人材紹介とは
人材紹介とは「人材を採用したい企業」と「仕事を探す人」をマッチングするサービスのことを指します。これは、厚生労働省が認める、民間の職業紹介業です。
2024.08.30
転職活動を始める方法として、人材紹介会社の利用が一般的です。しかし、人材紹介会社はどのような仕組みやサービスがあるのか迷う方も多いと思います。そこで本記事では、人材紹介会社のサービスを活用するメリットや選ぶ際のポイントについても解説します。さらに、人材紹介に強いおすすめのエージェント6社も厳選してご紹介します。
この記事のポイント
1.人材紹介サービスの基礎知識
2.人材紹介会社を選ぶ際のポイントや利用するメリット
3.人材紹介に強いエージェント6社厳選
人材紹介に強いおすすめの会社
会社名 |
株式会社 マイナビ |
株式会社Spice seek |
ウィンクルム株式会社 |
ラーナーズ 株式会社 |
株式会社HIT |
対応領域 |
人材紹介サービス/Webメディアコンサルタント事業など |
採用に関するトータルサービス/採用サイト制作 |
人材サービス事業/BPO事業など |
人材紹介/DXコンサルティング事業など |
人材育成・紹介事業/eスポーツ事業など |
おすすめポイント |
大手人材紹介会社としての豊富な実績 |
「採れる」採用サイトの制作と採用に関する課題解決 |
アウトソーシングも対応できる人材サービス |
先端テクノロジーを用いた問題解決 |
プロマインドの人材育成と研修制度 |
このような方におすすめ |
求人数の多い会社に依頼したい方 |
採用サイトにも力を入れたい方 |
効率的で精度の高い求職活動をしたい方 |
データにもとづいた効率的な人材紹介を希望する方 |
プロマインドの人材を採用したい方 |
ここでは、人材紹介の基礎知識を解説します。
人材紹介とは「人材を採用したい企業」と「仕事を探す人」をマッチングするサービスのことを指します。これは、厚生労働省が認める、民間の職業紹介業です。
人材紹介会社の仕組みは、人材紹介会社が企業に人材を紹介し、採用が決まった場合には「紹介料」である報酬を企業から人材紹介会社に支払うパターンが多いです。特に企業側は、人材紹介会社に登録している求職者の中から、自社の求めるターゲット像にあった人材を紹介してもらうことができ、求職者側は自分の希望に合う企業を紹介してもらうことができるため、双方にとって効率よく採用・転職活動を行うことが可能な仕組みになっています。
ここからは、3種類の人材紹介サービスについて解説します。
人材紹介サービスには「一般登録型(一般紹介型)」「サーチ型(エグゼクティブサーチ・ヘッドハンティング)」「再就職支援型(アウトプレースメント型)」の3種類があります。以下では、それぞれの特徴や料金を表にわかりやすくまとめ、ご紹介します。
人材サービスの種類 |
特徴 |
料金 |
一般登録型(一般紹介型) |
・人材紹介会社に登録している転職希望者のデータベースから、企業の求める条件に合う人材を紹介するサービス ・幅広い業種や職種を扱っている「総合型」「エンジニア」「介護」などや、特定の業界や職種に特化している「専門型」の2種類の人材紹介会社に分類される |
求職者:無料 企業:理論年収の25%~35% |
サーチ型(エグゼクティブサーチ・ヘッドハンティング) |
・登録者以外で、人材データベースやSNSで適切な人材を見つけるヘッドハンティングやスカウトと呼ばれる ・高度な専門スキルが必要なポジションの求人や、上級管理職の採用で用いられる |
求職者:無料 企業:理論年収の36%以上 |
再就職支援型(アウトプレースメント型) |
・人員削減を受けた人を再就職に導く支援サービス ・自社で直接的に退職勧奨・再就職支援を行うよりも、外部のプロに任せることで、社員間のトラブルを防止し円満な早期退職を実現することが可能 |
求職者:無料 企業:1人あたり約100万円 |
(※2024年8月時点)
以下では、人材紹介会社を選ぶ際のポイントについて解説します。
