ーお世話になっております。今日は、お時間をいただきありがとうございます。
坂善商事さん:こちらこそお世話になっております。
ー今回は、K社様に発注するまでの過程やレディクルのサービスを活用してみての感想をお伺いできたらと思っております。
坂善商事さん:わかりました。
ーちなみに今回の店舗集客の施策は、どちらの店舗に取り入れられたんですか。
坂善商事さん:サカゼン渋谷店を対象にした施策をうちました。
ー宇田川交番のすぐ近くですよね。渋谷店ならではの課題やお悩みもあると思いますので、それについても教えてください。よろしくお願いいたします。
坂善商事さん:よろしくお願いいたします。
ー今回、数ある店舗の中でどうして渋谷店に目を向けるような施策をとられたんですか。
坂善商事さん:渋谷の店舗の場所は流入経路がセンター街より文化村方面からの方が多いんです。近くに東急ハンズがあるためそちらに流れてしまうという懸念点があります。
ーたしかに、文化村から東急ハンズに向かうと、サカゼン渋谷店を通過する機会がなくなりますね。
坂善商事さん:そうなんです。そこで今回、その通りの人たちに少しでも店舗に目を向けてほしいという想いがあって、渋谷店の新たな施策をうちたいなと考えました。
ーアンテナをはっている若者が多い街ですし、イベントや注目される企画をどううつかで集客に繋がりますよね。
ー試作の一番の目的は、注目されることですか。
坂善商事さん:そうですね。店舗の認知向上と、ファンづくりですね。
ーなるほど。インタビュアー:たしかにサカゼン渋谷店がある通りって、カラオケ館や女性に大人気ブランドZARAのショップがあったり女性にとってインパクトの強い店舗が多いですもんね。
坂善商事さん:サカゼン渋谷店も普段からそういったスペースづくりには気を遣っているんですけど、よりブランディングしていかないとなという考えでした。
ー発注したK社様にはどのようなご要望をお伝えしたんですか。
坂善商事さん:路面店なので、マネキンなど物を路面に置いて目立たせるというのがNGなんですね。ですので、プロジェクターを使って路面に光を当てたり、キネクトカメラ(※1)やデジタルサイネージ(※2)などデジタルツールを使いたいとお伝えしました。
※1キネクトカメラ:ジェスチャー・音声認識によって操作ができ背景と人物を綺麗に分離して読み取り撮影できるカメラ。
※2デジタルサイネージ:表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクターなどによって映像や文字を表示する情報・広告媒体。
ーたしかに、デジタルツールって今動画を取り入れているのが当たり前ですよね。写真や文章よりも具体的にお店のことPRできますもんね。
坂善商事さん:他にも、SNSでの拡散や店頭での参加型イベントをしたいと伝えました。
ーたしかに、最近ではSNSって立派な集客ツールとして販促にも使われていますよね。
坂善商事さん:どうやら、情報検索や拡散ではTwitterやInstagramを使用する10代~30代が多いようですね。
ーわかります。私も、週末のイベントを事前に探したり、時には友達と待ち合わせ場所に早めに到着して近くで面白いイベントやってないかなとか調べたりするときってTwitter使いますね。
坂善商事さん:やっぱり今どきの集客ってSNSなんですね。
ー時期的には8月頃でしたっけ?
坂善商事さん:実は7月に実施したんですよ。
ーそうだったんですね。私もお店いきたかったです(笑)
坂善商事さん:レディクルさんも来てくださるのであれば、声をかければよかったですね(笑)
ー次回是非声をかけていただけると嬉しいです。元々、一年で見るとどこの店舗さんも一番売り上げが伸びないということもあって、8月の予定だったと思うんですが、どうして7月になったんですか。
坂善商事さん:学生さんが夏休みに入るタイミングなのと、三連休でもあったので、ここでやろうということになりました。
ー具体的にはどういうイベントをされたんですか。
坂善商事さん:来店したお客さんの写真を撮って、モデルさんっぽく雑誌の表紙のように加工してプレゼントするといった企画です。
ーすごく面白そうですね!多くの若者に反響があったんじゃないですか。
坂善商事さん:実は初日は全然集客ができなかったんです。“5000円以上の買い物をしてくださった方”とハードルを高く設定していたのが原因だと思います。撮影したのは4、5件だったと思います。
ーそうだんたんですね。あと通行人に見られると恥ずかしいっていうお客さんもいらっしゃいそうですね。
坂善商事さん:はい。でも二回目は、改善して40件近くのお客さんが来て撮影してくれました。流行に敏感そうな若い女性やカップルなどいろんな方がきてくれました。
ー8倍近くお客さんが増えたんですね。素晴らしいです!
ーお客さんも、そんなインパクトのある加工写真が撮れて喜ばれていたんじゃないですか?
