顧客管理システム(CRM)18選|基礎や選び方、無料ツールなど解説
2025.01.15
顧客管理システムは顧客との関係構築や管理を行うツールであり、MA(Marketing Automation)やSFA(Sales Force Automation)と並ぶ営業管理ツールとして知られています。
顧客管理システムは新規・既存を問わず顧客の維持や売上の拡大に役立つものですが「種類が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」「導入で失敗しないためにはどうすればいいか」など、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では顧客管理システムの選び方や、おすすめについてご紹介します。顧客管理システムの選び方や活用方法が知りたい、という方はぜひ参考にしてください。
※この記事の内容は2024年12月時点のものです。
この記事のポイント
1.顧客管理システム(CRM)おすすめ18選
2.顧客管理システムの選び方
3.CRMの導入を成功させるために必要な4つの課題
顧客管理システムとは、顧客情報を集約し、管理するためのツールです。顧客管理とは、ただ顧客の情報を保管するだけのものではなく、コミュニケーションを継続して自社商品を継続的に購入してもらうための手段を指します。
多くの情報を簡単に入手できる現代では、自社がアプローチをかけた時にはすでに顧客が他の製品の購入を検討していたり、あるいは自社製品に対して批判的だったりする場合もあるでしょう。顧客が求めるニーズを分析し、正しくアプローチすることによって、購入をしようと思ってもらえる選択肢の1つとして選んでもらうことが重要です。
営業におすすめの顧客管理システム
営業におすすめの顧客管理システムには、以下があります。
製品名
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価格
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特徴
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Mazrica Sales
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Starterプラン月額27,500円~
Growthプラン月額110,000円~
※無料トライアルあり
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入力自動化とAIの力で営業組織を成果に導く営業支援ツール
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Sales Cloud
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Essentials(10名まで)月額3,000円
Professional月額9,000円
Enterprise月額18,000円
Unlimited月額36000円
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モバイルアプリも備えたクラウドベースのSFA&CRMシステム
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Zoho CRM
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スタンダードプラン月額1,680円
プロフェッショナルプラン月額2,760円
エンタープライズプラン月額4,800円
アルティメットプラン月額6,240円
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顧客とつながり売上につなげる顧客管理・営業支援システム
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戦略箱ADVANCED
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ユーザーライセンス1ユーザー4000円、
パッケージ基本ライセンス2,000,000円、
追加ユーザライセンス100,000円、
ボリュームディスカウント40~70%OFF
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豊富な業種別テンプレートと柔軟なカスタマイズ性を備えたSFA/CRMパッケージ
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ホットプロファイル
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ホットプロファイルSales※顧客の要望や要件で変動、
ホットプロファイルMarketing初期費用150,000円、月額75,000円~
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名刺管理を起点として営業プロセス全体のデジタル化をワンストップで実現するクラウド型の営業支援ツール
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Sales Force Assistant
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月額3,500円〜
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経営改善ノウハウをシステム化した営業支援・情報共有ツール
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上記のツールについて、下記でそれぞれ詳しくご紹介します。
1.Mazrica Sales
Mazrica Salesは企業データベース、メール一斉送信、名刺管理、見積書管理などの機能があり、さまざまな情報を一元管理することができるツールです。サポートも手厚く、ツールに不慣れな場合でも安心して利用できます。
ツール名
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Mazrica Sales
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ツールの特徴
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・名刺や案件、見積書などの情報を一元管理できる
・OCR機能を使えば名刺などの自動文字起こしが可能
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目安費用
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・Starterプラン月額27,500円~、
Growthプラン月額110,000円~ ※無料トライアルあり
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おすすめポイント
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・手厚いサポートで、すぐにツールを活用できる
・モバイルアプリで、最新情報を更新・把握できる
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2.Sales Cloud
Sales CloudはクラウドベースのSFA&CRMシステムで、顧客や案件、売り上げ予測などだけでなく、見込み客の管理や、新規顧客の発掘のための機能なども搭載しています。独自AIが使用されており、売上予測などを簡単に把握できます。
ツール名
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Sales Cloud
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ツールの特徴
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・売り上げをリアルタイムで予測してくれる
・ワークフロー、プロセスを自動化し、営業プロセスを自動化してくれる
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目安費用
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・Essentials(10名まで)月額3,000円
・Professional月額9,000円
・Enterprise月額18,000円
・Unlimited月額36000円
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おすすめポイント
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・ドラッグ&ドロップで簡単に使用できる
・独自AIを利用し、購入確率の高い顧客の予測などを行える
