【2025年最新】キャラクターやイラストデザインの費用相場|おすすめの会社5選
2025.05.21
「デザインの費用相場がわからない」「おすすめのデザイン制作会社が知りたい」という悩みをお持ちの方も多いと思います。キャラクターやイラストデザインは高いクオリティで制作するためにも、プロに依頼するのがおすすめです。費用相場を把握しておくことで、適正な価格で依頼できます。
本記事では、キャラクターやイラストデザインの費用相場、個人や制作会社へ依頼した場合の費用の違いを解説します。
この記事のポイント
①キャラクターやイラストデザインの費用相場
②制作会社へデザインを依頼する際のポイント
③キャラクターデザインができるおすすめの会社5選
ディレクション費|企画方針の策定にかかる費用の目安
キャラクターやイラストデザインを発注する際、以下のような情報整理・企画立案を行う工程が「ディレクション」に該当します。
ディレクション費はデザイン費に含まれていることもありますが、外部ディレクターが入る場合などは別途1〜5万円程度が発生するケースがあります。発注前に見積明細の確認が必須です。
デザイン費|キャラクター・イラスト本体の制作料金
キャラクター・イラストの基本的なデザイン制作にかかる費用です。費用は以下の要素によって上下します。
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ラフ案の有無や完成度
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提案数(例:1案か3案か)
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修正回数の上限設定
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使用用途や媒体の種類(商用か、SNS用か 等)
一般的な相場は3〜10万円程度で、3案の初期提案+3回程度の修正がセットになっている場合が多く見られます。それ以上の対応には、別料金が加算される傾向があるため注意しましょう。
修正費|追加のデザイン修正が発生した場合の追加料金
修正対応は、初回の見積もりに含まれることが多いものの、回数を超えた場合には追加費用が必要になります。目安は以下の通りです。
修正回数に制限があるかどうかは、発注前に確認しておくとトラブルを回避できます。
ポーズの追加費|走る・話すなど動きのある表現の追加料金
キャラクターは通常、基本ポーズ(立ちポーズなど)で納品されますが、動きのあるバリエーションを希望する場合は別料金となります。
商用利用でバリエーションが必要な場合は、事前に必要な動作リストをまとめて依頼すると、コストが抑えられる場合もあります。
著作権譲渡費|キャラクター・イラストの権利を譲り受ける際の費用
著作権の譲渡は、制作会社側が明確に価格を提示していないケースが大半です。価格は案件内容やキャラクターの独自性によって変動します。
商用利用や商標登録を想定している場合は、著作権譲渡の要否を明確にした上で交渉する必要があります。
商標登録代行費|イラストをブランド資産として保護する費用
商標登録をデザイン会社や特許事務所に代行してもらう場合の費用は以下の通りです。
費用は「特許庁への申請費用+代行手数料」が内訳となります。必要に応じて、費用と登録難易度の両面から依頼先を検討しましょう。
個人へ依頼した場合の費用相場
個人への依頼は制作会社と大きな違いはありませんが、約1万~10万円以上までさまざまです。(※2024年7月時点)
個人に依頼する場合、デザインの修正や追加オプションでデザインに対して柔軟な対応をしてもらえるメリットがあります。ただし、デザイナーの知名度に応じて、料金が高くなる可能性があるため注意が必要です。
個人で活動しているデザイナーを探す際は、クラウドソーシングサイトやSNSを利用するのが一般的です。
制作会社へ依頼した際の費用相場
シンプルなデザインであれば、2〜3万円程度で制作が可能ですが、修正や複数のデザインを制作する場合は、10万円程度の費用になる可能性があります。デザインの工数を抑えることで費用を低くすることも可能ですが、十分な打ち合わせがないと、ご希望に合わないデザインになる可能性も高いです。満足できるデザインにするためにも、費用相場は10万円程度と考えておきましょう。(※2024年7月時点)
また、制作会社により、メニュー表や見積書の記載方法は異なります。そのため、注文する内容がどのように含まれているかを把握し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
料金設定が明確である
フリーランスのイラストレーターではなく、制作会社に発注するメリットとして、料金設定が明確であることが挙げられます。個人のイラストレーターに発注すると、価格の交渉から始まり納期遅延や修正対応に関する追加料金の問題など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
そのため、制作会社に依頼すると料金や納期が明確で、決められた通りのサービスで対応してもらえるため安心感があります。リスクを極力回避したいなら、制作会社に依頼することをおすすめします。
デザインのために社内環境の調整やリソースが必要ない
制作会社にデザイン制作を依頼するメリットは、制作に伴うPCやソフトウェアの購入費用、社内での調整作業など、多くのコストを削減できる点です。また、デザイン制作には多くの時間と労力がかかりますが、発注によって負担を軽減できるため、従業員は業務に集中できます。
経験や知識に基づいたデザインを期待できる
専門的な知識や経験を持つデザイナーに依頼できる点も、制作会社へ依頼するメリットです。発注先のデザイナーは、豊富な経験と実績を活かし、最新のデザイントレンドや効果的な表現方法に精通しているため、質の高いデザインを期待できます。
