そんな時、同僚が「企業探しならココ」と教えてくれたのがレディクル
ー今回は、新規開業されるホテルのSNS運用という案件でレディクルをご利用いただいたのですね。
太田様:はい、2024年4月11日に沖縄県瀬長島で「STORYLINE瀬長島」というコンドミニアムホテルを開業します。そのPR情報をSNSのユーザー層に向けて発信するために、運用をお任せできる企業様をご紹介いただきました。
ーホテルをPRするためのSNS運用は、今までも外部に発注されていたのでしょうか。
太田様:通常はホテルごとの販売促進部門の担当者が運用していることが多いです。しかし、「STORYLINE瀬長島」は部署ごとの縦割りを無くし、従業員全員が部門横断で様々な業務を兼任するマルチジョブ制。各スタッフがホテル内のあらゆる業務を担当し、ゲストと積極的にコミュニケーションを図る方針です。そのため、SNS運用専門の担当者を置かず、発注先を探すことになりました。
ーでは、レディクルをご利用されることになった経緯を教えてください。
太田様:これまでは長くお付き合いのある発注先を社内の人脈から紹介してもらうことがほとんどでした。しかし今回に関しては、あまり得意としていないSNSの分野について、社内で発注先を相談しても「わからない」という反応が多かったです。これは苦戦しそうだと覚悟していた時に、岩城の同僚がレディクルのことを教えてくれたのです。
岩城様:以前、会員制リゾート「東急バケーションズ」のSNS運用を発注する際にレディクルを利用したようです。要望にあう企業を探してくれると聞き、自分たちで調べるよりは専門家に頼む方が早いだろうと、ご連絡させていただきました。
最後は、イメージをより具体的な企画に落とし込んでくれたO社様を選定
ーレディクルに依頼される際、コンシェルジュとはどのようなやりとりをされましたか。
太田様:最初に希望条件を出して「これで手を挙げてくれる企業様はありますか」と相談させていただきました。
岩城様:コンシェルジュの倉持様は歳が近いこともあって話しやすく、こちらの要望にも親身に対応してくださいました。該当する企業が見つかるとその都度お電話でご連絡してくださるので、「もっとこの条件を重視して探してほしい」などの要望をお伝えしやすかったです。そういった要望にもすぐに応じてくださり、追加で企業を探していただきました。
ーコンシェルジュからはどんな企業を紹介されましたか。
岩城様:運用のご提案をくださるところや企画メインの企業などですね。それぞれに特長のある企業様だったので、各社のプレゼンを通して自分たちが何をやりたいのか、どう進めたいのかなどを改めて考えることができました。
ー最終的な発注先となったO社様を選ばれたポイントはどこですか。
岩城様:企画内容が決め手に繋がりました。当初から私たちにはSNSで”ホテル開業の裏側“を見せていきたいという希望があったのですが、O社様からも同じアイデアをいただきました。やりたい企画を具体化してご提案してくださったので、私たちだけでなく上長にもイメージしやすかったというのが大きいですね。
太田様:当初は苦戦を覚悟していましたが、要望に沿った発注先候補を様々な角度でご紹介いただき、結果的に1か月で発注先を選定することができました。
ーコンシェルジュとしては、O社様をどんな企業としてご紹介されたのですか。
倉持:他の会社様と比較すると広告代理店の要素が強く、企画などのディレクションを得意とする企業様です。初めてのSNS運用でお二人がご不安を感じていらっしゃるとのことでしたので、運用代行と企画立案の両方でお役に立てるところをと思い、ご紹介いたしました。
太田様:そんなことまで考えてくださっているのですね。
ー発注先の決定は今年2月とのことですが、そこからはどのような動きがあったのでしょうか。
太田様:6月30日のSNS開設に向けて定期的に会議を行い、投稿頻度やタイミング、企画内容といった戦略的な部分を決めていきました。と言っても、SNSにおいて我々は完全に素人ですので、こちらの要望をざっくりとお伝えし、それを企画に落とし込んでご提案していただく流れです。
岩城様:現地での動画撮影や編集業務もお願いしています。実は今、並行して私たちの方でも動画を投稿しようという動きがあるのですが、いざ内製で編集作業などを行うと本当に大変で。おまかせできることのありがたさを実感しています。
開業までにフォロワー1万人が目標
ー現在、InstagramとTikTokを運用されていますが、それぞれどのような情報を発信しているのでしょうか。
岩城様:Instagramは沖縄と瀬長島の魅力発信がメインで、現地周辺の飲食店や観光スポットなどを紹介しています。TikTokでは、先ほどお伝えした“ホテル開業の裏側”をこれからお見せしていくところ。オープンまでの様子や、従業員がどんな準備をしているかなど、今しかお見せできない情報をリアルタイムで発信する予定です。
ーフォロワー数はいかがですか?