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3.Zoho CRM
Zoho CRMは顧客を見込み客、取引先、連絡先の3つに分類し、それぞれに特化したアプローチをすることができます。案件や顧客管理に役立つ機能を揃えていて、顧客管理業務のデジタル化にも役立ちます。
ツール名
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Zoho CRM
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ツールの特徴
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・顧客を分類し、それぞれに特化したアプローチができる
・顧客管理業務のデジタル化を推進する機能を搭載している
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目安費用
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・スタンダードプラン:月額1,680円
・プロフェッショナルプラン:月額2,760円
・エンタープライズプラン月額4,800円
・アルティメットプラン月額6,240円
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おすすめポイント
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・初期費用、オプション料金0円で導入できる
・直感的なUIで使いやすい
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4.戦略箱ADVANCED
戦略箱ADVANCEDは顧客情報を中心として、商談管理、活動管理、クレーム管理、納入品管理、取引実績管理を統合して全社ポータルとして活用できるツールです。業種別テンプレートが豊富で、カスタマイズ性が高い点も特長です。
ツール名
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戦略箱ADVANCED
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ツールの特徴
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・商談やクレーム、納入などを統合して管理できる
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目安費用
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・ユーザーライセンス1ユーザー4,000円
・パッケージ基本ライセンス2,000,000円
・追加ユーザライセンス100,000円
・ボリュームディスカウント40~70%OFF
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おすすめポイント
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・業種別テンプレートが豊富で、柔軟なカスタマイズ性
・画面項目の追加や並び順など、簡単に設定を変更できる
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5.ホットプロファイル
ホットプロファイルは、見込み客の発見から商談を終えるまで、名刺管理を起点として営業プロセス全体のデジタル化を支援してくれるツールです。営業活動情報やWebサイトの閲覧履歴などの知りたい情報を一元化して共有できるため、営業活動にスムーズに活用できます。
ツール名
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ホットプロファイル
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ツールの特徴
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・営業の知りたい情報を一元化して可視化できる
・自社のWebサイトを閲覧した見込み客を通知するなど、機能が豊富
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目安費用
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・ホットプロファイルSales:顧客の要望や要件で変動
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おすすめポイント
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・営業プロセス全体のデジタル化をワンストップで実現できる
・人事異動/企業ニュースやHOT機能など、個性的な機能が多い
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6.Sales Force Assistant
Sales Force Assistantは、経営改善ノウハウをシステム化した営業サポート、情報共有ツールです。搭載されているAI秘書は、日報に案件管理やクレーム管理などを入力することで都度必要な情報を提供してくれます。
ツール名
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Sales Force Assistant
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ツールの特徴
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・Webブラウザだけでなく、モバイルでの運用も可能
・無料の専用アプリで更なる業務効率化を図れる
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目安費用
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・月額3,500円〜
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おすすめポイント
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・専属のAI秘書が営業活動をサポートしてくれる
・顧客の誕生日などを通知する機能で、コミュニケーションもサポートしてくれる
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飲食店におすすめの顧客管理システム
ここからは、飲食店におすすめの顧客管理システムを2つご紹介します。
製品
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価格
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特徴
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TableCheck
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要問い合わせ
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食後はテーブルで会計する「コンタクトレス決済」が特徴
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リザーブキーパー
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「CTIオプション利用なし」基本料金:3,300円、店舗利用料金5,500円×店舗数、
「CTIオプション利用あり」基本料金:11,000円、店舗利用料金7,700円×店舗数
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飲食店向けに様々な機能を搭載した顧客管理システム
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詳しい内容については、下記でご説明します。
4.TableCheck
飲食店におすすめのTableCheckは、「コンタクトレス決済」を利用することで、店頭でやり取りすることなく会計ができるツールです。顧客情報をスタッフ間・店舗間で共有でき、POS連携やメルマガにも活用できます。
ツール名
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TableCheck
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ツールの特徴
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・利用客が店頭でのやり取り不要で決済できる
