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【2024最新】ワイヤーフレームツールのおすすめ5選|無料版や選び方を徹底解説

【2024最新】ワイヤーフレームツールのおすすめ5選|無料版や選び方を徹底解説

2024.12.09

ワイヤーフレームツールは、Webページを制作する際に重要となるワイヤーフレームを分かりやすく表すことができるツールです。しかし、「ワイヤーフレームのツールと言われても、ピンと来ない」「どういった違いがあるのか分からないし、選び方も分からない」という方も多いでしょう。

本記事では、ワイヤーフレームツールのおすすめを厳選して5選ご紹介します。ツール選びの参考にしてみてください。

この記事のポイント
1.ワイヤーフレームツールのおすすめ
2.自社でワイヤーフレームを作ることは可能か
3.ワイヤーフレーム作成にあたっての注意点

ワイヤーフレームツールとは

ワイヤーフレームとは、Webページの設計図のことです。「ワイヤー」が線、「フレーム」が枠を示す通り、線と枠によってページ内のどこに・なんの項目を・どのように配置するかを表すことができます。

 

Webサイトを制作する時は、どういったページを作りたいかを決定したあとに、どういった要素が必要なのかを考えます。この要素の配置を示すのがワイヤーフレームツールです。

 

ワイヤーフレームをあらかじめしっかり考えておくことで、「この情報も入れた方が良い」といった大幅な修正も減らすことが可能になります。

 

Webページの作成・更新を効率的に、そして高品質に行いたい方は、自社に合ったワイヤーフレームツールを活用してみましょう。

 

ワイヤーフレームツールの基本機能

ワイヤーフレームには、大きく分けて4つの基本機能があります。フレームツールがどういったものか知りたい方は確認してみてください。

テンプレート機能

テンプレート機能は、初心者でも簡単にWebサイトを構成できるようにするものです。TOPページや新規登録ページなど、目的に応じたテンプレートを使えば、自分が希望するカスタマイズを簡単に行うことができます。

 

「カスタマイズ」や「構成」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、どういった仕上がりになるのかすぐに可視化できるため、デザインに苦手意識がある方でも取り組むことができるでしょう。

 

リアルタイムで共同編集が可能な機能

ワイヤーフレームツールを利用すれば、複数人で相談しながら編集を行うことも可能です。リモートワークであってもリアルタイムで同じ編集画面を見ながら行えるため、お互いの希望をすぐに反映しつつ編集していくことが可能です。

 

その場で情報を共有して編集できるため、ワイヤーフレームの作成効率はツールを使わなかったときと比較して格段に向上するでしょう。スムーズにWebページの作成を行いたい方には特に便利なツールです。

 

コミュニケーション機能

コミュニケーション機能は、チャット機能やコメント機能などを指します。ワイヤーフレームツールにコミュニケーション機能が付いていることで、ほかのツールを使用しなくても簡単にコミュニケーションを取ることが可能です。

 

希望や、伝えたいことがあるたびに外部ツールを使用して連絡を取るのは効率が良いとは言えません。しかし、チャット機能などがあることでスムーズに、そしてリアルタイムに情報を共有して反映する事ができます。

 

一元管理機能

Webサイトを複数人で作成する場合、それぞれのメンバーのアイディア、希望などを1か所でまとめる事ができれば作業効率を上げる事ができます。

 

ワイヤーフレームツールには一元管理機能が付いており、メンバーそれぞれの情報をツールにまとめることが可能です。あとで情報を見返したいときにも便利ですし、データの反映もリアルタイムで行われるのでスムーズな情報共有もできるでしょう。

 

おすすめのワイヤーフレームツール5選

ここからは、おすすめしたいワイヤーフレームツールを5選ご紹介します。それぞれどういった機能があるか、料金はいくらかなど、気になるポイントをチェックしてみてください。

Figma

Figmaクラウドベースのデザインツールで、UI/UXデザインの作成などに適したツールです。多くのページをデザインする場合でも、効率よく作業を進めることできます。

 

サービス名

Figma

サービス概要・特徴

・プロトタイプを作成し、実際のWebサイトの慣性系をイメージできる

実績

・NETFLIX、Spotifyなど多くの有名ブランドが採用

目安費用

・スターターチーム:無料、プロフェッショナルチーム2,250円など

おすすめポイント

・使用者が2人以下なら、フリープランを利用できる

・コラボレーション機能があり、効率よく作業を進められる

 

Adobe XD

Adobe XDは、スマートフォンやタブレットで編集をしたい人にもおすすめのツールです。機能が豊富なので、あまりパソコンでの作業が得意でない方でも、扱いやすいツールといえるでしょう。

 

ただしAdobe XDは単体プランが2023年1月に終了しており、現在はFigmaと統合されていることに注意してください。しかし、Adobeコンプリートプランであれば引き続き利用できる(※2024年11月時点)ため、気になる方は利用してみてください。

 