社内でデザインを行う場合、担当者の知識やスキルには限界があるため、制作会社に発注することで、プロジェクトに最適な専門的なスキルを持つデザイナーを選べます。
ターゲットの情報を明確にする
デザインの対象となるターゲット(情報やメッセージを伝えたい相手)を明確に把握することが大切です。「対象となるのは誰か」を明確にし、そのターゲットを具体的にイメージします。見た人や手に取った人にどのような感情を抱いてほしいか、ターゲットに対して興味やニーズ・好みを把握することで、ターゲットに響くデザインの実現が可能です。
キャラクターやイラストを使用する目的を明確にする
デザインの目的を明確にすることが重要です。デザイナー任せにしてしまうとニーズや希望にあったデザインを実現できません。しかし、ブランドの認知度を上げたり、特定の商品やサービスの販売促進、情報の伝達を行ったりなどの、明確な目的を持つことで、キャラクターやイラストの方向性や内容が明らかになり、希望に沿ったデザインを実現できます。
使用する媒体を決定しておく
使用される媒体やプラットフォームを事前に決定しておくことが重要です。Webサイトやソーシャルメディア・印刷物など、それぞれの媒体には最適なフォーマットや要件が異なります。使用する媒体によっては、作成や印刷にかかるコストが大きく変わることがあります。これらの理由から、制作会社へ依頼する際は、使用する媒体を決定しておくことが重要です。
余裕をもった納期を設定する
デザインの納期を余裕をもって設定することは、プロジェクトのスケジュール管理や進行管理にとって重要です。デザイナーとの打ち合わせや作業スケジュールを調整するため、余裕をもった納期を設定しておく必要があります。
デザイナーによって完成までの期間は大きく異なるため、余裕を持つことで、デザインのクオリティを向上させるための調整の時間が確保できます。
予算を決めておく
デザイン制作の予算を事前に決めておくことは、費用対効果を把握し、適切なデザインサービスや作業範囲を判断する際に役立ちます。予算がはっきりしていると、デザイナーとの交渉や作業範囲の調整がスムーズに進みます。初稿で完成イメージにズレをなくすためにラフ案の作成が必要です。事前にラフ案が必要であることを伝え、料金の有無について確認すると安心です。
株式会社エーイー
株式会社エーイーは、時代を突き破る「永く愛されるデザイン」作りを大切に、ロゴやキャラクターデザインを行なっている会社です。独自の発想や、読みやすさを重視した文字組み、一瞬で印象付ける効果的な色使い、あらゆるタッチのイラストなどが好評で、大手企業や学校、病院、官公庁などの多彩な実績をお持ちです。
会社名
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株式会社エーイー
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設立年度
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2009年
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対応領域
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グラフィックデザインを中心とした広告制作/企画、デザイン、撮影、イラストなど
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おすすめポイント
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・他の会社との差別化を図るデザイン
・高品質な印刷と優れたデザインをお届け
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株式会社Kumarba
株式会社Kumarbaは、デジタル動画領域を中心にキャラクターの開発と運営を行う会社です。オリジナルのキャラクターの創作や3Dモデル制作・VTuberの開発を手掛けています。また、「キャラクターの力で子ども達を笑顔に」をミッションに掲げ、これからの未来を担う子供たちがいつまでも笑顔でいられるようなデザイン制作にこだわりを持っています。
会社名
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株式会社Kumarba
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設立年度
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2020年
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対応領域
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キャラクター制作/コンテンツ制作など
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おすすめポイント
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・高度なアニメーション技術
・独自のテクノロジーを用いた映像制作
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株式会社STUDIO HOLIDAY
株式会社STUDIO HOLIDAYは、優れた造形力とデザイン力を武器に多くの企業プロモーションやブランディングを手掛けられている会社です。オリジナルキャラクター開発に関してトップクラスの実力を持ち、コンセプトメイクから最終アウトプットまで、高品質なクリエイティブを提供していただけます。大手企業の実績が豊富で、CMなどでも多くの人々の目に触れた有名キャラクターを制作した実績もお持ちです。
会社名
