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BPOのメリットや導入事例・業務内容を解説|おすすめのサービス会社もご紹介

BPOのメリットや導入事例・業務内容を解説|おすすめのサービス会社もご紹介

2024.08.30

「BPOって本当にメリットがあるの?」「どのような業務内容を任せられるのだろう?」「 自社の会社に合うサービス会社はある?」
そう思って悩んでおられる方も多いと思います。

そこで本記事では、BPOのメリットや具体的な導入事例・委託可能な業務内容、さらに、おすすめのBPOサービス会社も厳選してご紹介します。

この記事のポイント
1.BPOのメリットと特徴
2.BPOの導入事例・業務内容
3.BPO導入におすすめのサービス会社5選

目次

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは

BPOサービスの対象となる業務

自社に合ったBPOサービスを見つけ、上手く活用しよう

BPOに強いおすすめの会社

会社名

株式会社HIT

株式会社クラスフォックス

ウィンクルム株式会社

株式会社IT経営ワークス

株式会社NID・MI

対応領域

人材派遣/人材紹介/採用BPO/研修

IT導入サポート/システム開発/DX開発

人材サービス/BPO事業

ITツール選定・導入/Webマーケティング/DX推進

データ入力/各種BPO業務/システム開発

おすすめポイント

プロマインド育成に注力、多様な採用・研修メニュー

幅広い開発実績、一貫したIT支援

高い顧客満足度、業務の一括受託

コンサルティングから実装まで一貫支援、豊富なIT顧問実績

高度なセキュリティ環境、幅広い業界での実績

このような方におすすめ

人材の採用から育成まで一貫したサポートを求める方

IT導入やシステム開発、DX推進を検討している方

人材関連の業務委託を検討している方

IT戦略の立案から実行まで包括的なサポートを求める方

機密性の高い情報を扱う方や、業務のデジタル化を進めたい方

 

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、企業が自社の業務の一部またはすべてを外部の専門企業に委託することです。ここでは、BPOに関する基本概要を解説します。

BPOとアウトソーシングの違いや特徴

BPOとアウトソーシングは、どちらも外部企業のリソースを活用する点では似ていますが、業務範囲や目的が異なります。それでは、「BPO」および「アウトソーシング」のそれぞれの特徴から見ていきましょう。

BPO

BPOは、業務プロセス全体を外部へ委託することが可能です。特に、企業同士の長期的な契約が基本となり、単なる業務代行だけでなく、業務プロセスの設計や改善までオールインワンでサービスを提供しています。

 

また、BPOサービス会社は請け負った業務領域に特化した専門知識を活用して、発注先の業務最適化も支援できます。主に、人事や財務・カスタマーサービス・営業など、ルーティンワーク以外に人の判断が必要とされる専門的な業務も委託が可能です。

 

アウトソーシング

アウトソーシングは、単純業務だけを切り出して委託する方法です。特に多くの場合は、スポットでの短期的な契約となり、業務量の変動に応じて柔軟に依頼できる場合が多いのが特徴です。主に、事務・倉庫・IT系などが対象です。

 

なぜBPOが注目されているのか

BPOが注目されている主な理由は、深刻化する労働人口の減少と人材不足の問題です。とりわけ多くの企業が人材の採用に苦戦しており、採用活動の長期化が課題になっている状況下で、BPOは自社の採用・育成コストを抑えながら、専門性の高い外部のリソースを活用し、迅速に課題解決を図る方法として注目されています。特に、豊富な業務知識を持つBPOサービス会社に業務を委託することで、人材不足の問題を解消しながら、効率的に業務を遂行することが可能です。

企業がBPOを導入するメリット

BPOの導入にはさまざまなメリットがありますが、ここでは特に重要な2つのポイントを解説します。

人件費などコストの削減

自社での雇用に伴い発生する固定費を、必要に応じて利用出来る変動費に転換できるため、人件費などのコストを大幅に削減できます。さらに、オフィススペースやITインフラ・専門ソフトウェアなどの導入・維持コストの削減も可能です。

