バンパー広告
バンパー広告は、動画の再生前後や途中に流れる6秒以内の短い動画広告です。インプレッション課金制で、広告が1,000回表示されるごとに料金が発生します。広告料は、取り扱う広告ジャンルによって異なりますが、料金の相場は1,000回の表示ごとに400〜600円程度です。バンパー広告はスキップできず必ず視聴されるため、商品やブランドの認知度アップに繋がります。
2024.07.29
Google日本法人は、国内での18歳以上のYouTube月間視聴者数が、2023年5月時点で7120万人を超えると発表しました。この巨大なプラットフォームを利用して、企業はブランディングや商品の認知拡大を目指すことができます。
本記事では、YouTube広告の費用や相場、費用対効果を高める方法をご紹介します。広告出稿を検討している方はぜひご覧ください。
この記事のポイント
①YouTube広告の仕組みや費用相場
②YouTube広告の費用対効果を高める方法
③YouTube広告運用の依頼におすすめな会社
目次
YouTube広告運用の依頼におすすめの会社
会社名 |
株式会社KNOCK |
株式会社WADAI |
株式会社Kuriate Associates |
株式会社ZAK |
株式会社トラストメディア |
株式会社ばんぺいゆ |
対応領域 |
Webマーケティング/PR |
映像/セールスプロモーション |
映像/セールスプロモーション |
Webマーケティング/PR |
映像 |
映像 |
おすすめポイント |
YouTubeに特化したプロモーション |
東大卒・元TBSの最年少プロデューサーの代表 |
テレビのゴールデン番組制作をしているスタッフが多く在籍 |
企画〜分析までを一気通貫でサポート |
クライアントのニーズに合った提案 |
フリーで活躍していた精鋭たちが集結して2011年に結成されたクリエイティブ集団 |
このような方におすすめ |
「食」に関するジャンルで運営する方 |
優秀な代表の会社に運用を依頼したい方 |
テレビの映像クオリティを活かしたい方 |
企画〜分析までサポートしてほしい方 |
ニーズに合った提案をしてほしい方 |
バラエティ動画を依頼したい方 |
YouTube広告の課金は、動画の再生時間や再生回数に対して行われます。リスティング広告とは違い、規定の再生時間や再生回数に達すれば課金される仕組みになっています。なおYouTube広告では予算設定が可能で、YouTube公式によると大半の企業が、1日1,000円ほどの予算設定にしているとされています。YouTubeは、国内だけで月間7,120万人も利用する広告効果の高い媒体なので、ブランディングや集客のために広告を出稿する企業が多いです。
YouTube広告は主に6種類に分けられ、種類によって特性や費用が異なります。それぞれ向き不向きがあるので、自社で打ち出したい広告の内容と予算に合わせた広告を活用してみてください。
広告の種類 |
費用相場 |
課金方法 |
バンパー広告 |
1,000回の表示ごとに400〜600円 |
表示回数によって課金(1,000回〜) |
スキップ可能なインストリーム広告 |
入札単価2~25円 |
30秒以上の視聴 動画広告のクリック |
スキップ不可能なインストリーム広告 |
1,000回の表示ごとに500〜800円 |
表示回数によって課金(1,000回〜) |
インフィード動画広告 |
入札単価3~20円 |
動画広告のクリック |
マストヘッド広告 |
1日で数百万円の場合もあり |
表示回数によって課金(1,000回〜) |
アウトストリーム広告 |
1,000回の表示ごとに400〜600円 |
表示回数によって課金(1,000回〜) |
※2024年7月時点
次に、YouTube広告の6つの種類をご紹介していきます。それぞれ特徴が違うので、自社に適した広告を使うようにしてください。
バンパー広告は、動画の再生前後や途中に流れる6秒以内の短い動画広告です。インプレッション課金制で、広告が1,000回表示されるごとに料金が発生します。広告料は、取り扱う広告ジャンルによって異なりますが、料金の相場は1,000回の表示ごとに400〜600円程度です。バンパー広告はスキップできず必ず視聴されるため、商品やブランドの認知度アップに繋がります。
スキップ可能なインストリーム広告は、動画の始まりと途中に表示される動画広告です。バンパー広告との違いは、再生開始5秒で視聴者がスキップできることです。動画を30秒以上再生されたり、再生中にクリックされた際に料金が発生します。料金の相場は、2~25円ほどです。
