20年続く販促体制の課題。専門的な内容を「親しみやすく」伝えるための新風が必要だった
――御社の事業内容と、工藤様の役割について教えてください。
工藤様: 弊社は、会計や給与、税務といったバックオフィス業務を支える基幹業務システムの開発・販売を行っています。
私は事業戦略部のコンテンツプロモーショングループに所属し、主にカタログやパンフレット、チラシといった紙媒体全般の制作から印刷管理までを担当しています。2001年入社なので、もう20年以上になりますね。チームは4〜5名で構成されています。
――レディクルを活用する前に、どのような課題を抱えていましたか?
工藤様: 新たなデザイン会社を開拓することが難しく、課題に感じていました。展示会などで情報収集はしていましたが、接点を持てる会社は限られてしまいます。
また、コンペで選定に至らなかった会社には、次回以降の依頼がしづらくなるという事情もありました。その結果、どうしてもパートナー候補の発掘が停滞してしまいます。展示会に出展していない規模の会社でも、優れた技術力や提案力を持つ企業があるはずだと考えていました。
――すでにお取引のある会社もいらっしゃったのですよね?
工藤様: はい。広告代理店経由や直接取引で、長くお付き合いしている会社様が何社かございます。信頼関係もあり、業務は円滑に進むのですが、一方で、新しい視点やアプローチを取り入れたいという思いもありました。
弊社の製品はバックオフィス系のため、法改正などの専門的で堅い内容を扱います。これらをいかに親しみやすく伝えるかが重要です。そこで、キャラクターを活用した新しい表現手法を試したいと考えました。こうした柔軟な企画に対応できる、新たなパートナーを探し始めたのがきっかけです。
――その課題を解決するために、レディクルに相談されたんですね。
工藤様: はい。既存のパートナー様にもご協力いただきましたが、社内でも「今回はガラッとイメージを変えたい」という期待が非常に高まっていました。そこで、より多くの可能性を探るために、レディクルを通じて新たな出会いをセッティングしていただきました。
中山: 工藤様のニーズを深掘りし、最適な企業をマッチングできるよう努めました。
――紹介された企業の中から、どのように選定されましたか?
工藤様: 提案いただいたキャラクターのデザインラフと、コンセプトの説明を比較しました。最終的には社内アンケートを実施し、最も評価の高かった企業に決定しました。
自力ではたどり着けない「隠れた実力派企業」との出会い
――最終的に決定した制作会社は、どのような点が決め手になりましたか?
工藤様: キャラクターの完成度の高さはもちろん、活用のしやすさ、そして何より親しみやすい表現が決め手でした。ご提案いただいたキャラクターが、まさに私たちが求めていたイメージと合致したんです。
中山: ご紹介したのは、数十名規模の企業様です。普段は大手広告代理店様との案件をメインに受けていらっしゃる、非常に実力のある企業様でした。
工藤様: 通常の探し方では接点を持つことが難しい企業様でしたので、自社ネットワークだけでは、決してたどり着けなかった出会いでした。
――社内アンケートでも、非常に高い評価だったそうですね。
工藤様: はい。「オリジナリティがある」という点が特に評価されました。弊社の「Pマーク」を顔に見立て、PCAのキャラクターがお客様の課題を解決するというコンセプトです。一目で弊社のサービスだと分かりつつ、親しみを感じてもらえるデザインになりました。
「難しい」を「親しみやすい」へ。キャラクター戦略がもたらした波及効果
――実際にキャラクターを使い始めて、周囲の反応はいかがでしたか?
工藤様: イベントで興味を持って手に取ってくださる方が、明らかに増えましたね。また、メールマガジンで電子カタログを配信すると、アクセス数が大幅に伸びるようになりました。最後まで読み進めていただける割合も高く、データとしてもしっかり手応えを感じています。
――社内の反応はいかがでしたか?
