ー「レディクル」を知ったきっかけはお電話だったとうかがっていますが、当時のことは覚えていらっしゃいますか。
波多江様:3年ほど前のことでしたね。インフラ領域の中でも上流フェーズから関わらせていただくという当社の事業の性質上、当時から人材不足には課題を感じていました。そうした中でのお電話で、IT業界の企業様とつながりをお持ちだとうかがって。「何かご縁をつないでいただけたら」との期待から一度お打ち合わせをさせていただき、SESについてご相談していました。
実際にこの事業領域でマッチングをしていただくことは難しかったのですが、明るく元気な対応が非常に印象に残っています。
ー昨年の1月には、コーポレートサイト制作についてご依頼いただいています。ご依頼の背景について教えてください。
波多江様:背景には、やはり人材不足の解消に向けて採用を強化したいという思いがありました。当社への就職を検討されている方に十分に当社のことを知っていただけるよう、かねてコーポレートサイトのリニューアル、具体的には会社案内や事業紹介の拡充が必要だと考えていたのです。初回のお打ち合わせでも、SESのご相談の他に「コーポレートサイトを変えなければいけないと思っている」とお話ししていたかと思います。
ただ、その後リニューアルを行うことが正式に決まったものの、どの企業様に制作をお願いするか決めかねてなかなか進められずにいたのです。知見が豊富でない中で一から企業様を探すのは難しさがありますし、費用感をすり合わせることや進める中で何かトラブルがあった時のことを考えると、仕事上でお付き合いのある企業様には少しお願いしづらいですからね。そんな時に、お電話をくださったのが「レディクル」さんでした。
佐久間:お電話では、「コーポレートサイトのリニューアルについて、その後いかがですか」とご状況をうかがいましたよね。
波多江様:そうでしたね。「話を進めているので、ご提案いただければ金額や品質を比較して選びたいと思っている」とお伝えし、その後実際に複数社ご紹介いただきました。
もちろんご紹介いただいた後の企業様とのやりとりは、「レディクル」さんを通さずにこちらで行いますが……マッチングに介在する “コンシェルジュの佐久間さん” という存在が、両社のくさびになってくださるような感覚で。第三者が間に立ってくださることの安心感がありました。
ー今回、D社様に発注された決め手は何でしたか。
波多江様:ヒアリングからこちらの細かな要望を正確に汲み取り、提案などのアクションを起こしてくださるご対応力です。開発を全部お任せして “作って終わり” ではなく、寄り添っていただきながら一緒に作り上げて。その先でビジネスパートナーとして関係性やお仕事が広がっていくのではと期待できたことが、大きな決め手になりました。
また費用感がマッチしたこと、窓口の方と開発者の間でしっかりと連携をとっていただけているなという印象があったことも、重要なポイントでしたね。
ー実際に発注されて、成果やご満足度としてはいかがでしたか。
波多江様:イメージに合うデザインを実現していただき、また会社案内や事業紹介、採用ページなどの内容を拡充するという目的も果たすことができました。現在は保守にもしっかりとご対応いただいており、総じて期待通りの企業様だったなと非常に満足しています。
時代が移り変わるとともに、またリニューアルが必要になるタイミングがくると思いますが、D社様とのつながりを大切にしていけたら良いなと思います。
ー「レディクル」を他の企業におすすめいただくとしたら、どのような企業に合うと思われますか。
波多江様:企業というよりは、“経営者” に必要な話し相手というイメージでしょうか。困りごとをざっくばらんにお話ししたり、情報を共有してもらったり……私にとっては、そういった自然で気軽なキャッチボールが気軽にできる存在です。
ーありがとうございます。それでは最後に、今後「レディクル」に期待されることがあればお聞かせください。
波多江様:やはりエンジニア全体で人材不足が課題となっているので、それを解決できるニュービジネスが必要です。ぜひ「レディクル」さんには、この業界のことをより深く知っていただいて。「業界でこのような動きを耳にしました」「このキーワードがホットです」といった情報共有や、SESのビジネスマッチングのご提案など、お力添えいただけると嬉しく思います。
(撮影/古宮 こうき 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)
※ページの内容は2022年5月時点の情報です。