坂善商事さん:はい、お客さんがとにかく喜んでくれて私も嬉しくなりました。ターゲットとしていた方がピンポイントで来てくれたので、本当に企画の内容として成功したなと感じましたね。
ー様になってる写真が撮れると、すぐSNSで投稿できる時代ですし、拡散には最適ですね。次は10月のハロウィンも楽しみですね。
坂善商事さん:そうなんですよ。渋谷は特に盛り上がりますし、今からイベント内容はしっかり練っているところです。
ー今度こそ私も参加したいです(笑)
坂善商事さん:是非!お待ちしております。
ー今回のイベントをするにあたって、元々のイメージなどはおありだったんですか。
坂善商事さん:シンボリックなものを作りたいというイメージですね。“新宿といえば歌舞伎町にあるゴジラのビル”、“渋谷といえばハチ公や駅前にある緑の電車”など、場所と紐づけてイメージできる何かを渋谷店の近くで作りたかったんですよ。
ーサカゼンさんの店舗でなくても良いということですか。
坂善商事さん:サカゼンと紐づかなくても、渋谷店の位置をすぐに思い浮かべられるようにしたいという感じです。
ーなるほど。確かにおいしい飲食店に行っても店名でなく場所で覚えているってことよくありますし、そういうことですね。
ー一番の店舗への流入経路ってどういう手段を使っていらっしゃるんですか。販促物や広告ですか。
坂善商事さん: 現状はDMなんですが、コストがかかるので、マーケティングオートメーション(※3)に切り替える予定です。
※3マーケティングオートメーション:企業のマーケティング活動において、コストと時間がかかってしまう複雑な処理や大量の作業を自動化し、効率を高める仕組み。また、そのような自動化を実現するソフトウェア・ツールを指す場合もある。
ー人手で繰り返し実施していた定型的な業務だと膨大な時間やコストかかるりますよね。
坂善商事さん:流行の最先端である渋谷ですから、どんどん市場の動向に乗り遅れないようにしないといけないと思っています。
ーそれでは実際に、K社様に発注していただいた件について教えてください。
坂善商事さん:はい。
ー今回私からK社様を紹介させていただきましたが、最初の印象はいかがでしたか。
坂善商事さん:まず、レディクルさんの紹介というところで心配することなく安心して会ってみたいと思いましたね。これまでにも別件で弊社のニーズとしっかりマッチした会社さんを紹介してもらっていたので。
ーありがとうございます。
坂善商事さん: あとは、会ってみないと分からないというところもありますからね。
ーそういっていただけると大変助かります。今回もそうですが、私たちのサービスって客観的に企業さんを選定して偏りなくご紹介させていただいているので、私を信用して会ってから判断すると言っていただけるととても嬉しいです。
ーK社様に発注した決め手はどこですか。
坂善商事さん:最初のお打ち合わせの時点で、完成度の高い企画をもってきてくださったからですね。すぐにでも実施できそうな内容で、素晴らしかったです。
ーすごいですね。御社のご要望をお会いする前から汲み取って事前にしっかり考えてくださったんですね。
坂善商事さん:はい。費用面でも予算に比べ良心的だったので、すぐに発注が決まりましたね。
ーここだ!という時ってすぐに決まりますよね。
ー実際に発注されてみていかがでしたか。
坂善商事さん:どうやら今回の企画と同じ内容で、ある有名アパレルブランドさんも実施していることが最近分かったんですよ。
ーへー!流行っているんですね。
坂善商事さん:はい。K社様のおかげで、いち早くその内容を弊社で開催できたというのは良かったですし、業界的にも浸透してくれたら今後、親しみのあるイベントをしているお店として認知してもらえるのかなと思います。
ー確かにその通りですね。躊躇なくイベントに参加してくれるお客さんも増えそうですね。
ーそれでは、レディクルのサービスを活用してみての感想を教えていただきたいです。
坂善商事さん:相談したら必ずレスポンスをいただけますし、「何かを始める際にも何から始めればいいんだろう」を考える手間が省けました。
ーありがとうございます。忙しい担当者さんにはよく使っていただいているので、これからも是非気軽に案件相談してほしいです。
坂善商事さん:とても助かっています。これからも頼りにしています。
ーこれからもレディクルのサービスでお役に立ちたいと思っているんですが、御社にとってどういうことでお役に立てますか。
坂善商事さん:そうですね。レディクルさんってこれまで「お困りごとありませんか?」となんでも聞いてくださるじゃないですか。実は、普段色んな業務を進めているとすぐに出てこない課題があるので、レディクルさんと話し終わってから思い出したりするんですよね。
ーはい。思い出したときに声をかけてもらえると、すごく助かります。
それでは、御社と同じ業界の会社さんの実績などがあれば、そういう例を出してから提案したほうがよいですかね。
坂善商事さん:そうですね。悩みが明確でないときでもレディクルさんって解決してくれるサービスだと思うので、他社さんの成功事例を用いて提案をしてくださるととても嬉しいです。
ー売り上げが上がる施策だったり、最近の流行りを踏まえて御社にとって良いアプローチをしていきたいと思っています。
坂善商事さん:期待しています。今後ともよろしくお願いいたします。
ーこれからも御社のために全力で頑張ります。引き続きよろしくお願いいたします。
※ページの内容は2017年10月時点の情報です。