・蓄積された来店データを横断的に分析できる
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目安費用
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・要問い合わせ
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おすすめポイント
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・クレジットカード情報を預かるため、無断キャンセルなどの抑止になる
・グルメサイト、電話、海外からの予約をまとめられる
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5.リザーブキーパー
リザーブキーパーも飲食店向きの顧客管理システムで、予約状況や顧客情報を 可視化させ、全社で共有できるツールです。ほかに予約機能や公式Webサイトの作成、注文受付などを行うこともできます。オプションでCTI機能を選ぶことも可能で、店舗HPや予約ページを紐づけることで、更なる集客が期待できます。
ツール名
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リザーブキーパー
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ツールの特徴
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・顧客のデータベース管理だけでなく、デリバリー管理機能などもある
・無料でWebサイトを作成できる
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目安費用
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・「CTIオプション利用なし」基本料金:3,300円、店舗利用料金5,500円✖店舗数、
「CTIオプション利用あり」基本料金:11,000円、店舗利用料金7,700円✖店舗数
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おすすめポイント
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・500席を超える大規模店舗でも利用可能
・予約受付や管理、リマインド通知などの予約管理機能がある
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ECサイトにおすすめの顧客管理システム
ECサイトにおすすめの顧客管理システムは、以下のとおりです。
製品
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価格
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特徴
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GMOおみせアプリ
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月額22,000円〜
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マーケティングコストの削減と、パーソナライズされた顧客コミュニケーションを実現する自社アプリ作成プラットフォーム
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カスタマーリングス
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要問い合わせ
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CRM/MAツールから進化した顧客実感型マーケティングプラットフォーム
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Yappli CRM
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要問い合わせ
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アプリを起点としたノーコードの顧客管理ツール
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上記ツールの特徴についても、下記でご説明します。
6.GMOおみせアプリ
GMOおみせアプリは、発注してから最短40日で自社アプリを作れるというスピード感が魅力のツールで、要望に応えた柔軟なカスタマイズ性も特徴です。これまでに行っていた販促手段をアプリに集約することで、無駄なコストをカットできます。
ツール名
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GMOおみせアプリ
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ツールの特徴
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・発注してから最短40日で自社アプリを作成できる
・高いカスタマイズ性
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目安費用
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・月額22,000円〜
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おすすめポイント
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・ポイントカードなどの電子化も行える
・担当者によるサポートで、集客の負担を減らせる
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7.カスタマーリングス
カスタマーリングスは、顧客データを統合し、分析からアクションまでをノーコードで実行できるツールです。分析機能が多彩で、数値だけではとらえられない、顧客1人1人の行動や感情を見える化することができます。
ツール名
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カスタマーリングス
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ツールの特徴
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・分析~アクションまでをノーコードで実行できる
・多彩な分析機能を搭載
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目安費用
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・要問い合わせ
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おすすめポイント
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・ボタン一つでデータを確認でき、分析工数を減らせる
・顧客一人一人の行動や感情の変化を把握し、優良顧客へと育成する
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8.Yappli CRM
Yappli CRMはアプリを起点とした、ノーコードで利用できる顧客管理ツールです。アプリを作成してからは顧客の属性や購買データだけでなく、店舗チェックインなど行動データの取得も可能で、顧客の解像度を上げることができます。
ツール名
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Yappli CRM
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ツールの特徴
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・購買データ以外に、顧客の行動データ取得も可能
・フォームに顧客情報を入力するだけで会員化出来る
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目安費用
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・要問い合わせ
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おすすめポイント
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・自社オリジナルの電子マネーの発行など、独自の個性を出せる
・アプリならではのデータのスコアリングで、顧客解像度を上げる
