レンタルオフィスの設計実績があるおすすめの会社|過ごしやすい空間にするポイントをご紹介
2024.08.30
近年在宅勤務のニーズが増え、オフィススペースを確保できる「レンタルオフィス」が注目を集めています。レンタルオフィスに興味がある方の中には、依頼先にお悩みの方もおられると思います。
そこで本記事では、レンタルオフィスの設計実績があるおすすめの会社を厳選して1社ご紹介します。また、レンタルオフィスを設計する際の注意点や概要などのご紹介も行っておりますので、レンタルオフィスの利用を検討中の方は、ぜひ最後までお読みください。
この記事のポイント
1.レンタルオフィス設計に必要なポイント
2.レンタルオフィス設計の際に注意すべきポイント
3.レンタルオフィスの設計ができるおすすめの会社
レンタルオフィスのメリット
レンタルオフィスには、下記のように多くのメリットがあります。
・オフィス開設にかかる初期コストを抑えられる
・事業の規模に合わせて借りる部屋の数を選べる
・法人登記もできる
まず、レンタルオフィスを活用すれば、オフィス開設に必要な初期コストを抑えることが可能です。賃貸オフィスを開設する場合には、一般的に敷金・礼金として6〜12カ月分の月額利用料を支払うことになりますが、レンタルオフィスの場合には1〜3カ月分で済みます。(※2024年8月時点)
また、レンタルオフィスでは、オフィス開設に必要な設備やインフラがひと通り整えられているため、内装工事や設備購入の費用も不要です。さらに、企業の規模に合わせ、必要な部屋数を柔軟に選べる点や、使用しない部屋にかかる電気代や賃料などのランニングコストを抑えられる点も、メリットとして挙げられます。
その他のレンタルオフィスを借りるメリットとしては、法人登記が可能な場合もあり、ビジネスの正式な所在地として利用可能です。特に、創業間もない企業や開業したばかりの個人にとって、顧客から信頼性を獲得するのに役立ちます。
レンタルオフィスの活用事例
レンタルオフィスは、フレックス勤務のある企業や個人事業主を対象としたものなど、さまざまなタイプのオフィスが提供されています。ここでは、レンタルオフィスの活用事例を2つご紹介します。
フレックス勤務のある会社や個人事業主
フレックス勤務を導入している企業や個人事業主が、レンタルオフィスを活用するケースが増えてきているため、レンタルオフィスの多くは、コピー機やインターネット環境などビジネスに必要な設備やサービスを充実させている所が多いです。このように、自宅での作業が難しい場合でもレンタルオフィスでは効率的に仕事ができることから、レンタルオフィスが高く支持されています。
また、共有ラウンジがあるレンタルオフィスでは、ほかの利用者とコミュニケーションを取ることが可能なため、ビジネスの繋がりができることも活用される理由の一つです。さらに、共有スペースとして会議室が提供されているため、取引先との打ち合わせや商談の際にも活用が可能です。特に、フレックス勤務の企業や個人事業主にとって、レンタルオフィスは単なる個人的な仕事スペースとしてだけではなく、多様なスペースとして利用されています。
グループ会社の支店や営業所
レンタルオフィスは、グループ会社の支店や営業所としても活用されています。新しい地域でのビジネス展開を考えている場合、レンタルオフィスを利用することでオフィス開設にかかる初期費用を抑えつつ、迅速に新たな拠点の設立が可能です。
特に、必要に応じてスペースを拡張できるため、ビジネスの成長に応じた柔軟な対応が可能ですし、プロジェクトの進行状況やチームの規模に合わせて、必要なスペースを追加でき、部屋の管理コストを最小限にして営業できます。また、多くのレンタルオフィスは主要都市の中心部に位置しているため、アクセスが良く、営業所として活用する場合において大きなメリットです。このことから、従業員の通勤や移動の際に便利で、スムーズな営業活動の促進に効果があります。
大手レンタルオフィス設計の参考例
ここでは、大手レンタルオフィス設計の参考例を3つご紹介します。
リージャス
リージャスは、120カ国900都市に3,000拠点(※2024年8月時点)を持ち、世界中のオフィスワークを支える大手レンタルオフィス会社です。またリージャスのオフィスは、シンプルなデザインの設備と、赤やオレンジの差し色がポイントに挿入された内装デザインが特徴で、大きな窓を採用し、仕切りを工夫することで、開放的な空間を提供しています。特に、洗練されたオフィス環境を作りたい場合に参考になります。