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株式会社STUDIO HOLIDAY
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設立年度
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2018年
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対応領域
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CI/VIデザイニング/キャラクターデザインおよび運用コンサルティングなど
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おすすめポイント
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・優れたオリジナルキャラクター開発
・高い造形力やデザイン力
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株式会社MuuMu
株式会社MuuMuは、2D・2.5D・3Dキャラクター制作を得意としている会社です。最先端のテクノロジーからアナログなデザインまで、幅広く開発をしています。クリエイティブな表現で感動を作り、人々をつなぐデザインを世界中に届けることを目標にしています。
会社名
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株式会社MuuMu
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設立年度
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2017年
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対応領域
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企画/2Dデザイン/3Dデザイン/など
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おすすめポイント
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・2Dや3Dデザイン制作が強み
・キャラクターの企画からデザインまでトータルで対応
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Crico株式会社
Crico株式会社は、クリエイティブとテクノロジー領域に特化したプロの集団です。
発注者のさまざまなオーダーに応じて幅広いデザイン制作が可能で、中でもキャラクターモデルを得意としています。数々のゲームキャラクター、Vtuberモデルなどの実績をお持ちです。
会社名
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Crico株式会社
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設立年度
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2013年
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対応領域
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2Dデザイン/3Dモデル制作/アニメーション制作など
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おすすめポイント
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・生成AIを活用したデザイン
・コストパフォーマンスを重視した制作
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本記事では、キャラクターやイラストデザインにかかる費用を中心に、一般的な相場や制作会社へ依頼する際のメリットやポイントについてご紹介しました。しかし、「大体の相場は理解したが、どの会社に依頼するか迷っている」という方も多いと思います。
そのような時に頼りになるのが「レディクル」です。レディクルでは、専門のコンシェルジュが丁寧にヒアリングを行い、最適な会社選びをサポートします。お困りの際はお気軽にご相談ください。
キャラクターデザインの料金相場はどのくらいですか?
デザイン内容や実績により異なりますが、1体あたり3万円〜30万円ほどが一般的です。商用利用や複雑な要望がある場合は、さらに高額になることがあります。
キャラクターを使用する際のライセンス料はどれくらいかかりますか?
使用料は用途や媒体、期間によって異なり、数万円〜数十万円になるケースがあります。独占使用や大規模プロモーションの場合は、契約条件も厳しくなる傾向にあります。
VTuberのキャラクターデザイン費用はどれくらいですか?
VTuber用のキャラクターは、Live2Dや3Dモデル化も含めると10万円〜100万円以上かかることもあります。立ち絵のみであれば5万円〜30万円程度が目安です。
キャラクターのデザインには著作権は発生しますか?
原則として、キャラクターデザインには著作権が発生します。著作権の譲渡や使用許諾については、契約時に明確に取り決める必要があります。著作権フリーではない場合がほとんどです。
キャラクターのモデリングにはどのくらいの費用がかかりますか?
3Dモデリングの費用は、キャラクターの複雑さや仕様によりますが、10万円〜50万円程度が一般的です。ゲーム用やアニメーション用に調整する場合、さらにコストが増加します。