 

専門知識があるため業務がスムーズになる

BPOサービス会社は特定業務に特化した専門知識があるため、業務がスムーズに行える点がメリットとして挙げられます。例えば、法改正対応や複雑な会計処理・高度なIT業務など専門性の高い業務では、ミスやトラブルのリスクの軽減が見込めます。

また、BPOサービス会社の豊富な知見を活かし、自社の業務プロセス改善や効率化を進めることで、自社の人材を新規事業など新しい業務に集中させることが可能です。

 

BPOサービスの対象となる業務

BPOは多くの業務領域で活用されていますが、ここでは特に一般的な3つの業務について詳しく解説します。

営業・コールセンター

営業やコールセンターの分野でBPOは広く活用されています。例えば、インバウンドやアウトバウンドのコールセンター業務・顧客満足度調査・クレーム対応などが挙げられます。特に、BPOサービス会社は、CRMのシステムや通話録音・分析技術を活用し、業務効率化の実現が可能です。また、多言語対応や24時間体制の運用など、自社では実現が難しいサービスも依頼でき、企業は顧客満足度の向上とコスト削減を同時に達成できます。

IT

IT分野では、システム開発やメンテナンス・ヘルプデスク・データ入力など幅広い業務を対象としています。特に、専門性の高いネットワーク管理やセキュリティ対策などは、BPOサービス会社の専門知識と最新技術を活用することで、高品質なサービスを受けられます。

 

また、クラウドサービスの導入支援やAI・IoTなどの先端技術の活用支援も、IT分野のBPOの得意な領域です。これにより、企業は自社のITリソースを他の専門領域に集中させることもできます。

 

バックオフィス

人事・経理・総務などのバックオフィス業務も、BPOの主な対象領域です。給与計算や勤怠管理・経費精算・会計処理・契約書管理など、定型的で時間のかかる業務をBPOサービス会社に委託することで、業務の大幅な効率化が期待できます。特に、法改正や会計基準の変更など、専門知識が必要な分野では、BPOサービス会社のノウハウが必要です。

これらの業務をBPO化することで、企業は限られたリソースを主要な業務に集中させることができ、費用対効果の改善が目指せます。

 

BPOを活用した事例を業種・業務内容に分けて解説

ここでは、それぞれ異なる業種でBPOを活用した具体的な事例を業種・業務内容別に表にまとめてご紹介します。

 

業種

BPOを活用した業務内容

事例1. (物流会社)

コールセンター業務

事例2. (損害保険会社)

資料発送業務

事例3. (自動車部品メーカー)

研修サポートデスクの運営

事例4. (人材サービス会社)

テレアポによる新規顧客開拓

事例5. (地方自治体)

PCR検査に関する事務局業務

 

事例1.物流会社

ある物流会社の事例では、コールセンター業務の問い合わせ対応をBPO化しました。今まではコールセンターの対応が属人化しており、稼働状況も把握出来ていない点が課題でしたが、BPOの導入により業務のシステム化に成功しました。また、委託会社からの定期レポートで稼働状況の可視化にもつながり、業務効率の向上と費用削減を達成できました。

事例2.損害保険会社

ある損害保険会社の事例では、お客様からの資料請求に対する発送業務をBPO化しました。今までは、数日遅れての発送になっていたため、競合会社との競争力低下を招いていましたが、BPO導入により迅速な発送が可能になりました。その結果、資料請求からの契約率も向上し、お客様の状況に応じた的確な提案も出来るようになったことで顧客満足度の向上につながりました。

事例3.自動車部品メーカー

自動車部品メーカーの事例では、研修サポートデスクの運営をBPO化しました。受講者からの問い合わせ対応・システム運用・資料作成・備品管理のほか、研修運営や研修所管理など一連の業務を委託。BPO導入後は、受講生の満足度も向上しただけではなく、業務工数削減も実現することができました。年間約5,000名規模の研修運営を安定化することができたため、人材育成と業務効率化の両立に成功しました。