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総合的に対応できる顧客管理システム
総合的に対応できる顧客管理システムのおすすめは、下記の8つです。
製品
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価格
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特徴
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Freshsales Suite
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無料トライアルあり
有料プラン3種
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生成AIの力で必要なものを全てカバーするオールインワンソリューション
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クラウドサービスサスケ
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無料トライアルプラン
Starterプラン月額30,000円/5人
Standardプラン月額80,000円/5人
Professionalプラン105,000円/5人
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SFA/CRM/MAがひとつになった見込み顧客リスト管理システム
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SES-Boost
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Starter:3万250円/5人(税込み)
Growth:12万1000円/10人(税込み)
Enterprise:36万3000円/20人(税込み)
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営業活動に必要な顧客、案件、行動、名刺などの全ての情報を一元管理でき、誰でも簡単に操作できる画面設計
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クラウドERP ZAC
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要問い合わせ
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業種に特化した機能をパッケージにより良心的な価格・短納期で提供。UIを2022年末に刷新。以後3ヶ月おきにバージョンアップ
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monday CRM
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ベーシック、スタンダード、プロの3つ。
それぞれ要問い合わせ。
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営業のDX化を強力に支援(脱Excelを実現)、販売前から販売後までひとつのプラットフォームで管理
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Ambassador Relations Tool
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フリープラン(0円)
クラウドプラン(月額 29,480円)
クラウドBプラン(月額 110,000円)
サーバ設置プラン(要問い合わせ)
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無料プランでも、1万人までの顧客を登録可能、1回あたり1万通までのメールを一括送信。そのほか、アンバサダーフォーム機能やアンケート自動集計機能、売り上げ分析機能なども利用可能。
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Frontegg
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ローンチ、スケール、エンタープライズの3つ。
ローンチは無料だがほか2つは要問い合わせ。
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高度なCIAMにより、安全かつ効率的なユーザー認証とアクセス管理を実現、SSO機能で複数サービスへのシームレスなログインと統合管理がこれ一つで完結
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Fullfree
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無料
プロは有料。8,800円(税込)
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オンプレミス型のCRMツール。無料ソフトで、オリジナルの顧客・会員管理システムを無料で作成できる。プロにすればCTI 着信件数が無制限になるなど幅が広がる
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詳しい特徴については、下記でご紹介しています。
9.Freshsales Suite
Freshsales Suiteは、一つの製品の中にCRM、SFA、MAが全てオールインワンで搭載されている点が特徴のツールです。顧客の基本情報の管理だけでなく、見込み客の管理や営業活動支援、データ分析機能などを利用できます。
ツール名
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Freshsales Suite
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ツールの特徴
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・AI「フレディ」を搭載している
・売上向上を加速させるツールが揃っている
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目安費用
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・無料トライアルあり、有料プラン3種
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おすすめポイント
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・Office365やGmail、Googleカレンダーなどと連動し、マーケティング活動を一元化できる
・長期的な収益性を優先し、自動化により維持率を上げることが可能
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10.クラウドサービスサスケ
クラウドサービスサスケは、展示会や問い合わせ、ウェビナーやExcelリストなど、点在している情報を統合して管理することが可能なツールです。SFA/MA/CRM機能を活用し、見込み顧客を受注につなげることができます。
ツール名
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クラウドサービスサスケ
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ツールの特徴
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・複数の点在しているリストを統合管理できる
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目安費用
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・無料トライアルプラン、
Starterプラン月額30,000円/5人、Standardプラン月額
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おすすめポイント
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・マーケティング・営業要素が求められるインサイドセールス業務を支援してくれる
・SFA機能などを活用し、見込み顧客を受注に繋げられる
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11.SES-Boost
SES-Boostは、指定のメールアドレスに転送するだけで、検索可能なDBに保管し、成約度の高い案件と要因との組み合わせを自動でマッチングしてくれるツールです。これまで行っていたメールの確認作業の時間を大幅にカットし、営業を効率化してくれます。
ツール名