スキップ可能なインストリーム広告のメリットは、最低でも5秒間は視聴してもらえることと、5秒以内であれば課金されないことです。5秒以内に視聴者にインパクトを与える動画広告を作れば、費用をかけずに広く宣伝することができます。
スキップ不可能なインストリーム広告は、動画の始まりと途中で流れる15秒以下の動画です。再生中にスキップができず、広告の表示回数に応じて料金が発生します。料金の相場は、1,000回の表示で500〜800円となります。
スキップ不可能なインストリーム広告は、スキップができないので広告を最後まで見てもらえます。全ての視聴者に広告を届けられるため、商品のご紹介やブランドの認知に効果的です。
インフィード動画広告は、YouTubeの検索結果や関連動画リストに表示される動画広告です。広告はサムネイルとテキストで表示され、クリックすると動画が再生されて料金が発生する仕組みです。広告の相場はターゲット層やクリック率によって変動しますが、一般的に1クリックあたり3~20円ほどです。目につきやすい場所に配置されるため、ブランドの認知拡大に繋がります。
マストヘッド広告は、YouTubeホーム画面の最上部に大きく表示される動画広告です。YouTubeの広告で最も目立つ広告のため出稿の費用も高額で、1日で数百万円の費用が必要な場合もあります。最大で30秒の自動再生され、訴求効果も高いため、商品を大々的に宣伝する場合や、短期間で大規模なターゲットにリーチしたい場合におすすめです。
アウトストリーム広告は、YouTube以外のGoogleパートナーのWebサイトやアプリで表示される動画広告です。バンパー広告と同様のインプレッション課金制で、1,000回表示されるごとに料金が発生します。しかし、アウトストリーム広告はバンパー広告と異なり、画面を占める割合が50%以上かつ動画再生時間が2秒を超えると課金される仕組みです。おおよその相場は、1,000回の表示ごとに400〜600円程度です。YouTube以外のSNS利用者にもリーチを拡大でき、ブランドの認知拡大に効果的といえるでしょう。
次に、YouTubeの広告を出稿する方法を下記に記載します。なおGoogle広告のアカウントを取得していなければ広告は出せないため、アカウントの取得がまだの方はあらかじめ取っておく必要があります。
まずはYouTube広告として使用する動画を準備し、あらかじめYouTubeにアップロードしておきます。先に動画をアップロードしておかないと、後に複数のページを行き来することになるため、最初に済ませておくのがおすすめです。なお動画の広告設定は、「一般公開」または「限定公開」にしましょう。「非公開」にすると広告動画として使えなくなります。
続いて、Google広告でYouTube動画広告を作成しましょう。Google広告アカウントのホームにある「新しいキャンペーンを作成」で目的を選択後、「動画」を選択します。なお目的は選択しなくて大丈夫なので、当てはまるものがない場合は、「目的を設定せずにキャンペーンを作成する」にチェックを入れます。広告の種類をチェック後、「続行」をクリックし次に進みます。
続いて、広告配信の詳細設定をします。設定する内容は下記の通りです。
・入札戦略
・予算
・広告配信期間
広告配信の期間は、1週間ほど先に設定するのがおすすめです。Googleの審査には時間がかかるため、すぐに配信することはできません。またこの段階で、広告の出稿場所やターゲット地域・言語などの詳細も設定していきます。
続いて、広告グループを作成していきます。PRしたいターゲットに合わせて下記の項目を設定していきます。
・年齢
・性別
・子供の有無
・世帯収入
上記の項目を明確に設定することで、よりターゲット層に刺さる広告を配信できます。費用対効果を高めるための重要な作業なので、しっかり確認しながら進めましょう。
最後に動画広告を作成していきます。動画広告作成の際には、最初にアップロードした動画を選択しましょう。URLを入力することで、動画を確認できます。動画広告作成の際の設定項目は下記のとおりです。
・どのサイトにリンクを貼るか
・コンパニオンバナー設定
・広告名
各項目の設定後に「最後のキャンペーンへ進む」をクリックすれば全ての作業は完了です。
Googleの自動審査に通過したら、広告配信がスタートします。
予算を割いてYouTube広告を実施する上で、費用対効果を最大限に高めたいものです。ここでは、YouTube広告の費用対効果を高めるコツをご紹介していきます。
まずYouTube広告を出す前に、ターゲットや目的を明確にしましょう。自社の商品やサービスをPRしたいターゲットを決めていなければ、誰にも刺さらない広告になってしまいます。
