ディレクション費
キャラクターやイラストデザインを依頼する際に重要なのは、
・ターゲット層は誰か
・制作の理由や目的
・キャラクター・イラストを使う予定の媒体
・このキャラクター・イラストに持たせたいイメージ
ディレクション費用がデザイン費に含まれることが多いですが、別途請求される場合には1〜5万円程度の費用が発生することを予想しておくことをおすすめします。
2024.08.08
「デザインの費用相場がわからない」「おすすめのデザイン制作会社が知りたい」という悩みをお持ちの方も多いと思います。キャラクターやイラストデザインは高いクオリティで制作するためにも、プロに依頼するのがおすすめです。費用相場を把握しておくことで、適正な価格で依頼できます。
本記事では、キャラクターやイラストデザインの費用相場、個人や制作会社へ依頼した場合の費用の違いを解説します。
この記事のポイント
①キャラクターやイラストデザインの費用相場
②制作会社へデザインを依頼する際のポイント
③キャラクターデザインができるおすすめの会社5選
目次
キャラクターデザインに強いおすすめの会社
会社名 |
株式会社エーイー |
株式会社Kumarba |
株式会社STUDIO HOLIDAY |
株式会社MuuMu |
Crico株式会社 |
対応領域 |
グラフィックデザインを中心とした広告制作/企画、デザイン、コピー、撮影、イラスト、CMなど |
キャラクター制作//コンテンツ制作など |
CI/VIデザイニング/キャラクターデザイン及び運用コンサルティングなど |
企画/2Dデザイン/3Dデザインなど |
2Dデザイン/3Dモデル制作/アニメーション制作など |
おすすめポイント |
他の会社との差別化を図るデザイン |
独自のテクノロジーを用いた映像制作 |
優れたオリジナルキャラクター開発 |
キャラクターの企画からデザインまでトータルで対応 |
コストパフォーマンスを重視した制作 |
このような方におすすめ |
デザインと共にコンサルティングも依頼したい方 |
オリジナルキャラクターのデザインやキャラクターの3Dモデル制作を手掛ける会社をお探しの方 |
オリジナルキャラクター制作に強い会社をお探しの方 |
2Dや3Dデザインまで、トータルに対応できる会社をお探しの方 |
網羅的なグラフィック制作が可能な会社をお探しの方 |
キャラクターやイラストデザインの費用相場を費目別にご紹介します。
費目 |
費用相場 |
ディレクション費 |
約1~5万円 |
デザイン費 |
約3~10万 |
修正費 |
デザイン費の10%~ |
ポーズの追加費 |
約6,000~2万円 |
著作権譲渡費 |
通常は非公開 |
商標登録代行費 |
~約15万円 |
(※2024年7月時点)
キャラクターやイラストデザインを依頼する際に重要なのは、
・ターゲット層は誰か
・制作の理由や目的
・キャラクター・イラストを使う予定の媒体
・このキャラクター・イラストに持たせたいイメージ
ディレクション費用がデザイン費に含まれることが多いですが、別途請求される場合には1〜5万円程度の費用が発生することを予想しておくことをおすすめします。
キャラクター・イラストデザインの費用は、ラフ画や仕様書の有無・提案数・修正回数によって変動しますが、キャラクター・イラストデザイン費用の相場は3〜10万円程度です。(※2024年7月時点)多くの会社では、3案の提案と3回の修正まで対応可能にしていることが一般的なため、もしそれ以上の提案や修正がある場合は、追加費用がかかるので注意するようにしてください。
通常、デザイン費用に含まれていることが多いですが、追加の修正を依頼する場合にはデザイン費用の10%ほどで請求されることがあります。基本的には3回までの修正であればデザイン費用の範囲内で対応してもらえますが、修正回数の上限については事前に確認しておくことが重要です。
キャラクター・イラストデザインの段階では、キャラクターは基本的なポーズしかとっていません。「キャラクターが走っているアクション」や「キャラクターが会話しているシーン」など、動きのあるポーズを追加したい場合には、追加費用がかかります。相場は、ポーズ追加につき、6,000円~2万円程度です。(※2024年7月時点)
著作権譲渡費用については多くの会社が料金を明示していないため、案件ごとに異なります。難易度が高い独自性のあるキャラクター・イラストデザインの著作権を所有したい場合には、高額になる可能性があります。
