新商品開発に向けた仮説検証の発注先探しに、レディクルを活用
ー新市場の開拓にあたりレディクルを利用されたとのことですが、その背景について教えてください。
野津様:私が所属するプロフェッショナル事業本部では、これまで理美容サロンや宿泊・温浴施設等を対象に男性向け化粧品を展開していましたが、新たに女性をターゲットにしたサロン向け商品の立ち上げに挑戦することになりました。
男性をターゲットにした商品と女性をターゲットにした商品は全く別の業界といっても過言ではなく、女性をターゲットにしたサロン向けの商品は競合が多いです。ターゲットやニーズは仮説としてもっていましたが、専門的な業界だからこそバイアスがかかっている可能性もあり、しっかり検証した上でビジネスモデルを構築する必要があると考えました。そこで、市場調査を進めるために、発注先探しをレディクルにお願いしました。
ー大手企業では、上司が決めた発注先をそのまま引き継ぐことが多いと聞きますが、なぜご自身で新たに発注先を探そうと思ったのでしょうか?
野津様:弊社では「CRAZY KRACIE」というビジョンを掲げており、「クレイジーに新しいことをやろう」という社風があります。そのため、発注先も自由に決めさせてもらっています。
上司は以前からコンサル会社を利用していましたが、私は営業からマーケティングに移ったばかりだったこともあり、これまでの発注先に直接関わることが少なかったんです。だからこそ、信頼できるパートナーを新たに探し、一緒に進めたいと感じていました。
また、同じ企業を使い続けると新鮮味がなく、面白さに欠けますよね。新しい視点を取り入れるためにも、上司が紹介してくれる会社と比較しながら、フラットな判断をするように心掛けています。

/ クラシエホームプロダクツ販売株式会社 野津 謙太様
要件に縛られ過ぎない企業の紹介で、新たな気付きを得た
ー新たな発注先を探す中で、レディクルを選んだ理由を教えていただけますか?
野津様:レディクルのことは、展示会がきっかけで知りました。無料で利用できるという点とビジネスモデルが魅力的で、一度話を聞いてみようと思いました。
2021年頃、初めて紹介いただいた動画制作会社には、動画制作だけでなく販促ツールなど、長くお付き合いさせていただいています。また、それ以来レディクルには展示会のブースデザインなど、定期的に相談しています。
ーレディクルをリピート利用されているのですね。今回は専門的な領域の市場調査のご相談ですが、レディクルではどのような発注先を紹介したのでしょうか?
谷:サロンに直接アンケートが取れる企業や一般消費者である若い女性を対象にインタビュー調査ができる企業、調査後のプロジェクトにも伴走可能な企業など複数社をご紹介しました。
内容をお伺いした段階で「合いそう」だと感じる企業はいくつか思いつきましたが、野津様は新しい視点を求めてレディクルをご活用いただいているので、要件に縛られすぎず、幅広くご紹介させていただきました。
野津様:レディクルに相談した段階では、「仮説検証のための調査ができる」だけで十分だと思っていたのですが、谷さんからご紹介いただいた「プロジェクト全体で伴走可能な企業」と話す中で様々な気付きがありました。自分で発注先を探したり、以前から付き合いのある会社ではこのような気付きは得られなかったかもしれません。
熱心に調査してくれる担当者の姿勢が信頼につながった
ー今回は、「気づきを得られた」とお話いただいたM社様にご発注いただきました。発注先に選んだ決め手は何だったのでしょうか?
野津様:一番の理由は、担当者が初回の打ち合わせ後に、私たちや私たちの業界について非常に熱心に調べてくれたことです。
最初はこの業界に知識がなかったにも関わらず、2回目の打ち合わせでは、私たち以上に事業を理解しているのではないかと感じたほど。特殊な業界なためプロジェクトがスムーズに進まないことも多いのですが、M社様とは対等な立場でプロジェクトを進めることができました。
ーその姿勢が信頼感につながったのですね。市場調査はどのような形で行われたのですか?
野津様:オンライン調査が基本でした。しかし、担当者の方は何度もお客さんとしてサロンに足を運び、現場でも調査を進めてくれました。毎回お会いするたびに違う髪型で現れて(笑)、ここまで寄り添って対応してくれるとは思っていなかったので、とても感激しました。
ー熱心な姿勢が伝わってきますね。
野津様:そうですね。さらに、臨機応変に対応してくれたことも大変ありがたかったです。契約時にはスケジュールや納品物を決めていましたが、進める中で同じような調査結果が続いたため、ヒアリング内容を途中で変更してもらいました。また、十分な調査結果が想定より早い段階で得られたのでその後はビジネスモデルの基盤づくりにご協力いただきました。

/ クラシエホームプロダクツ販売株式会社 野津 謙太様
ーレディクルの魅力はどのようなところにあると感じていますか?
野津様:気軽に相談できるのが一番のメリットです。発注先探しに割く時間もあまりありませんし、同じ会社にばかり頼るのは面白味にかけると感じてしまう私にとっては、気軽に新たな視点を得られる点も魅力ですね。
何かあったらとりあえずレディクルに相談しています。
谷:そう言っていただけて嬉しいです。より良いパートナー選びのお手伝いができるよう、困ったときにすぐ思い出していただける存在でありたいです。
野津様:私は人と同じことをするのがあまり好きではないので、新たな取り組みや面白い取り組みの足掛かりになるレディクルはとてもありがたいです。今後とも、よろしくお願いいたします。

※ページの内容は2024年9月時点の情報です。