なおYouTube広告はGoogle広告で管理するため、年齢や性別、居住地などGoogleが蓄積するユーザーのデータを活用できます。細かなターゲティング設定もできるため、事前に決めたターゲットへのリサーチを行うことで費用対効果を最大化させましょう。費用対効果を高めてください。
YouTube広告では、自社の目的に合った広告を使用してください。同じYouTubeのプラットフォーム内でも広告によって表示場所や再生時間は異なります。そのため目的によって活用する広告を選ぶ必要があります。
例えば、ブランド認知などにはバンパー広告やインストリーム広告が適していますが、短期間でインパクトを与えたい場合は、マストヘッド広告が最適となります。目的に合った広告を使用することで、費用対効果を高められます。
YouTube広告の費用対効果を高めるためには、YouTube広告における実績が豊富な広告運用会社に依頼することも有効な方法です。広告運用のプロに任せることで、より戦略的にブランディングを構築し、リーチを拡大できます。これにより、自社で運用するよりも高い費用対効果が期待できます。
また、YouTube広告運用代行を利用することで、社内リソースを節約し、本業に専念することができます。広告の運用は多岐にわたる業務を含み、相当な時間と労力が必要です。費用対効果を最大化したい方は、YouTube広告運用代行会社への依頼を検討してみてください。
ここからは、YouTube広告運用の依頼におすすめの会社をご紹介します。
株式会社KNOCKは、YouTubeに特化したプロモーションに強い会社です。YouTube広告の支援はもちろん、YouTubeチャンネルの運営構築や運用の支援も可能です。また、YouTuberのタレントが在籍しており、それぞれのタレントのYouTubeチャンネルやSNSを活用したPRの提案を行えることも特徴となっています。
会社名 |
株式会社KNOCK |
設立年度 |
2014年 |
対応領域 |
Webマーケティング/PR |
おすすめポイント |
・YouTubeに特化したプロモーションに強い ・所属YouTuberによるPRも可能 |
株式会社ZAKは、SNSに特化したコンサルティングファームです。特にYouTubeのマーケティング事業を強みとしており、企画・撮影・編集・運営・分析までを一気通貫でサポートします。またYouTubeの映像制作以外にも、テレビ番組制作、企業プロモーション映像など、さまざまな映像制作を完全オーダーメイドで行っています。
会社名 |
株式会社ZAK |
設立年度 |
2020年 |
対応領域 |
Webマーケティング/PR |
おすすめポイント |
YouTubeマーケティング事業が強みで、企画〜分析までを一気通貫でサポート |
株式会社トラストメディアは、YouTubeやTVCM等の映像を中心に手がける制作会社です。企画・編集・撮影・編集・予算など、映像制作における各種要素を整理し、クライアントのニーズに合った提案をしてくださいます。その他、Web媒体においても構成・クリエイティブ制作からSEOやLP・リスティング広告まで、広告媒体を使った効果的なプロモーションの提案が可能です。
会社名 |
株式会社トラストメディア |
設立年度 |
2011年 |
対応領域 |
映像 |
おすすめポイント |
企画・編集・撮影・編集・予算など、映像制作における各種要素を整理し、クライアントのニーズに合った提案 |
株式会社ばんぺいゆは、フリーで活躍していた精鋭たちが集結して設立された会社です。「世界最大級の面白いことがしたい」という仲間が集まっており、世の中にお笑いと情熱で伝説を残すクリエイティブ集団を目指しています。メインの業務はバラエティ番組の制作ですが、企業映像、YouTubeの映像制作をはじめ、YouTubeコンサルやえがチャンネルでの商品タイアップなどにも対応しています。
会社名 |
株式会社ばんぺいゆ |
設立年度 |
2011年 |
対応領域 |
映像 |
おすすめポイント |
フリーで活躍していた精鋭たちが集結して2011年に結成されたクリエイティブ集団 |
本記事では、YouTube広告の費用や相場・費用対効果を高める方法をご紹介しました。YouTube広告運用の依頼におすすめの会社もご紹介しましたが、なかなか会社を探す時間が取れない方や、どの制作会社に頼めば良いかわからない方は、ぜひ「レディクル」にご相談ください。レディクルでは専属のコンシェルジュが丁寧にヒアリングし、貴社の予算や目的に合わせて最適なYouTube広告運用代行の会社を選定・ご紹介します。
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