特許事務所に依頼する場合、1区分の費用として6万~15万円程度を代行費として請求されることが多いですが、依頼内容によって異なります。デザイン会社にまとめて依頼する場合も、同等の費用が加算されると考慮するようにしてください。(※2024年7月時点)
ここでは、キャラクターやイラストデザインを依頼するときの依頼先による費用の違いについて解説します。
個人への依頼は制作会社と大きな違いはありませんが、約1万~10万円以上までさまざまです。(※2024年7月時点)
個人に依頼する場合、デザインの修正や追加オプションでデザインに対して柔軟な対応をしてもらえるメリットがあります。ただし、デザイナーの知名度に応じて、料金が高くなる可能性があるため注意が必要です。
個人で活動しているデザイナーを探す際は、クラウドソーシングサイトやSNSを利用するのが一般的です。
シンプルなデザインであれば、2〜3万円程度で制作が可能ですが、修正や複数のデザインを制作する場合は、10万円程度の費用になる可能性があります。デザインの工数を抑えることで費用を低くすることも可能ですが、十分な打ち合わせがないと、ご希望に合わないデザインになる可能性も高いです。満足できるデザインにするためにも、費用相場は10万円程度と考えておきましょう。(※2024年7月時点)
また、制作会社により、メニュー表や見積書の記載方法は異なります。そのため、注文する内容がどのように含まれているかを把握し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
ここからは、制作会社へデザインを依頼するメリットについて解説します。
フリーランスのイラストレーターではなく、制作会社に発注するメリットとして、料金設定が明確であることが挙げられます。個人のイラストレーターに発注すると、価格の交渉から始まり納期遅延や修正対応に関する追加料金の問題など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
そのため、制作会社に依頼すると料金や納期が明確で、決められた通りのサービスで対応してもらえるため安心感があります。リスクを極力回避したいなら、制作会社に依頼することをおすすめします。
制作会社にデザイン制作を依頼するメリットは、制作に伴うPCやソフトウェアの購入費用、社内での調整作業など、多くのコストを削減できる点です。また、デザイン制作には多くの時間と労力がかかりますが、発注によって負担を軽減できるため、従業員は業務に集中できます。
専門的な知識や経験を持つデザイナーに依頼できる点も、制作会社へ依頼するメリットです。発注先のデザイナーは、豊富な経験と実績を活かし、最新のデザイントレンドや効果的な表現方法に精通しているため、質の高いデザインを期待できます。
社内でデザインを行う場合、担当者の知識やスキルには限界があるため、制作会社に発注することで、プロジェクトに最適な専門的なスキルを持つデザイナーを選べます。
ここからは、制作会社へデザインを依頼する際のポイントを以下の5つご紹介します。
デザインの対象となるターゲット(情報やメッセージを伝えたい相手)を明確に把握することが大切です。「対象となるのは誰か」を明確にし、そのターゲットを具体的にイメージします。見た人や手に取った人にどのような感情を抱いてほしいか、ターゲットに対して興味やニーズ・好みを把握することで、ターゲットに響くデザインの実現が可能です。
デザインの目的を明確にすることが重要です。デザイナー任せにしてしまうとニーズや希望にあったデザインを実現できません。しかし、ブランドの認知度を上げたり、特定の商品やサービスの販売促進、情報の伝達を行ったりなどの、明確な目的を持つことで、キャラクターやイラストの方向性や内容が明らかになり、希望に沿ったデザインを実現できます。
使用される媒体やプラットフォームを事前に決定しておくことが重要です。Webサイトやソーシャルメディア・印刷物など、それぞれの媒体には最適なフォーマットや要件が異なります。使用する媒体によっては、作成や印刷にかかるコストが大きく変わることがあります。これらの理由から、制作会社へ依頼する際は、使用する媒体を決定しておくことが重要です。