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SES-Boost
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ツールの特徴
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・メールを転送するだけでSES営業を加速させる
・AIがメールを解析し、自動でDB化する
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目安費用
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・Starter:3万250円/5人(税込み)、
Growth:12万1000円/10人(税込み)、
Enterprise:36万3000円/20人(税込み)
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おすすめポイント
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・メール確認に使用していた時間を削減できる
・単価、スキルなどの条件をもとに、成約度の高い案件と要員の組み合わせを自動でリストアップしてくれる
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12.クラウドERP ZAC
クラウドERP ZACは、必要なデータを一元管理でき、転記や二重入力のミスなどを減らすことができるツールです。見込み・引合の段階からシステムで案件を管理できるため、未来の売上、仕入れ、経費などの予定を入力すれば利益予測などを把握できます。
ツール名
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クラウドERP ZAC
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ツールの特徴
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・必要なデータを一元管理できる
・売上・利益予測などを把握できる
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目安費用
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・要問い合わせ
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おすすめポイント
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・データの一元管理によって、転記ミスなどを減らせる
・会社の情報を集約し、タイムリーにデータの集計、分析ができる
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13.monday CRM
monday CRMは、リード管理、連絡諸管理、商談管理、販売予測、分析などCRMに必要な機能を利用できるツールです。36以上という多くの外部アプリと統合可能なので、ツールを統一化して業務の効率化も図れます。
ツール名
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monday CRM
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ツールの特徴
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・CRMに必要な多くの機能を利用できる
・36以上の外部アプリと統合可能
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目安費用
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・ベーシック、スタンダード、プロの3つ。
それぞれ要問い合わせ。
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おすすめポイント
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・タスクを簡単に管理し、業務を効率化できる
一目で販売パイプラインを管理できる
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14.Ambassador Relations Tool
Ambassador Relations Toolは顧客の基本情報や商談、対応履歴などを一元管理できるツールです。フリープランなら初期費用・月額費用無料で利用でき、気軽にスタートできる点が魅力の一つです。売上分析機能や、アンケート自動集計機能なども利用できます。
ツール名
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Ambassador Relations Tool
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ツールの特徴
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・顧客の情報や、商談などを一元管理できる
・売上分析機能、アンケート自動集計機能なども搭載
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目安費用
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・フリープラン:0円、
・クラウドプラン:月額29,480円
・クラウドBプラン:月額 110,000円
・サーバ設置プラン:要問い合わせ
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おすすめポイント
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・フリープランなら、無料で利用可能
・業種に合わせ、項目を自由にカスタマイズできる
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15.Frontegg
Fronteggは導入・既存のアプリケーションとの統合が簡単に行える初心者にも優しいツールであることが特徴です。開発セットアップが簡単で、かつ24時間365日リアルタイムでのサポートが受けられます。最小限の開発リソースで運用を開始でき、データの暗号化やパスワードレス認証など、高度なセキュリティで安心感もあります。
ツール名
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Frontegg
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ツールの特徴
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・既存アプリにスムーズに統合可能
・最小限の開発リソースでスタートできる
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目安費用
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・ローンチ:無料
・スケール:要問い合わせ
・エンタープライズ:要問い合わせ
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おすすめポイント
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・データ暗号化、多要素認証など、高度なセキュリティ
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16.Fullfree
Fullfreeは、ダウンロード無料の顧客管理ソフトで、柔軟にカスタマイズなども行えるツールです。クラウド共有も可能なので、離れた場所での同時編集なども可能で、サーバーも不要となっています。
ツール名
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Fullfree
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ツールの特徴
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・ダウンロードするだけですぐに利用できる
・クラウドでの共有も無料で利用可能
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目安費用
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・無料
・プロ:8,800円
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おすすめポイント
