ーまずは、「レディクル」を知ったきっかけを教えてください。
山﨑様:約40年にわたって当社の社内報制作をお任せしていた企業が、事情により事業撤退されることになりました。そこで急遽、新たな制作会社を探さなければならなくなったんです。
グループ会社の担当者に相談すると「うちは“レディクル”というビジネスマッチング会社に依頼して、制作会社を探しているよ」と。それなら当社も「レディクル」に相談してみようと、公式サイトから問い合わせをした次第です。
ーグループ会社からの紹介がきっかけだったのですね。「レディクル」に問い合わせされた際、他社と比較検討されましたか?
山﨑様:いいえ。信頼している人からの紹介でしたし、次号の社内報発行までに時間もありませんでしたので、「レディクル」以外のサービスを探すことはしませんでした。
加えて、問い合わせ後に訪問いただいた酒巻さんの印象がよかったんです。こちらの話を丁寧にヒアリングしてくれ、当社の状況をよく理解した上でニーズに合う会社を探したいという気持ちが伝わってきました。そのスタンスに好感が持てましたし、まずは「レディクル」に制作会社探しをお任せしてみようと思えました。
ー御社において「社内報」はどのような役割を担っているのでしょうか。
山﨑様:社内報はグループ会社21社で働く2200名を超える従業員に配布されます。当社は物流会社ですから、ドライバーや倉庫現場で働くスタッフが主な読者です。経営理念の浸透や社員融和、グループ各社の連携強化に欠かせない、重要な社内広報ツールの一つだと認識しています。
ー「レディクル」にはどのような制作会社を紹介してほしいと依頼されたのですか。
山﨑様:先ほど申し上げたとおり、社内報は重要な社内広報ツールの一つです。ですが、40年にわたり同じ制作会社にお願いしていたこともあり、どんどん記事が形骸化していました。制作会社を変更するにあたり社員にアンケートをとったところ、「読みたい記事がない」という回答が多かった。私たちが予想していた通りの結果でした。
そこで酒巻さんには「グループの一体感やコミュニケーションの活性化という本来の目的が果たせるように社内報をフルモデルチェンジしたい」とお伝えしました。そのために最新の広報トレンドを熟知されている制作会社を紹介してほしいと依頼したんです。
ー酒巻さんは、ご紹介する制作会社を選定する際、どのような点に気をくばりましたか。
酒巻:普段、お客様とコミュニケーションをとるときには、伝えられた言葉をそのまま受けとるのではなく、背景や目的、お客様のメリットをふまえ、それが現実的に可能なのかを含めて考えるように心掛けています。
酒巻:今回は、山﨑様がどのような制作会社に依頼したいか、背景や課題を含めて丁寧に教えてくださったので、その目的に合う企業を第一に選びました。また、社内報は単発ではなく長期にわたってお取引が続いていくものです。長くお付き合いできる会社かどうかも判断軸の一つになりました。
山﨑様:「レディクル」からご紹介いただいた企業さんはいずれも、当社のニーズを理解されていました。酒巻さんが当社の要望を的確にくみとってくれたおかげです。
ー新しい社内報は、最終的にはN社様に発注されました。決め手は何だったのでしょうか。
山﨑様:今回は、「レディクル」からの紹介企業と私たちがインターネットで探した制作会社に企画書の提出をお願いし、その中から選んだ複数社にプレゼンテーションをしてもらいました。その結果、最終的に発注を決めたのが「レディクル」からの紹介企業だったN社様です。
これまでの制作実績や提案力、トレンドへの理解力、コストなどさまざまな指標で比較検討したわけですが、最も重要だったのは“一緒にものづくりを行うパートナーとして信頼関係を築けるか”という点です。
というのも私たちは、今回社内報をリニューアルするにあたって制作体制を変えていきたいと考えていました。これまでのように外部の制作会社にすべてをお任せするのではなく、社員が中心となって紙面をつくっていきたいと計画していたんです。入社5年以内の若手社員を8名選出し、社内報の編集チームもつくりました。
私たちの課題を受けとめ、真摯にプレゼンテーションの準備をしてくださったN社様なら、編集経験のない若手社員がゼロから社内報をつくるのをサポートしていただけそうだと感じました。
ーリニューアルした社内報の反響はいかがですか?
山﨑様:とても評判がいいです。「家に持ち帰ったら妻が楽しそうに読んでいた」という感想をもらったときは、うれしかったですね。“家に持ち帰って、家族に見せたくなる”というのが編集コンセプトの一つでしたので。
リニューアル前の社内報と見比べると、大きく内容が変わりました。以前は写真が白黒で文字が多く、内容もコーポレートサイトに載っているものを再利用している状態でした。リニューアル後は、働く社員にフォーカスしている記事が多いんです。そのため興味を持って読んでもらえますし、グループ企業でどんな人が働いているのか、お互いを知るきっかけにもなっていると思います。N社様の「社内の一体感」という目的に真摯に寄り添う姿勢が「合って」いたと感じます。
ーコンシェルジュの酒巻さんには、どのような印象をお持ちですか。
山﨑様:こちらからの質問や依頼に対するレスポンスが早く、安心感があります。すぐに回答が出ない場合も、こまめに状況を共有してくれ、ビジネスパーソンとしての基本がしっかりされているな、という印象です。
酒巻:お客様に不安を与えないように“レスポンスを早く!”と心掛けていたので、そう感じてくださっていたのはうれしいです。
ー山﨑様にとって「レディクル」のコンシェルジュは、どんな存在ですか?
山﨑様:パートナー探しにおける“道先案内人”でしょうか。「レディクル」には豊富なビジネスマッチングの実績がありますから、「こういうニーズに対してはこの会社さんが合う」といったデータやノウハウを熟知されているのだと感じます。だからこそ発注先の知識を持たない私たちが探すよりも早く、ニーズに合った発注先を見つけられるのでしょう。
たとえば今回は、当社の事業内容をふまえて、「デスクワーカーではない読者を対象とした制作物に強い企業」も選定いただいていたのではないかと推察します。このような細やかなニーズを反映して企業を紹介できるのはプロならでは、ですよね。
ーあらためて、「レディクル」を活用するメリットは何だと思われますか。
山﨑様:一番のメリットは“効率性”だと思います。発注先を探す手間を省けますから。加えて、私自身もインターネットで制作会社を検索してみて痛感したのですが、社内報の制作会社を探すのはとても難しいんです。個人情報保護の問題から社内報を公開している企業は少ないでしょう。コーポレートサイトに社内報を掲載している企業はほとんどありません。他社がどんな社内報をつくっているか知る術がないんです。
社内報の制作会社それぞれに、得意分野や強みがありますが、一つひとつ調べていくのは骨が折れます。「レディクル」を利用すれば、コンシェルジュに話をするだけで済むので、大きな時間短縮につながりますよね。
ー最後に、「レディクル」の活用方法について検討されていることがありましたら、教えてください。
山﨑様:実は、社内報のあとにもう一件、酒巻さんにご相談した案件があるんです。株主の方々に送付する「株主通信」の冊子をリニューアルするために、新たな制作会社をご紹介いただき、すでに発注も終えています。以前から「株主通信」を刷新しなければと考えていたんです。今回は迷うことなくすぐ、酒巻さんにお電話しましたよ(笑)
酒巻:お声がけいただいて、本当にうれしかったです! お客様にとって「困った時は酒巻、困らなくても酒巻」と思い出してもらえる存在になれることを目指しています。「レディクル」に相談するとすばらしいご縁があると感じてもらえるように、そしてお客様にとっての最高のパートナーになれるように、これからも努めてまいります!