デザインの納期を余裕をもって設定することは、プロジェクトのスケジュール管理や進行管理にとって重要です。デザイナーとの打ち合わせや作業スケジュールを調整するため、余裕をもった納期を設定しておく必要があります。
デザイナーによって完成までの期間は大きく異なるため、余裕を持つことで、デザインのクオリティを向上させるための調整の時間が確保できます。
デザイン制作の予算を事前に決めておくことは、費用対効果を把握し、適切なデザインサービスや作業範囲を判断する際に役立ちます。予算がはっきりしていると、デザイナーとの交渉や作業範囲の調整がスムーズに進みます。初稿で完成イメージにズレをなくすためにラフ案の作成が必要です。事前にラフ案が必要であることを伝え、料金の有無について確認すると安心です。
ここからは、おすすめのキャラクターデザインができる会社をご紹介します。
株式会社エーイーは、時代を突き破る「永く愛されるデザイン」作りを大切に、ロゴやキャラクターデザインを行なっている会社です。独自の発想や、読みやすさを重視した文字組み、一瞬で印象付ける効果的な色使い、あらゆるタッチのイラストなどが好評で、大手企業や学校、病院、官公庁などの多彩な実績をお持ちです。
会社名 |
株式会社エーイー |
設立年度 |
2009年 |
対応領域 |
グラフィックデザインを中心とした広告制作/企画、デザイン、撮影、イラストなど |
おすすめポイント |
・他の会社との差別化を図るデザイン ・高品質な印刷と優れたデザインをお届け |
株式会社Kumarbaは、デジタル動画領域を中心にキャラクターの開発と運営を行う会社です。オリジナルのキャラクターの創作や3Dモデル制作・VTuberの開発を手掛けています。また、「キャラクターの力で子ども達を笑顔に」をミッションに掲げ、これからの未来を担う子供たちがいつまでも笑顔でいられるようなデザイン制作にこだわりを持っています。
会社名 |
株式会社Kumarba |
設立年度 |
2020年 |
対応領域 |
キャラクター制作/コンテンツ制作など |
おすすめポイント |
・高度なアニメーション技術 ・独自のテクノロジーを用いた映像制作 |
株式会社STUDIO HOLIDAYは、優れた造形力とデザイン力を武器に多くの企業プロモーションやブランディングを手掛けられている会社です。オリジナルキャラクター開発に関してトップクラスの実力を持ち、コンセプトメイクから最終アウトプットまで、高品質なクリエイティブを提供していただけます。大手企業の実績が豊富で、CMなどでも多くの人々の目に触れた有名キャラクターを制作した実績もお持ちです。
会社名 |
株式会社STUDIO HOLIDAY |
設立年度 |
2018年 |
対応領域 |
CI/VIデザイニング/キャラクターデザインおよび運用コンサルティングなど |
おすすめポイント |
・優れたオリジナルキャラクター開発 ・高い造形力やデザイン力 |
株式会社MuuMuは、2D・2.5D・3Dキャラクター制作を得意としている会社です。最先端のテクノロジーからアナログなデザインまで、幅広く開発をしています。クリエイティブな表現で感動を作り、人々をつなぐデザインを世界中に届けることを目標にしています。
会社名 |
株式会社MuuMu |
設立年度 |
2017年 |
対応領域 |
企画/2Dデザイン/3Dデザイン/など |
おすすめポイント |
・2Dや3Dデザイン制作が強み ・キャラクターの企画からデザインまでトータルで対応 |
Crico株式会社は、クリエイティブとテクノロジー領域に特化したプロの集団です。
発注者のさまざまなオーダーに応じて幅広いデザイン制作が可能で、中でもキャラクターモデルを得意としています。数々のゲームキャラクター、Vtuberモデルなどの実績をお持ちです。
会社名 |
Crico株式会社 |
設立年度 |
2013年 |
対応領域 |
2Dデザイン/3Dモデル制作/アニメーション制作など |
おすすめポイント |
・生成AIを活用したデザイン ・コストパフォーマンスを重視した制作 |
本記事では、キャラクターやイラストデザインにかかる費用を中心に、一般的な相場や制作会社へ依頼する際のメリットやポイントについてご紹介しました。しかし、「大体の相場は理解したが、どの会社に依頼するか迷っている」という方も多いと思います。
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