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・自社独自の顧客管理システムを無料で作成できる
・表の種類、項目など自由に設定可能
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豊富なオプションや機能がある顧客管理システム
豊富なオプションがある顧客管理システムを求めている方には、以下のツールがおすすめです。
製品
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価格
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特徴
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つながるワークス
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無料トライアルあり
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さまざまな企業内情報を一元化しデータを蓄積。テレワーク環境化でも利用できるクラウド型システム
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HubSpot CRM
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無料、有料プランもあり
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ミーティングのスケジュール設定、Eメールのテンプレート作成、無料のウェブチャット、AI搭載のEメール生成機能あり
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以上のツールについても、下記で特徴をご説明します。
17.つながるワークス
つながるワークスは、さまざまな企業内情報を一元化し、データを蓄積するツールです。クラウド型システムのため、テレワーク環境下でも利用することができます。汎用性が高い点も特徴で、さまざまな業種向けのさまざまなオプションと連携可能です。
ツール名
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つながるワークス
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ツールの特徴
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・企業内の情報を一元化できる
・クラウド型システムで、テレワークでも利用可能
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目安費用
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・無料トライアルあり
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おすすめポイント
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・さまざまなオプションと連携でき、汎用性が高い
・個別カスタマイズでの満足度が高い
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18.HubSpot CRM
HubSpot CRMは、基本的な機能が搭載されているツールを選べば、無料で利用することができます。システムを使用できるユーザー数に制限がないという点が特徴で、GmailやOutlookとの連携も可能です。顧客管理だけでなく、一人一人の多彩な業務に役立てることができます。
ツール名
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HubSpot CRM
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ツールの特徴
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・無料で基本的な機能を使える
・Gmail、Outlookとの連携も可能
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目安費用
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・無料、有料プランもあり
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おすすめポイント
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・ユーザー数に制限なく、無料で利用できる
・営業活動をリアルタイムで追跡し、分析できる
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他システムと連携できるか確認する
顧客管理システムを選ぶ際は、すでに利用している他システムと連携できるかを確認しておくことが重要です。これまでに使用していたシステムと連携することができれば、さらなる業務効率化を図ることができます。
自社に必要な機能を洗い出しておく
システムを使用する前に、自社に必要な機能を洗い出しておく作業が必要です。顧客管理システムには多くの機能が搭載されていますが、それぞれの業種やビジネススタイルによって、必要となる機能は異なるからです。
サポート体制を確認する
顧客管理システムを初めて利用する場合、サポート体制が手厚いツールを選ぶと安心して利用できます。中には導入前から導入後までサポートがあるシステムもあり、自社の運用担当者にナレッジを蓄積することも可能です。
SFAの機能もあわせ持つか確認する
SFAはCRMと似ていますが、SFAにしかない機能もあるため、SFAの機能を併せ持っているかも重要な確認ポイントです。営業活動の効率化も目指す場合は、SFAの機能も持ったシステムを選ぶことをおすすめします。
操作性を確認する
長く使用することになるツールは、操作性も重要なポイントです。画面が見やすいものになっているかどうか、レイアウトは分かりやすいか、入力しやすいかなど、無料トライアルを利用して確認するとスムーズでしょう。
導入の目的を明確化させる必要がある
顧客管理を効率化してくれるCRMですが、導入前には「なぜ利用するのか」を明確にさせる必要があります。導入目的を明確にしておかなければ、CRMツールを導入したところでどのように活用したら良いか、またチーム内で目標を達成するための認識がズレるなどの危険性があります。
そのためには、課題を解決するためにどういった機能が必要なのかを絞り込むことも大切です。自社に合わないツールを選んでしまうと、期待した成果を得られない場合もあるでしょう。
CRMの使用を業務フローに組み込まなければならない
CRMツールは、取り込んだ顧客情報をもとにするため、データを入力して初めて活用できるものです。そのため、まずは案件管理や日報といった部分をCRMで一元管理しましょう。部門を越えた情報共有が容易になり、報告作業の効率化や営業活動の自動化によって生産性の向上が見込めるなどが挙げられます。
無料トライアルを活用し多くの機能を試す必要がある
CRMは、多くの場合無料トライアル期間があります。この期間を利用し、無料トライアルでは、まず自社の業務フローに合った機能を中心に試していくことが大切です。例えば、顧客管理、メール配信、分析機能、営業支援ツールなど、具体的な業務シーンに合わせて必要な機能を実際に使ってみましょう。
そして、本格的な導入時には必要のない機能は選ばず、「実際の使いやすさ」と「業務改善効果」 を注視して選択してください。
導入後にPDCAを回す必要がある
CRMツールを導入した後は、データを活用するためにPDCAサイクルを回す必要があります。PDCAとは計画、実行、評価、改善の英語の頭文字を取ったもので、品質や生産性の向上などを目的に使われるものです。
まず達成したい目標を設定し、計画(Plan)を立てます。例えば、顧客満足度の向上や売上増加、業務効率改善など具体的な方向性を決め、指標(KPI)を明確にします。次に、CRMのデータを活用して施策を実行(Do)し、その結果をデータ分析で評価(Check)します。分析で見えた課題や成果をもとに、改善策を考え実行(Act)する、という流れです。
データ分析の基準を確認し、改善していくことで集められたデータの活用制度を高める事ができるでしょう。
顧客管理システムはさまざまな種類のものがあり、似た特徴を持っていても、他にはない機能を搭載している場合もあります。また、導入するにあたって、運用方法が分からない社員の教育やリソースの確保など、サポートが必要となる場面も出てきます。
ビジネスマッチングエージェント「Ready Crew(レディクル)」では、自社ビジネスの効果を最大化するにあたって最適なパートナーをご紹介します。漠然とした課題からでも無料で相談することができるため、顧客管理ツールの導入にあたって少しでも悩んでいる方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。