行った上で案件を持っている、そのような「人」の頑張りが見え、非常に信頼できるなと感じたことが印象に残っています。
また「レディクル」が取り扱う領域の幅広さも、魅力に感じた点の一つです。現在私たちはクリエイティブやブランディングを中心に事業を手掛けていますが、この先今より成長し、新たなことにチャレンジしようとしたときに、多様なお困りごとを持つお客様が利用される「レディクル」なら、仕事の幅を広げていけるチャンスが豊富にあるだろうと感じました。
――パートナーとしてご登録いただき、どのような印象をお持ちでしょうか?
豊方様:利用を決めた当初は「案件を紹介いただいて、こちらからマッチングについてフィードバックをして、それを反映してまた案件を紹介いただいて……」と、私たち自身が能動的に考え、動いていかなければいけない流れを想定していましたが、思っていた以上に寄り添っていただけているなという印象です。
営業担当の方と定期的にミーティングや案件の進捗確認の場があり、他社事例を共有いただいたり、自分たちが提案した後のお客様の様子を率直にフィードバックしてくださったり。また、私たちに足りない部分を第三者視点からアドバイスしてくださったりと、人が介在する「レディクル」ならではの魅力を感じています。
――ご登録いただいたことによる成果があればお聞かせください。
豊方様:サービスの利用を開始して1,2ヶ月後には受注が決まり、8ヶ月目になる現在でもお付き合いが続いているお客様がいらっしゃるほか、その後も順調に仕事に繋がっており、一定の成果が挙がっていると捉えています。
そして定性的な面で、メンバーにも私自身にもよい変化が生まれました。
これまでは紹介による仕事が中心でしたが、新規営業の場合、まだ関係性や前提となる信頼が無いところから実力で仕事を取りに行かなければなりません。そういった機会を「レディクル」を通じてたくさんご提供いただく中で、メンバーの仕事のスキルが高まっていると感じます。
また創業期は、案件数が充足しておらず採用を思い留まる場面もありましたが、今では「自分たちの実力さえあれば、お客様とのご縁を繋ぐことはレディクルがサポートしてくれる」「お客様は頑張れば増やせるから、体制を強化しよう」と考えるようになりました。私の中で経営、採用の考え方が変化してきた感覚です。
当時の私たちにとってサービスを利用することは、大きな決断ではありましたが、「レディクル」の利用を決断してよかったと思っています。
――「レディクル」を他の企業におすすめいただくとしたら、どのような企業に合うと思われますか。
豊方様:私たちのように創業間もない会社にとっては、外の世界を知れるという意味で非常に助けになるためおすすめです。
他社事例を共有いただいて参考にしたり、レディクルの営業担当の方の所作やビジネスパーソンとしてのスキルを見て学ばせていただいたり、レディクル運営のイベントの場で飛躍されている他社の方と知り合えたり……内に籠らず、外の世界との繋がりを持てることに感謝しています。
――「レディクル」はBARKEDGE様にとってどのような存在でしょうか。
豊方様:「レディクル」の手厚いフォローアップはミーティングの場だけにとどまらず、「次回の打ち合わせまでにこの資料を用意しておきますね」と裏でも徹底的に私たちのことを考えて動いてくださり、また先を見据えたロードマップを引いて持続性のある取り組みをリードしていただけます。
ここまで歩み寄って私たちのさまざまな要望に応えてくださる様子に、自分たちの会社の中に新しく営業部ができたような感覚です。
――ありがとうございます。それでは最後に、御社の今後の展望やその中で「レディクル」に期待されることがあればお聞かせください。
豊方様:これから3期、4期と事業を展開していく中で、お客様にご提供できる価値や領域の幅をさらに広げ、クリエイティブやブランディングにとどまらず「レディクル」が抱える幅広いソリューション範囲に挑戦していきたいと思っています。
(撮影/服部 健太郎 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)
※2024年1月の取材時点での情報です。