サービス名

Adobe XD

サービス概要・特徴

・デバイスごとにテンプレートがあり、PCだけでなくスマホやタブレットでもワイヤーフレームを作成できる

実績

・世界中の業種で導入実績あり

目安費用

・要問い合わせ

おすすめポイント

・知識や技術が無くても、直感的に利用できる

・他デザインツールとの互換性が高い

 

Sketch

Sketchは、制限なく縦に長いデータを作ることができるワイヤーフレームツールで、ランディングページを作成したい方にもおすすめしたいツールです。

 

サービス名

Sketch

サービス概要・特徴

・mac用のワイヤーフレームツールで、直感的に作業を行える

実績

・Mercedes-Benz、Googleなど多くの企業が採用済み

目安費用

・30日の無料期間あり、標準プラン:9ドルなど

おすすめポイント

・iOSアプリを使い、デバイス上のデザインを確認できる

・30日以内なら、全ての機能を無料で使用できる

 

Cacoo

Cacooは、クラウド環境で操作できるオンラインコラボレーションツールです。コメントだけでなくアイコン、付箋などの機能があり、チーム内のアイディアを次々と共有する事ができます。

 

サービス名

Cacoo

サービス概要・特徴

・シンプルな操作性で、直感的にデザインを行える

実績

・世界300万人以上が利用

目安費用

・チームプラン:月額1,980円、プロプラン:660円など

おすすめポイント

・100種類以上のテンプレートがあり、作図が簡単

・よく使うアイコン、図などを登録して繰り返しスムーズに使用できる

 

Moqups

Moqupsは、直感的な操作性が魅力のワイヤーフレームツールです。日本語には非対応のツールですが、イメージ通りのワイヤーフレームをスムーズに作成したい企業担当社の方にはおすすめです。

 

サービス名

Moqups

サービス概要・特徴

・直感的操作で、細かくレイアウトを設計できる

実績

・SONY、Microsoftなど世界200万人を超えるユーザーが利用

目安費用

・ソロプラン:12ドル、チームプラン24ドルなど(無料プランあり)

おすすめポイント

・ショートカットを使い、作業時間をカットできる

・プロジェクトが1つだけなら、無料で使用できる

 

ワイヤーフレームツールの選び方

どういったワイヤーフレームがあるかをご紹介しましたが、どれを選べばいいかまだ迷っているという方も多いでしょう。以下でご紹介する内容を参考にしてみてください。

 

共有・共同編集のしやすさ

ワイヤーフレームツールを選ぶときには、共同・共有編集がしやすいかどうかをチェックしてみましょう。ワイヤーフレームツールには、導入形態がインストール型・クラウド型の2つに分けられます。

 

他のメンバーと情報を共有するときは、インストール型よりもクラウド型の方が便利です。どういった使い方を使うかを考えてツールを選ぶようにしましょう。ただ、運用コストを重視する場合には、クラウド型よりもインストール型の方が向いている場合があります。

 

直感で操作ができるか

ITに詳しい人であれば、少々操作が難しくても使いこなすことができるかもしれません。しかし、メンバーの中にはそもそもツールの扱いが苦手だったり、新しいツールに慣れるために時間がかかる場合もあるでしょう。

 

そこで、ツールが直感的に操作できるものであればパソコンなどに不慣れな人でもすぐに活用することが可能であり、また操作方法を説明する時間なども省くことができます。メンバーが使いやすいツールを選ぶことは重要な要素です。

 

マルチデバイスに対応しているもの

ワイヤーフレームツールを選ぶ際は、マルチデバイスに対応しているものを選ぶこともおすすめです。パソコンで編集することが多いという人でも、スマホやタブレットで編集できれば場所や時間にとらわれずすぐに編集作業に取り掛かる事ができます。

 

また、編集メンバーで利用しているOSが異なる場合、対応していないデバイスがあるツールでは利用できないメンバーが出てくる恐れもあるので注意しましょう。

 

ワイヤーフレームの作り方

それでは、自分でワイヤーフレームを作る時、どういった手順で作成すれば良いのでしょうか。以下で、ワイヤーフレームツールを使い、ワイヤーフレームを作成するときの手順をご紹介していきます。

コンセプトや掲載内容を理解する

ワイヤーフレームを作成するときには、まず第一にコンセプトや掲載内容を理解しておくことが重要です。どういった内容のサイトを作るかによって、サイト内で掲載する内容や順位が変わってきます。

 

ワイヤーフレームはサイトのページにおける設計図なので、サイト全体を俯瞰して、その中のページの立ち位置も把握する事ができるでしょう。ページごとの役割を把握するためにも、コンセプトなどは事前に把握しておくことが重要です。

 

サイトマップを作成する

サイトのコンセプトや掲載内容を理解したら、次はサイトマップを作成しましょう。サイトマップとは、サイトに掲載するページ、そしてページ間の関連性を表す図のことです。サイトマップの存在によって、サイトの全体構造を可視化することができます。

