電力販売を軸に新たな獲得チャネルへの挑戦
ーまずは御社の事業内容について教えていただけますか?
武田様:エバーグリーン・マーケティングでは、高圧・特別高圧と呼ばれる法人のお客様を対象に電気の販売をしています。工場や大きなビル、病院などが主な対象です。また、連結子会社のエバーグリーン・リテイリングでは、一般家庭向け(低圧)の電力販売を行っています。
私たちのビジネスモデルの特徴として、直接販売よりも代理店を活用した販売が中心となっています。現在、一般家庭向け(低圧)の顧客数は約18万件ほどで、その過半数が代理店経由で獲得したものです。

ー武田さんはどのような役割を担当されているのでしょうか?
武田様:私は営業2課の課長として、WebチームとFS(フィールドセールス)チームを統括しています。FSチームは代理店営業を担当し、WebチームはWeb広告やホームページを通じた直接獲得や、Web系の代理店対応を行っています。いわば「陸上と空中」から顧客獲得を進めているようなイメージですね。
ーレディクルとはどのようなきっかけで出会われたのでしょうか?
武田様:背景として、代理店依存からの脱却と自社での顧客獲得強化を目指していました。当時、特にWebマーケティングにおける課題を抱えていました。直販でWeb広告経由の顧客を増やしていくために、新しいLP(ランディングページ)の制作やプラン作りが必要だったのですが、適切なLP制作ベンダーが見つからず困っていました。
そんな時、ある展示会に出展していたレディクルのブースで関口さんと名刺交換をしたのがきっかけです。
関口:最初の商談では、武田さんから既存のLP制作会社についてのお話を伺いました。その時に「今までの会社と比較したことがない」というお話だったので、同じ予算でどのようなクオリティの会社があるか比較してみませんか、とご提案させていただきました。
ー実際にビジネスが始まったきっかけは何だったのでしょうか?
武田様:関口さんからLP制作会社をご紹介いただき、試しに依頼してみたところ、クオリティが高く、コストも抑えられる素晴らしい成果物が出来上がりました。当時私は親会社のイーレックスに所属していましたが、それが約2年前のことです。
比較検討できたことは非常に大きかったです。既存の業者に不満が出始めていたタイミングだったこともあり、新しいパートナー(外注先)を探せたことは非常に良かったです。

問合せと成約につながるLPが、新規事業の足がかりに
ー紹介された会社への発注を決めた決め手は何だったのでしょうか?
武田様:発注の決め手は、スピード感とキャッチアップの良さでした。大まかなイメージをエクセルで「トップビューがあって、こういうメッセージで」と伝えただけで、すぐに「こんな感じですよね」と形にしてくれました。そのクオリティの高さにも関わらず、以前依頼していた会社よりコストが安かったのも大きな魅力でした。
ー 実際にどのような成果が出たのでしょうか?
武田様:太陽光設備と電力をセットにした新しいビジネスモデルのLPを作成しました。これは私たちにとって初めての取り組みでしたが、問い合わせが増え、成約にもつながっています。大量の顧客獲得というよりも、新規事業の足がかりとして、LPの品質が重要な役割を果たしてくれました。
ウェブマーケティングとブランディング強化プロジェクトでの活用
ー 継続的にサービスをご利用いただいている中で、どのような目標を掲げていらっしゃいますか?
武田様:「最初のLP制作から約1年半後、エバーグリーン・マーケティング株式会社はウェブマーケティングとブランディング強化のフェーズに入りました。その際、SNS運用の外部パートナーを探していましたが、社内にはその知見もリソースも不足していたため、再びレディクルに相談しました。
現在は外部パートナーとともに、フォロワー1,000人の獲得を目指して取り組んでいます。
― さらに新しいプロジェクトも始まったんですよね。
武田様:はい、最近は会社のキャラクターが欲しいと考え、またレディクルに相談して数社ご紹介いただきました。現在は具体的な内容を詰めている段階で、近日中には完成する予定です。
完成したInstagramアカウント

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レディクルの価値 ー 「コミュニティ」としての存在感
– レディクルのサービスの魅力はどのような点にあると感じていますか?
武田様:私たちのような少数精鋭の会社では、自前で何でもやるのが難しく、どの会社に依頼すればいいか知識も乏しいです。特にWeb系やSNS関連は会社が多すぎて、「せっかく外注するなら、失敗は避けたい」というのが率直な思いです。
レディクルに相談すれば、私たちに合った会社を紹介してもらえますし、アドバイザー的な役割が非常に助かります。時間の無駄遣いや無駄打ちをせずに済むのが大きいですね。まさにそれこそがビジネスマッチング・コミュニティの魅力です。
関口:私としては、武田さんのニュアンスやご要望をしっかり理解し、検索だけでは見つからない出会いを提供したいと常に考えています。エバーグリーンさんのマーケティング施策に関わらせていただく中で、私にもマッチングの責任があると感じています。武田さんが真摯に向き合ってくださるからこそ、良い紹介ができたのだと思います。
顧客数30万件を目指した事業展開とキャリアビジョン
– 今後の事業展開についてお聞かせください。
武田様:当面の目標として、顧客件数を早い段階で30万件に伸ばすことを掲げています。そのために、新規獲得と解約防止の両面で取り組みを強化しています。
新規獲得ではWeb広告やSNSを活用した集客を増やし、自社Webサイトからの直接申し込みを拡大したいと考えています。また、知名度向上と顧客満足度の向上も重要な課題です。
イーレックスグループ全体としても、国内事業の安定した収益が海外事業の資金源となっているため、まずは国内事業を盤石にしていくことが重要だと考えています。
– 武田様のご自身のキャリアビジョンはいかがですか?
武田様:率直に言って、「偉くなる」ことを目指しています。多くの20代の若手が所属するチームを率いる立場として、自分がしっかり出世して、みんなを引き連れていくような存在になりたいですね。そのほうが会社やメンバーのためになると思っています。

レディクルの利用をおすすめする企業
– どのような企業にレディクルをおすすめしますか?
武田様:私たちのような「少数精鋭」を掲げる会社、つまり社員数が少なく自前ですべてを動かせない組織にとって特に有効だと思います。専門知識がなく、どの会社に依頼すればいいかわからない状況で、失敗したくない企業にぴったりです。
レディクルは単なる紹介会社ではなく、「こうしたらいいと思いますよ」という提案をしてくれるアドバイザー的な存在。私たちがこれまで時間をかけてきた工程をショートカットできるので、非常に助かっています。
– レディクルにこれから期待することはありますか?
武田氏:「エバーグリーン・マーケティングにはこういうところが足りないから、こういう会社を紹介したい」というような積極的な提案をいただけると嬉しいですね。第三者だからこそ気づける視点からのアドバイスにこれからも期待しています!

※ページの内容は2025年5月時点の情報です。