――「レディクル」を知ったきっかけはどのようなものでしたか。
廣瀬様:私が着任する以前、前任者の元へコンシェルジュの方からお電話がかかってきたことが「レディクル」さんを知るきっかけだったと聞いております。当時動画制作を行いたいと考えていたものの、どのように作るのか誰に何を頼むべきかもわからないということで、一度企業様のご紹介をお願いし発注させていただいたとのことでした。
――昨年2月にはホームページリニューアルについてご相談をいただいたとのことですが、ご相談の背景にはどのような課題があったのでしょうか。
鈴木様:従来のホームページは15年ほど前に作られたものだったため、デザインが少し古い印象になってしまっており、またスマートフォンやタブレットでの閲覧に対応できていない点を課題と捉えていました。加えて、当協会のホームページには技術情報を参照しに訪れるユーザーの方も多い中、基本的には紙ベースの資料が多くダウンロードに適さない環境になっていたことも改善したいポイントでしたね。
昨年当協会が創設50周年を迎えたことを機に、記念事業の一つとしてホームページリニューアルの話があがり、このタイミングで課題をふまえてデザインや操作性を一新したいと考えたことがご相談のきっかけです。
廣瀬様:このお話も前任者からご相談を差し上げており、制作会社様を数社ご紹介いただいた状態で私が引き継がせていただきました。
――K社様にご発注いただいた決め手をお聞かせください。
廣瀬様:まず、これまでホームページのメンテナンスをお願いしてきた企業様と「レディクル」さんからのご紹介企業様に、当協会の既存ホームページの内容をふまえてトップページのイメージをお作りいただくようお願いして。それを元にコンペを行わせていただく形で検討を進めました。
鈴木様:評価項目として、デザイン性の他に使いやすさ、スマホ・タブレットへの対応なども設けており、これらを満たしていただけたことがまず決め手の一つだと思います。また、既存のホームページから受けた印象を軸にしつつも、それぞれの企業様が自社の色を表現されている中で、最も協会とマッチしそうなのがK社様だと感じました。
――実際にご発注いただいて、成果や満足度としてはいかがですか?
廣瀬様:トップページのイメージ制作をお願いした時点から、K社様は「これはどういうことですか?」「こういうことでよろしいでしょうか」とたくさんの質問を投げかけながら、細やかにこちらの意図を汲んでくださっていて。その対話を通じてお伝えした要望に、全て応えていただけたなと満足しております。
――あらためて、「レディクル」へのご評価をお聞かせいただけますか?
廣瀬様:前任から引き継ぎを受けた当初は、直接サービスを提供するのではない “斡旋” の立ち位置にある「レディクル」さんのサービスは私にとっては新しいものと感じられ、正直なところ利用して大丈夫だろうかと不安を感じる部分もありました。しかし実際に利用させていただき、またコマーシャルやホームページなども拝見する中で、その懸念は払拭されたなと思っています。
企業様を自分で探すには時間が必要ですし、一から連絡をとることにも多くの手間がかかりますから、「レディクル」さんが選んでくださる私たちに合う企業様から直接連絡をいただける、というのはいいなと思いますね。
鈴木様:自分の専門以外の領域では、何かをやろうと思っても、何から始めたら良いのかさえわからないですからね。「レディクル」さんはその “きっかけ” をくださる存在なのだと思います。
――ありがとうございます。それでは最後に、鋼管杭・鋼矢板技術協会様の今後の展望と、その中で「レディクル」に期待されることがあればお聞かせください。
鈴木様:今回のホームページは一度出して終わりではなく、定期的に更新をしていきます。その中で、また動画制作などやりたいことが出てくると思うので、その時はぜひ「レディクル」さんにご相談させていただければと思っています。
廣瀬様:そうですね。技術関連以外のところでは、自分たちの力ではできないことがたくさんあるので、困ったときはまたご連絡させてください。また協会では、今後会員を増やしていこうと検討しており、その先で恐らく会員の方から協会へのお問い合わせも増えてくると思います。中には、私たちが行っているような技術発信をしたいと、制作会社さんの紹介を依頼されるケースなどもありますから。そういった際には選ぶための選択肢がある程度あった方が良いと思うので、ぜひ「レディクル」さんをご紹介させていただければと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。
(写真/服部 健太郎 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)