WeWork
WeWorkは、多くのクリエイティブ業界のビジネスパーソンから支持を受けるレンタルオフィス会社です。一般的なオフィス用のデスクやチェアはなく、ゆったりと腰掛けられるソファやリビングにあるようなテーブルが採用されています。そのため、かっちりとしたオフィスではなく、まるで家のリビングのようにリラックスできる内装デザインが特徴です。
サーブコープ
サーブコープは、高級感あふれるオフィスづくりに強みを持つレンタルオフィス会社で、最高級のオフィス家具を採用するほか、グローバル企業並みの高速インターネットを完備し、見た目も機能性も最高ランクです。特に内装に関しては、全体的に木目調で統一し、各フロアには革張り家具や御影石のフロア・オリジナルアートを採用し、社長室のような洗練された雰囲気を演出しています。そのため、高級感のあるオフィス設計を希望する場合に参考になります。
仕事がしやすい環境づくり
レンタルオフィスを設計する際には、仕事がしやすい環境づくりを優先する必要があります。特に、オフィススペースである以上、仕事が捗らない空間では意味がありません。そのため、仕事環境に適した空間づくりのポイントは、下記の項目が挙げられます。
・明るすぎず暗すぎない適切な照明設計
・快適な温度・湿度を一定に保てる設備設計
・動線を考慮したデスク・設備レイアウト
オフィス環境の照明や温度・湿度に関しては、労働安全衛生法の規定をもとに、必要に応じて設備の追加をおすすめします。また、動線を考慮してデスクやコピー機の配置を決めることで移動がスムーズになり、仕事の効率アップに繋がります。
リラックスできる休憩スペースづくり
仕事の効率を上げるためには、リラックスできる休憩スペースも必要です。休憩スペースを設けることで、仕事のメリハリがつき、作業効率アップが期待できます。休憩スペースの設計例は、下記の通りです。
・リクライニングチェアを設置できるレイアウトにする
・軽食用のスペースを確保する
・読書スペースなどを設ける
コーヒーや軽食を楽しめる簡易的な飲食スペースや仮眠スペースを設計することで、適度に休憩できる快適なリラックススペースになります。また、社員によってリラックスできるスペースは大きく異なるため、休憩スペースを設計する際には、それぞれのニーズを満たすために多目的なスペースを設計することがポイントです。
会議に集中できる空間づくり
仕事が捗るオフィススペースを設計する際には、個人のスペースのほかに、チームでの打ち合わせで活用できる会議スペースも設計することをおすすめします。会議に集中できる空間を設計する際のポイントは、下記のとおりです。
・防音対策を施す
・適度に目隠し加工を施す
・プロジェクターやスクリーン、ホワイトボードなどを設置する前提でレイアウトを決める
防音や目隠し加工を設計に取り入れることで、プライバシー性の高い会議室に仕上げられます。また、会議室を設計する際は、プレゼンテーションの際に使用する設備を設置する前提で設計することで、利便性の向上も可能です。
コンセプトを明確にする
レンタルオフィスを設計する際には、まずレンタルオフィスのコンセプトを明確にすることが重要です。コンセプトとは、わかりやすくまとめると「デザインの方向性」のことです。このように、オフィスの方向性を決めることで、設備や内装デザインを全体的に統一でき、まとまりのあるオフィス空間に仕上がります。下記にいくつかコンセプトの例を挙げますので、参考にしてください。
・クリエイティブ業界のスタートアップ向け:「刺激あふれる空間」をコンセプトに、カラフルで独特なデザインの設備・内装デザインを採用
・中小企業のコンサルティング会社向け:「清潔さ」コンセプトに、最低限の設備と白一色で統一したクリアな内装デザインを採用
コンセプトを明確にする際には、いくつかオフィスデザインの例を参考にすることで、スムーズに決まります。
雰囲気に合ったレイアウトを選ぶ
利用者の雰囲気に合ったレイアウトを選ぶことで、利用者にとってより心地よい空間に仕上げられます。レイアウトを選ぶ際のポイントは、下記のとおりです。
・オープンスペースとプライベートスペースのバランスは適切か
・自然光を取り入れる設計や、風通しを考慮した設計が採用されているか
・動線が考慮されているかどうか
例えば、普段からコミュニケーションが活発なクリエイティブ業界のオフィスであれば、オープンスペースの比重が高いレイアウト設計のほうが適しています。また、自然派を売りにしている企業であれば、窓を遮る設備がなく自然光を積極的に取り入れられるレイアウトがおすすめです。
