――まずは「レディクル」をご利用いただいた背景や、当初抱えていた課題についてお聞かせいただけますでしょうか。
上川 諒也様:当時はフリーランスから法人化したばかりで、低単価の案件を数多くお請けしていました。私一人で各案件の進捗を把握しながらたくさんのお客様とコミュニケーションをとり、また案件数を確保するために新規営業にも注力しなければならないという状況に、営業経験がないこともあって大きな負担を感じるようになっていたのです。
そこで、私のリソースを営業ではなく技術的な部分により重点的にかけられるよう、まずは営業から体制強化をしていこうと舵を切ったことが「レディクル」導入のきっかけです。
「レディクル」は新規開拓に強みがあり、当社の課題であった案件単価も上げられると具体的な数字を示してご説明いただけたことに魅力を感じ、営業の業務負荷軽減への期待から導入を決めました。
――パートナーとしてご登録いただいたことによる成果や、ご評価についてお聞かせください。
上川 諒也様:事業についてしっかりと理解し、当社のできること・やりたいことにマッチする案件を豊富に紹介してもらえること、丁寧にヒアリングされた詳細な案件情報をご提供いただけることに助けられてきました。
そして何よりありがたいのは、実際の営業活動を手厚くサポートしていただけていることです。商談の様子をビデオで見て「こういう流れでお話を進めると良いですよ」「受注に繋げるために、このようにされている企業さんも多いです」などと他社さんの事例も含めた貴重なアドバイスをくださるのです。おかげで商談をスムーズに進められるようになり、営業経験のなかった私にもしっかりと営業スキルが身についてきたことを実感しています。
またアドバイスを受けて、トークスクリプトや商談資料の内容も含めてある程度 “商談の型” が決まったことで「これなら営業を誰かに任せても大丈夫そうだ」とイメージが湧き、新たに業務委託の営業メンバーを迎えることもできました。
新たなメンバーへのアドバイスや営業活動のサポートまでしてくださるおかげで、社内教育に多くの時間をかけることなく新体制を軌道に乗せられて、当初期待していた通り私が営業活動から離れて技術に専念できるようになったことにとても感謝しています。
――定量的な成果としてはいかがでしょうか。
上川 諒也様:「レディクル」を使い始めて着実に受注を積み重ねられており、案件単価も当初平均50万円程度だったところから約5〜6倍ほどにまで上がりました。
また受注という観点だけでなく、今後こちらからご提案をしたり改めてご相談をいただいたりできるような関係を築けているお客様も増え、こうしたお客様との繋がりが会社の資産として残っていることも「レディクル」利用の成果だと捉えています。
――「レディクル」はITEEK様にとってどのような存在でしょうか。
上川 諒也様:「レディクル」は単に新規開拓に向けて案件を紹介するだけのサービスではなく、思い描いていた “営業代行” とは全く異なるものでした。
営業経験のなかった私の商談を手厚くサポートしてくださり、さらに営業体制を新たに作っていく過程でも育成を後押ししていただいているという点で、営業部門全般における “メンター” のような存在だと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(撮影/服部 健太郎 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)
※ページの内容は2024年10月時点の内容です。