特に一般登録(紹介)型の人材紹介会社には、「総合型」と「専門型」があるため、自分の希望する分野や業界に精通している人材紹介会社であるか確認することが大切です。
業界や業種に関する知識や面接・面談のフィードバックなど、サポートの内容が充実しているかどうかも重要です。また、担当者は非公開求人などを持っている可能性があるため、自分の希望の会社や条件の詳細を伝え、熱心に求人を紹介してくれるかどうかも確認することをおすすめします。
規模の大きい人材紹介会社の場合、大手企業の求人数を多く持っている場合があり、豊富な紹介実績があるケースが多いですがその分、登録者数も多く求人の競争率が激しい一面もあります。一方で、比較的登録者数が多くない中小規模や歴史の浅い人材紹介会社でも、専門性の高い求人を持っている可能性があるため、保有する求人数や専門性にも注目することがポイントです。
以下では、人材紹介会社を利用することで、求職者側が得られるメリットを解説します。
人材紹介会社は、企業の求める応募条件をもとにマッチングしやすい求職者を探すため、効率よく自分の希望条件に合う求人情報の収集が可能です。特に専門性の高い分野や業種の求人などは、ピンポイントで条件に合う会社を紹介してもらえるケースがあり、スムーズに効率よく求職活動を進められます。
公募していない非公開求人は、応募が殺到するような人気企業の求人である場合や、重要なプロジェクトの動向を公にしないためである場合が多いです。そのため、人材紹介会社からでしか入手できない非公開求人を得られることもメリットの一つです。
人材紹介会社の担当者は、多くの求職者の求職活動をサポートしてきているため、その人の強みやセールスポイントを客観的に見つけることができます。そのため、自分では気がつくことができなかった強みを新しい視点から理解することが可能です。
人材紹介会社では、求人情報の提供だけでなく、応募書類の書き方や採用面接の受け方などより実践的なノウハウを学ぶことが可能です。初めての求職活動でわからないことが多くても、人材紹介会社のサービスを上手に利用して、希望の会社への就職を目指しましょう。
ここからは、人材紹介会社を利用することで、会社側が得られるメリットについて解説します。
人材紹介会社から、転職市場の状況や求職者が求める条件の動向などの情報を得ることができるため、費用対効果を踏まえた採用計画や戦略が立てやすい点がメリットの一つとして挙げられます。
書類選考や面接など、採用までの選考方法に関して、人材紹介会社からアドバイスを得ることが可能です。通常では他社の選考方法は、情報として収集できる機会は少ないため、エージェントを通して自社の方法を改良する機会になります。
公募すると応募が殺到してしまう人気企業の求人や、他社に動向を知られたくない重要なプロジェクトへの人材募集など、非公開にしておくことのほうがメリットの多い求人にも対応が可能です。
高度な専門スキルが必要なポジションの求人や、上級管理職など一般公募ではなかなか採用が難しい人材でも、サーチ型をメインとした人材紹介会社を利用することで採用できる可能性があります。
以下では、おすすめの人材紹介会社を6社厳選してご紹介します。
株式会社マイナビは、就職・転職・進学情報の提供や人材派遣・人材紹介などを主業務とする日本の大手人材・広告会社です。 特に人材情報を提供するサイトも運営しており、全ての人を対象にしたマイナビニュースや20~30代の働く女性へ向けたマイナビウーマン・未就学児をもつ親世代へ向けたマイナビ子育て・大学生に向けたマイナビ学生の窓口など、幅広い層へ向けたキャリア形成の情報を届けています。中でも豊富な人材紹介実績を持ち、約20年間のメディア運用によって蓄積されたノウハウと深い求職者への理解が特徴です。
会社名 |
株式会社マイナビ |
設立年度 |
1973年8月 |
対応領域 |
人材紹介サービス/Webメディアコンサルタント事業など |
おすすめポイント |
・大手人材紹介サービスとしてのノウハウ ・幅広い層へ向けた専門的な人材情報の提供 |