さらに、効率重視の組織文化が確立されている企業なら、動線が最適化されたレイアウトを選ぶ必要があります。レイアウトを決める際は、「動線を優先するのか」「自然光に関する設計を優先するのか」など、レイアウトの優先事項を決めてから選び始めるとスムーズです。
仕事がしやすいインテリアを選ぶ
レンタルオフィスを設計する際には、仕事がしやすいインテリアを選ぶことも重要です。仕事がしやすいインテリアの例は、下記のとおりです。
・ゲーミングデスクやチェア
・黒や白など単色のインテリア
長時間オフィスワークを行う場合には、ゲーミングデスクやチェアを選ぶことで、座る時間が長くても疲れにくくなります。
また、インテリアを選ぶ際には、色にも注意が必要です。特に、カラフルなインテリアは、仕事をするうえでは不向きなため、一般的な仕事用デスクにあるように、黒や白などの刺激が少ない単色のインテリアをおすすめします。このように、インテリア選びにも注意し、利用者がリラックスしながら仕事に集中できる環境を整える必要があります。
株式会社ジャパンアートプランニングセンター
株式会社ジャパンアートプランニングセンターは、東京都渋谷区に本社を構えるオフィス設計のほか、商業・店舗・ショールーム・展示会・一般住宅など幅広い建築物の設計事業を展開する空間デザインの会社です。これまでの多様な建築設計プロジェクトを通じて培った経験とノウハウを活かし、多角的な視点でオフィス設計を行います。
特に、顧客の想いを形にするために「空間がより多くの魅力を得るためには何が必要なのか」をとことん深掘りし、柔軟な視点を持って空間づくりに取り組んでおり、表面上の美しさだけにとらわれない、機能性・利便性あふれるオフィスに仕上げます。また、企業が持つブランドやコンセプトをデザインへ落とし込むことも得意としており、顧客企業らしさを追求したオフィスデザインも可能です。
レンタルオフィス設計を事業としている日本の会社は、そう多くありません。その点からも、株式会社ジャパンアートプランニングセンターであれば、日本企業の風土や日本人のビジネスパーソンに合うオフィス設計が可能です。そのため、自社のコンセプトを最大限に活かしたオフィスを手に入れたい場合や、日本らしさを感じられるオフィスデザインに設計したい場合におすすめです。
会社名
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株式会社ジャパンアートプランニングセンター
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設立年
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1983年
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対応領域
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空間デザイン/イベント
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おすすめポイント
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・オフィス設計のほかに、店舗や展示会設計などの事業を手掛け、建築設計実績が豊富
・顧客の想いを形にするために、柔軟な視点で空間づくりを実施
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レンタルオフィスを社員や自分のニーズに合わせて設計することで、質の高い仕事環境を手に入れることが可能です。自分自身でオフィスの内装や設備を検討する際には、まずコンセプトを明確にする必要があります。そしてコンセプトをもとにレイアウトやインテリアを決めることで、統一感ある環境に仕上がります。
しかし、レンタルオフィスを設計したいと思っていても、一体どうすれば良いのかわからないと困っておられる方も多いと思います。そのような時におすすめなのが「Ready Crew(レディクル)」です。Ready Crew(レディクル)では専門のコンシェルジュがヒアリングを行い、適切な会社選びをサポートします。是非、お困りの際はお気軽にReady Crew(レディクル)にご相談ください。