「松坂屋名古屋店」 キービジュアル開発・プロモーション
「松坂屋名古屋店」 キービジュアル開発・プロモーション
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UCC上島珈琲の新たなブランド「YOINED(ヨインド)」の立ち上げに参画。
香りというコーヒーの体験価値に着目したUCCは自社の研究開発体制を活かし、「豆本来の香りを閉じ込める」新しい製法を日本で初めて実現しました。
私たちは、「香り」という目に見えない価値をどう体験として可視化するか。また、新しい消費体験の理解促進、ロゴやパッケージなど多様な要素の統一感、そして認知から購入へつなげる発信戦略などが求められました。
ワークショップを通じてキーワードとなる「余韻」を核としたブランドパーソナリティを設定し、それをネーミングやデザインに反映。
ネーミングは、余韻に包まれるという体験価値が直感的に伝わる「YOINED(ヨインド)」に。
「余韻のまどろみと、濃く深い味わい」をすべてのビジュアルのコンセプトに据え、ロゴは、濃く深い味わいを表す太いセリフ体、高級感を表すサンセリフ体、長く続く余韻やシズルを表す有機的なフォルムを一体化。
ドリンクでは味わえない濃さと深さをストレートに表現することで、商品の個性をそのままロゴの個性に置き換えました。さらにタグラインとステートメントを明文化、2種類の風味も名称化し、ブランドの骨格を固めました。
キービジュアルは、コーヒーでありながら食品であるという特異性や存在感を、コピーとビジュアルの両面で伝えて興味を喚起。
画期的な商品を中心に捉えながらもそのままストレートには見せず、「ピントの浅い写真」を使うことで深い余韻のニュアンスを感じさせています。この表現は、キービジュアルだけでなくすべての写真で統一し、YOINEDらしい世界観を構築しています。
パッケージデザインにも、余韻は「続く」ものというイメージから、外箱は6枚の個包装が一列に並ぶ横長の形状に。色は、まったく新しいコーヒーであること、チョコレートと誤認されるのを防ぐ必要があることから、茶色系で風味の濃さを想起させる王道の方向性は除外。それとは反対に外箱を白く、内側を熟したコーヒー豆のような赤茶色に。余韻とは、ある出来事での驚きや感動の「後」に感じるため、箱を開いた後にも、色のコントラストで風味の濃さを感じられるよう細部まで設計しました。
ブランドサイトは、キービジュアルはもちろん、コーヒー豆や開発現場のイメージカットまで全体を通して写真を大きくレイアウト。興味をもって訪れた人をYOINEDの世界観にいっそう引き込んだうえで、商品開発に至った背景や製造の経緯などブランドストーリーも丁寧に紹介して、購入を後押ししています。加えて、試食体験会に参加するインフルエンサーのアサインもPR会社と密に連携して実施。情報番組やWebニュースをはじめ200を超えるメディアに取り上げられました。商品開発のフェーズから、デザイン、発売・拡散の支援まで、ブランドの構築と展開に全面的に携わりました。
「松坂屋名古屋店」 キービジュアル開発・プロモーション
「Godiva Japan」 2018年 バレンタイン限定パッケージのデザイン
「ジェラートピケ」 PEANUTSの誕生75周年コラボレーション スペシャルウェブページ制作
スキンケアブランド「ADAN SILK」 ブランディング
老舗和菓子店「鶴屋吉信 IRODORI」 ブランディング
オリーブオイルブランド 安芸の島の実(AKI no SHIMA no MI)」 ブランディング
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