 

サイトマップは制作関係者にサイト構造を分かりやすく共有するとともに、ユーザーやGoogleなどのクローラーにも構造を伝える役割があるため、コンセプトをはっきりさせた上で作成に取り掛かりましょう。

 

情報のリストアップを行う

情報のリストアップという流れは、ワイヤーフレームを行う上でも特に重要となるものです。ワイヤーフレームは、どういった情報をどこに配置するのか、を分かりやすく設定したものなので、組み込みたい情報をしっかりピックアップしておきましょう。

 

具体的には、商品の詳細や、どういったサービスがあるか、そしてFAQなどが挙げられます。利用者がどういった情報を求めているか、そして情報の重複や不足がないかの確認も重要です。

 

情報の優先順位付けを行う

情報のリストアップが終わったら、それらの優先順位をつけていきましょう。優先順位を決めていくには、必要な情報と不要な情報を区別しておくとスムーズに行えます。

 

「どういった情報の優先順位を高くすればいいか分からない」という場合には、「サイトにどういった人が、どういった目的で来るのか」から考えるのが良いでしょう。もし決められない場合には、自社のクライアントにユーザーインタビューを行うことも有効です。

 

情報のボリュームの整理する

情報の優先順位を決める事ができたら、それぞれの情報のボリュームを整理を行いましょう。重要な情報は多めに、導入部分は少なめに、と文字数を決めておけば、ページ全体のボリュームも把握する事ができます。

 

また、ボリュームを考えるときには、文字だけでなく画像についてもどういったものを使うかを記載しておきましょう。

 

レイアウトや仕様を決める

ここまでで、どういった情報をページのどこに配置するかを決定できました。続いて、情報をどのように配置するのかを考えていきましょう。代表的なレイアウトは、以下のとおりです。

 

・シングルカラムレイアウト:単純ではあるが、シンプルで見やすい。ランディングページで採用されることが多い

・マルチカラムレイアウト:左右で別々の情報を表示できる。色々な情報を見てもらいたいケースで採用されることが多い

・グリッドレイアウト:一度に多くの情報を表示でき、ページの統一感を出しやすい

・フルスクリーンレイアウト:スクリーンいっぱいにページを表示させる方法。高い訴求力が魅力

 

どういった訴求を行いたいかによって、最適なレイアウトを選択しましょう。

 

ツールを使用して清書する

レイアウトや仕様を決めたら、いよいよツールを使用して、清書を行っていきましょう。前章までの工程で決めた優先順位に沿って、設計情報を可視化していきます。

 

ただし、実際に清書をしたときに見にくかったり、伝えたい情報が分かりにくかったりすることもあります。そういった場合には内容を調整しながら、完成形を作り上げていくようにしてください。

 

レビューしてもらう

ツールを使用してワイヤーフレームが完成したら、まずは自分で確認し、目的が達成できているサイトになっているかを確認しましょう。

 

そして、その後、会社内の他のメンバーや、ほかのメンバーに見てもらってフィードバックを受け取りましょう。自分だけでは気づけないポイントもあるので、他の人の目でチェックしてもらうというのも重要な工程です。

 

ワイヤーフレームは自社で作れるか

ワイヤーフレームツールを使用してワイヤーフレームを作る方法をご紹介しましたが、自社で制作することは可能なのでしょうか。

 

結論としては、不可能ではありません。しかしデザインツールの操作に慣れる必要があり、UI/UXに関する知識・スキルは必須となります。もし未経験のメンバーが行う場合には、想定していたよりも時間がかかることもあるでしょう。

 

また構成によっては、もし優秀なデザイナーを用意できたり、また良質な情報を準備できたりしていても、しっかりとしたワイヤーフレームを作成できなければ良いコンテンツを生かせません。何かしらの目的のもとにWebページを制作するため、コンテンツを活かせないのでは本末転倒です。

 

自社で満足のいくワイヤーフレームを作るリソースがない、あるいは制作してみて後悔をしたくないなどといった場合には、外部へ依頼することも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

ワイヤーフレームツール導入もまずは無料相談がおすすめ

ワイヤーフレームツールを使用してワイヤーフレームを制作する場合、ただツール導入のことだけを意識すれば良いわけではありません。LPOやUX改善のためには、正しい知識が必要なため、自社で行うよりも、デザインを専門とした会社に依頼した方が良い場合もあるでしょう。

 

また、ワイヤーフレームを作った後に、ツールを活用するためのノウハウを得られるのも、プロに依頼するメリットと言えます。改善点はどこか、さらにはワイヤーフレームツールを使いこなすためのメソッドなどを社内に共有してもらえるでしょう。

 

Ready Crew(レディクル)では、課題を特定し、それに対する有効な対策を取る方法を無料で相談できます。ワイヤーフレームツールを使用してWebサイトの構造を可視化させ、また効果のあるWebページを完成させたい場合には、無料相談も視野に入れてみてください。

 

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