――まずは「レディクル」をご利用いただいた背景や、当初抱えていた課題についてお聞かせいただけますでしょうか。
米内山 勝継様:当時は、私たちが設立以来拠点としてきた地元・北海道旭川市のお客様や地域経済を支えたいという思いから、より事業を拡大、成長させていくべく東京への事業展開を模索し始めたタイミングでした。
情報収集に訪れた展示会で偶然知った「レディクル」は、馴染みのない地において一から新規開拓をすることの難しさや効率を懸念していた当社にとって、まさに探していたサービスだなと。私たちの事業領域や方針、費用感などに合う案件を集め、情報を届けてもらえるという点に魅力を感じて導入を決めました。
――パートナーとしてご登録いただいたことによる成果や、ご評価についてお聞かせください。
米内山 勝継様:案件をご紹介いただいた後は自分たちの力でどうにかしていかなければいけない、という思いで利用し始めましたが、実際の営業活動においても思ってもみなかったようなサポートをしていただけているというのが率直な感想です。
担当者の方は私たちの業界のことをよく理解し、「どのように勝率を高めていくか」「当社の強みはどこにあり、どのようにアプローチしていくべきか」といった戦略まで一緒に考えてくださっています。この対話が自社のことを見つめ直す機会になり、「ここが足りていなかった」「この強みをもっと伝えればよかったんだ」とさまざまなことが明確化して次第に戦略が研ぎ澄まされていくこと、勝ち筋が見えてきていることを実感しています。
またより詳細な営業活動の進め方についても、例えば企画書をチェックして「ここをこのように直すと良いですよ」と指摘してくださったり、商談資料の作り方やご説明の仕方などについて他社さんの成功事例を共有しながらアドバイスをくださったりと、フォローアップは多岐にわたります。
こうした第三者視点からの貴重なご指摘をふまえて、自社に合う形に少しずつマイナーチェンジをしながら営業の型を作ることができました。今後このノウハウを地元・北海道の拠点にも展開して、会社全体の営業スキルを高めていくという展望を持つことができています。
――定量的な成果としてはいかがでしょうか。
米内山 勝継様:「レディクル」の活用によって、東京の新拠点でも着実にお客様が増えてきました。またご共有している戦略をふまえてご紹介をいただけるおかげで、新たな注力領域として掲げる業界において実績を作れたことも良かったと思っています。
――「レディクル」はdoco様にとってどのような存在でしょうか。
米内山 勝継様:同じ戦略や方針を見据え、営業活動をフォローし、さらに一つひとつの案件について「このお客様は初回面談が終わっていますが、その後どうですか?」「この案件の進捗はどうなっていますか」と進捗確認もしっかりとしながら推進を後押ししてくれる。当社の一員のような、“営業部長” とも言える存在です。
「レディクル」を活用して雇用とはまた異なる形で営業体制を作ることで、経営をする上で課題となりやすい “人材” の部分で悩まずに拠点の開拓に集中できる点がとてもありがたく、今後も継続してサポートをお願いしたいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。
(撮影/服部 健太郎 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)
※このページの内容は2024年10月時点の内容です。