株式会社Spice seekは、大手求人メーカーのライセンスを保有し、採用サイトやWebサイトの制作をしている会社です。また、Webサイト制作以外にも採用支援事業や人材紹介など、社労士と一緒に就業規則や採用フローの見直しを行っています。特に「採用」においてトータルサポートが可能で、最新の学生動向や最新データを用いた採用課題の解決方法を提供しており、「採れる」採用サイトの制作も可能です。
会社名 |
株式会社Spice seek |
設立年度 |
2018年07月 |
対応領域 |
採用に関するトータルサービス/採用サイト制作 |
おすすめポイント |
・「採れる」採用サイトの制作 ・最新のデータを用いた採用課題の解決 |
ウィンクルム株式会社は、人材紹介やアウトソーシングを始めとする人材サービスの提供を行っている会社です。また、人材エージェント事業で培ったノウハウを用いて、業務そのものを一括で受託するBPO(Business Process Outsourcing)や業務委託事業も行っています。特に高品質を追求しているため、クレーム数は低く、高いクライアント満足度を維持しています。
会社名 |
ウィンクルム株式会社 |
設立年度 |
2007年09月 |
対応領域 |
人材サービス事業/BPO事業など |
おすすめポイント |
・アウトソーシングを含む人材サービス ・豊富なノウハウを用いたBPO事業 |
ラーナーズ株式会社は、先端テクノロジーとビジネスモデルを活用して、問題を解決する会社です。立ち上げから運営までをワンストップで支援しており、経営から事業立ち上げ・デジタルマーケティング・DX領域のコンサルティングなど、幅広く事業を展開しています。中でも人材紹介事業では、先端テクノロジーを駆使し、効率的で最適な人材の確保やアサインを行なうのが主な業務です。
会社名 |
ラーナーズ株式会社 |
設立年度 |
2016年12月 |
対応領域 |
人材紹介/DXコンサルティング事業など |
おすすめポイント |
・先端テクノロジーを用いた問題解決 ・幅広い分野へのワンストップ支援 |
株式会社HITは、プロマインドを持つ人材育成を本気で目指す人材ビジネスを展開しており、
人材派遣や人材紹介・セールスプロモーション事業・採用BPO事業など、幅広い事業を行います。
中でも採用に関してはさまざまな場面で対応可能で、 コア人材や新卒人材・若手人材など採用パターンも多岐に渡ります。また 研修においても、階層別研修やビジネスマナー研修・接客マナー研修・ハラスメント研修など、1人1人に向き合った豊富な研修スタイルを提供することが可能です。
会社名 |
株式会社HIT |
設立年度 |
2019年1月 |
対応領域 |
人材育成・紹介事業/eスポーツ事業など |
おすすめポイント |
・プロマインドを持つ人材の育成 ・豊富な研修制度の提供 |
ビッグトップ株式会社は、ベトナムなどのグローバル人材の紹介をしている会社です。海外の大学や専門学校を卒業した人、卒業見込みの新卒学生、日本語検定N3以上の人材が中心で、日本文化を理解した人材を紹介することが可能です。また、 外国人の採用方法、ビザ取得、新入社員研修について徹底的にサポートし、優秀な外国人材による人手不足の問題を解決します。
会社名 |
ビッグトップ株式会社 |
設立年度 |
1972年 |
対応領域 |
グローバル人材の紹介など |
おすすめポイント |
・日本語理解のある外国人材の紹介 ・ビザの取得など外国人採用に関する包括サポート |
本記事では、人材紹介に関する基礎知識から、人材紹介会社を利用するメリットやおすすめの人材紹介会社を6社まとめてご紹介しました。しかし、その人材紹介会社が自分に合うか判断することが難しい方もおられると思います。そのような時は「Ready Crew(レディクル)」がおすすめです。
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