岩城様:Instagramでは、開設した6月30日から9月1日(取材時)の2カ月間で700人を超えています。
※10月11日時点で1,036人
太田様:当社新規ホテルの場合、開業直前にSNSを開設し、宿泊券プレゼントなどのキャンペーンを打って5.000~6,000人のフォロワーの獲得を目指すというのが最近のやり方です。今回はコツコツと基盤を作っている段階なので単純な比較はできませんが、まだ建物が竣工しておらず、キャンペーンも打たない状態で700人以上の方が期待を寄せてくださっているというのは嬉しいことです。
ー改めて、SNS運用をO社様に依頼してよかったと思われる点を教えてください。
岩城様:O社様は現地に伝手があるので、沖縄周辺で有名な飲食店や観光地だけでなく、現地の方だけが知る穴場スポットも取材していただけるのが心強いですね。
太田様:瀬長島は「ウミカジテラス」という巨大な商業施設で知られる“観光地”。ゆえに現地の方はあまり行かないとされているのですが、SNSのフォロワー分析では意外にも沖縄県民の方が多いんです。やはり現地の方に興味を持っていただけるのは心強いですし、そのきっかけをSNSで発信できているという点で、今回の試みは大きな意味があると思います。
倉持:いい繋がりができたようで、お話を伺って嬉しく思います。もし別の企業様に決まっていたら現地の伝手はなかったでしょうから、今のような運用は難しかったかもしれません。
岩城様:O社様とは電話でのやりとりが多いのですが、ご提案をいただいたり、こちらの要望を反映していただいたりと、よい関係性を築けていると思います。
ーフォロワー数の目標などはありますか。
太田様:開業までに、Instagramの方は1万フォロワーを達成したいですね。TikTokはこれからどんどん力を入れて、より多くのフォロワーを獲得できるように頑張っていきます。
発注先を探せるのは、人を介するレディクルだから
いつも同じ発注先に頼ってしまう企業の方にも安心してお勧めできる
ー「レディクル」を利用するメリットはどんな点にあると思われますか。
岩城様:人を介して企業を探せるという点ではないでしょうか。私は10月から現地に入り、開業後はホテルスタッフとして勤務しながらSNSを運用します。そのためにもお付き合いする企業は足並みを揃えていきたいという思いがあったので、コンシェルジュと対話しながら条件や要望を伝えられるレディクルの仕組みはありがたいと思いました。ウェブ検索で探すのも簡単でよいと思いますが、検索フォームでは細かい要望やニュアンスなどで絞り込むことはできませんから。
ーどんな企業に「レディクル」をお勧めしたいですか。
太田様:当社のように発注先については「いつもの会社にお願いしよう」となってしまう企業が世の中にたくさんあると思います。でも、時代が変化するにつれて、従来の発注先では新たな要望に応えられないコンテンツがどうしても出てきてしまう。そんな時、レディクルならこちらの事情や先方との相性まで加味して新たな選択肢となる発注先を選んでくださるので、きっと頼りになると思います。
ー最後に、今後の展望などがございましたらお願いいたします。
太田様:2024年4月11日の開業に向け、「STORYLINE瀬長島」はここから現地で準備を進める段階に入ります。そこで重要なのは、お客様が望むものとこちらが提供する価値に”すれ違い“がないかどうかの確認です。SNSにおいても、来てくださったお客様に「イメージと違う」と思われないようなコンテンツを配信したいので、そんな演出や企画のアイデアをこれからO社様と詰めていく予定です。
岩城様:期待を膨らませてお越しくださる方々に、思い出に残る接客やサービスで応えられるよう、現地でしっかりと準備をしながら、SNSでの情報発信も着実に進めていきます。今後の展開にぜひご注目ください。