工藤様: 「新鮮で親しみやすい」「こういう表現を待っていた」という声が上がっており、非常に好評です。この成功を見て、関連会社からも「同じようなアプローチをしたい」と相談を受けるなど、良い波及効果も生まれています。
――シリーズ化して展開されているとお聞きしました。
工藤様: はい。電子帳簿保存法、インボイス制度、年末調整と、制度改正をテーマにしたシリーズを継続して展開しています。
以前は内製だったため、専門的で文字量も多くなりがちでしたが、キャラクターのおかげで「分かりやすさ」が劇的に向上しました。今では営業担当やパートナー企業様の間でも、すっかり認知されています。
展示会運営の課題:施工だけでなく「その後のフォロー」まで任せたい
――パンフレット制作とは別に、展示会でもレディクルを活用されたそうですね。
工藤様: はい。弊社は「HR EXPO」という展示会に年2回出展しています。従来は同じ業者様に施工をお願いしていましたが、「出展による成果をさらに高めたい」という新たな課題が出てきました。
展示会では来場者様へのフォローアップが案件化の鍵となります。しかし、社内リソースだけでは対応が難しく、施工からイベント後のフォローまで一貫して任せられるパートナーを探していました。そこで、改めて中山さんにご相談したんです。
――「施工+フォロー」というセットでの依頼だったのですね。
工藤様: はい。既存の業者様を含め、レディクル経由でご紹介いただいた3社を合わせた計4社でコンペを実施しました。「ブース施工」と「来場者フォロー」の両方に対応できることを、選定の必須要件としました。
――その2つを同時に対応できる会社は、すぐに見つかるものなのでしょうか?
工藤様: いえ、自分たちでも探してみましたが、両立できる企業はほとんど見当たりませんでした。
最終的にご紹介いただいた3社のうちの1社を選定しました。その企業様はWebマーケティングを得意とされており、イベント装飾の実績も豊富でした。ここなら信頼してお任せできると確信し、依頼を決めました。
「営業任せ」からの脱却。全リードへの迅速なフォローでKPIを達成
――なぜ、ブース施工とアフターフォローを一貫して担えることが重要だったのでしょうか?
工藤様: 弊社のブースでは、来場者様が具体的な課題を熱心にお話しくださることが多く、大変盛り上がることが多いんです。しかし、フォローアップだけを別会社に依頼すると、現場での「会話の文脈」が伝わりにくいという懸念がありました。
弊社の訴求テーマとお客様の悩みが重なる部分を深く理解した上で、温度感を落とさずにアプローチしていただく。この「一貫性」こそが効果を最大化する鍵だと考えました。難易度の高い要求でしたが、最適なパートナーをご提案いただけました。
――それまでは、展示会後のフォローはどのように対応されていたのですか?
工藤様: 営業メンバーが対応していましたが、彼らには本来の通常業務があります。そのため、特に関心度の高い一部のお客様にしか対応しきれないのが実情でした。現在は、来場者様全体に対して1週間以内にアプローチできる体制を整えていただいています。
――実際の成果はいかがでしたか?
工藤様:運用面でのトラブルもなく、獲得リードの案件化率というKPIも無事にクリアしています。その信頼感から、現在では3期連続でお付き合いを継続しています。
言語化できない悩みも相談できる。レディクルが「思考の整理」のパートナーに
――改めて、レディクルを活用して良かったと感じる点はどこでしょうか?
工藤様: まず、「課題が不明確な段階から相談できる点」が非常に助かっています。「何かを変えたいけれど、具体的にどう進めれば良いか分からない」という漠然とした状態でも、コンシェルジュである中山さんとの対話を通じて、解決すべき課題が明確になっていきます。
また、自社のネットワークだけでは決して出会えなかった実力派企業と繋がれたことも大きな成果です。パンフレット制作も展示会運営も、いずれも3年にわたる長期的な信頼関係を築けています。
中山: ご紹介した企業様と、一過性ではないパートナーシップを継続していただいているのは、私たちとしても大変光栄です。
新しい出会いを求める企業へのメッセージ
――どのような企業にレディクルをおすすめしたいですか?
工藤様: 「既存パートナーとの関係にマンネリを感じている」あるいは「自社で探せる範囲に限界を感じている」企業様には特におすすめです。予算や細かな要件を伝えれば、自分たちでは見つけ出せない「意外な解決策」を持つ企業を提案してもらえます。
「こんな難しい条件に合う会社なんてないだろう」と諦める前に、まずは一度相談してみる価値があると思います。
変革期を支えるパートナーとして
工藤様: キャラクターを活用した制度改正シリーズは、今後も弊社の「顔」として定着させていく予定です。
営業担当やパートナー企業様への認知度も高まっておりますので、「制度改正といえばこのキャラクター」という形で定着させていきたいと考えています。
また、今後は紙媒体中心のプロモーションから、展示会、広告、SNS活用といったデジタル領域も含めた総合的なコンテンツプロモーションへと舵を切る変革期にあります。このプロセスにおいて、自社だけでは見えない視点を補ってくれるパートナーとして、今後もレディクルとの連携には非常に期待しています。
中山: ありがとうございます。今後も工藤様の良き相談相手として、変化し続ける課題に寄り添った最適なマッチングを提案させていただきます。