 

事例4.人材サービス会社

人材サービス会社の事例では、新規サービス立ち上げに伴うテレアポによる新規顧客開拓をBPO化しました。当初は社内の営業マン3名で実施していましたが、需要が高い商材だったため、営業マンは商談に注力させたいという課題がありました。テレアポのBPO導入後は、営業マン1人あたりの商談件数が増加し、1ヶ月の売上が1.2倍に成長するまでになりました。BPO活用により、営業活動への集中と売上高向上を同時に実現できました。

事例5.地方自治体

地方自治体の事例では、PCR検査に関する事務局業務をBPO化しました。高齢者を対象としたコールセンターでの予約受付、データ入力、検体容器発送、検査結果報告など多岐にわたる一連の業務を委託しました。経験者を配置したコールセンターは応答率90%以上を維持し、各種管理ツールの導入で情報の一元管理も行いました。BPO活用により、緊急時の迅速な対応と行政のサービス改善を同時に実現できました。

 

BPOサービス会社おすすめ5選

ここからは、BPOサービス会社の中でもおすすめの企業を5社厳選してご紹介します。

株式会社HIT

株式会社HITは、プロマインド育成を重視した人材ビジネスを展開する企業です。同社のBPO事業は採用分野に強みを持ち、採用BPOサービスではコア人材や新卒・若手社員など、幅広い人材の採用に対応し発注先のニーズに合わせたサービスを提供しています。

 

また、人材派遣や人材紹介業・セールスプロモーション事業など、人材に関する総合的なサービスを展開しているため、採用から育成・人材の配置まで一貫したサポートが可能です。さらに、伸び悩んでいる人材のボトムアップや、更なる成長を目指す人材育成など、人材育成に対する豊富な研修メニューも提供しています。

 

会社名

株式会社HIT

設立年度

2019年

対応領域

採用BPO/管理BPO/人材派遣/人材研修

おすすめポイント

・採用分野に強みを持ち、幅広い人材採用に対応

・採用から育成・人材の配置まで一貫したサポートが可能

・人材育成の課題に対する豊富な研修メニュー

 

株式会社クラスフォックス

株式会社クラスフォックスは、IT導入サポートとシステム開発のBPO事業に強みを持つ企業です。この企業の強みは、IT導入からディレクション・Webシステム開発・DX開発まで一貫して対応できる点です。そのため、発注先は複数の会社を介することなく、IT関連の業務プロセス全体を効率的に外部委託することが可能です。

 

具体的な開発実績は、注文管理システム・決済システム(Stripe連携)・コミュニケーションツール連携(LINE連携)・各種マッチングサイトや検索サイト(管理画面含む)・生産管理システム・物流関連システム(需要予測・シフト管理)・IoT関連システム(ゲート認証・決済)などが挙げられます。中小企業向けの受託開発から上場企業・大企業向けのプロジェクトまで、豊富な経験を活かして、発注先の規模や業種に応じて、適切なソリューションの提案が可能です。

 

会社名

株式会社クラスフォックス

設立年度

2013年

対応領域

ITコンサル/DX・AIコンサル/業務システム/生産管理システム

おすすめポイント

・IT導入からシステム開発まで一貫して対応可能

・管理システム開発など豊富な開発実績

・中小企業から上場企業まで適切なソリューションの提案

 

ウィンクルム株式会社

ウィンクルム株式会社は、人材サービスとBPO事業を行なっている企業です。同社のBPO事業は、長年培ってきた人材派遣や人材紹介の豊富なノウハウを活かし、単なる業務委託ではなく、発注先とのパートナーシップを重視した高品質な業務のBPOサービスを提供しています。

そのため、発注先からのクレーム数は非常に少なく、顧客満足度を高い水準で維持しています。

 

また、人材派遣や人材紹介などの人材サービスも展開しているため、BPO事業と人材サービスを組み合わせた総合的なソリューションの提供も可能です。これにより、発注先の多様な業務ニーズに柔軟に対応することができます。

 

会社名

ウィンクルム株式会社

設立年度

2007年

対応領域

コールセンター代行 BPO/人材研修/営業代行

おすすめポイント

・発注先とのパートナーシップを重視した高品質な業務BPO

・質の高いサービス提供による顧客満足度の高さ

・BPOと人材派遣を組み合わせた総合的なソリューションの提供

 

株式会社IT経営ワークス

株式会社IT経営ワークスは、ITツールの選定から導入・サポート・そしてWebマーケティング支援まで、幅広いIT関連サービスを提供する企業です。同社のBPO事業は、グループ会社と連携して、システム開発とDX推進に特化したサービスを展開しています。

 

IT経営ワークスのBPOサービスの強みは、コンサルティングからサービスの実装までを一貫して提供している点です。発注企業のDX推進に関する悩みに対して、コンサルティングの形で課題を深く理解し、その後、具体的な実装段階まで支援することで、発注先のニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。さらに、同社は10年以上のIT顧問の実績があり、信頼性の高さを表しています。

 

会社名

株式会社IT経営ワークス

設立年度

2010年

対応領域

IT BPO/DXコンサル/ITコンサル/Webマーケティング

おすすめポイント

・ITツール選定から導入・サポート・Webマーケティングまで、幅広いIT関連サービスを提供

・グループ会社と連携したBPO事業・ITコンサルティングを提供

・10年以上のIT顧問実績による高い信頼性

 

株式会社NID・MI

株式会社NID・MIは、50年以上の歴史を持つ独立系情報サービス企業で、特にBPOサービスで幅広い実績を誇ります。同社のBPOサービスは、生命保険・損害保険・金融・公共・医療など、多様な業界での実績があります。また、高度なセキュリティ環境と、豊富な経験を持つ専門スタッフによる柔軟な対応力が強みの会社です。特に、機密性の高い情報を扱う金融機関や公共機関・医療機関にとっては、信頼性の高いパートナーとして選ばれる理由になっています。

 

コロナ禍を機にテレワークが増加した中で業務のデジタル化に力を入れており、押印や書類確認・紙の書類の電子化など、業務効率化を図りたい企業にとって最適なソリューションを提供しています。長年の実績と専門性、高度なセキュリティ対策、そして幅広い業務への対応力は、NID・MIの大きな強みです。

 

会社名

株式会社NID・MI

設立年度

1985年

対応領域

モバイルアプリ開発 システム開発 先端技術系 その他

おすすめポイント

・生命保険、損害保険、金融、公共、医療など、多様な業界での実績

・高度なセキュリティ環境と、豊富な経験を持つ専門スタッフによる柔軟な対応力

・ペーパーレス化など業務のデジタル化に強み

 

自社に合ったBPOサービスを見つけ、上手く活用しよう

BPOサービス会社を選ぶ際は、自社の課題を明確にし、自社のニーズに合った企業を見つけることが重要です。また、環境の変化に応じて継続的に業務改善を続けることもBPOの効果最大化に繋がります。BPOサービスを上手く活用しながらビジネスの成長を目指したい方は、本記事を参考にして自社に合った会社を選んでください。

 

しかし、BPOサービスに依頼したいけれど、忙しくて会社を探す時間が取れない方や、どの会社が合っているのかわからないという方もおられると思います。そのような方は、「Ready Crew(レディクル)」がおすすめです。

Ready Crew(レディクル)では、コンシェルジュがニーズをヒアリングした上で、予算や目的に合わせて最適な企業を選定し、ご紹介します。是非、Ready Crew(レディクル)へご相談ください。

 

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