コンシェルジュが経験や知見をもとに発注先候補をピックアップ
ー株式会社ナノスタイル様がアプリ開発に至った背景を教えてください。
大福様:アプリのリリース前は、ホームページやメールなどを通じて、商品やキャンペーンなどの情報をお客様にお届けしていました。しかし、従来の方法だとお客様ごとに情報の偏りが出てしまったり、弊社としても掲載先の管理が困難だったりと課題が見えてきたため、アプリに情報を集約しようと考えたのがきっかけです。
ーレディクルを活用しようと思ったのはなぜでしょうか?
大福様:レディクルを知ったきっかけは、コンシェルジュの倉持さんからいただいたお電話です。ちょうどアプリ開発の依頼先を探していた時期だったので、発注先探しのひとつの手段としてレディクルの説明を聞いてみようかなと。自分で探すだけでは出会えない企業にも出会えることと、倉持さんの話しやすい人柄も相まって活用を決めました。無料で相談できることも、後押しとなりました。
ー理想とする発注先のイメージはありましたか?
大福様:私たちはお客様一人ひとりに合わせた様々なキャンペーンを実施していることもあり、情報の内容や配信先をお客様ごとに変えられるアプリを開発したいと考えていました。
当時は複数の企業からアプリ開発のご提案をいただいていましたが、機能があらかじめ決まっている「パッケージ開発」の提案がほとんどで……。パッケージ開発は依頼しやすい価格帯である一方で、機能や仕様に制限があります。
私たちは当初から、アプリに搭載する機能を継続的に増やすことを見据えていたため、来店スタンプの導入や配信クーポンの一覧表示、測定値のグラフ化など、弊社が欲しい機能を柔軟に開発してくださる企業を探していました。
倉持:ご相談いただいた当初は、パッケージでのアプリ開発もご検討されていましたよね。ですが、実現したい機能が複数あると伺っていたため、今回は自由度の高さや企業の規模感を重視しつつ、柔軟に開発ができる企業への依頼を推奨させていただきました。
大福様:倉持さんが、過去に担当したアプリ開発の案件をもとにアドバイスをしてくださり、非常にありがたかったです。私たちの事業や依頼内容を事前に把握し、発注先候補にも的確に伝えてくださったので、商談時にすぐに本題のアプリ開発について話せました。
展示会などで発注先を探すこともできますが、事業内容の理解に時間を要したり、後から前提条件が噛み合っていないことが発覚したりするケースもあります。その点、ご紹介いただく企業と依頼内容との間に齟齬が生まれにくいのもレディクルを活用するメリットだと思います。
理解力と提案力がある、信頼できる発注先に出会えた
ー今回は、レディクルからご紹介させていただいたF社様を発注先にお選びいただきました。F社のご担当者様の印象はいかがでしたか?
大福様:F社のご担当者様は利益だけにとらわれず、私たちと一緒に良いアプリを作ろうとしてくれている姿勢がとても伝わってきました。弊社の想いに共感した上で、理想とするアプリのイメージもすぐに汲み取っていただき、初回商談時から「ぜひF社様に依頼したい」と思っていました。
倉持:F社様はアプリ開発への熱量が高い企業との取り組みを希望されていたこともあり、ナノスタイル様のお話をした際、すぐに前向きなお返事をいただきました。会社の規模感や予算だけでなく、アプリ開発に取り組む姿勢やプロジェクトに対する想いも含めて、ナノスタイル様とF社様は良いパートナーになるのではないかと感じていたため、発注につながってよかったです。
大福様:F社のご担当者様は理解力と提案力がある方です。要望に対して「この色のほうが見やすいと思います」「イメージに合うようにデザインを考えました」など、アプリをより良くするアイデアを積極的に提示してくださいました。
また、弊社は開発に精通しているわけではないため、やりたいことを伝えれば、すぐに手を動かして組み立ててくださる実行力もありがたかったです。
アプリに送る情報を絞ったり、データの更新数を調整したりすることで、工数やコストを削減しつつ、私たちが求める機能を実装してくださったのも助かりました。不具合があった際の素早い対応も信頼できるポイントです。
F社様との間には、初回の商談からリリース後の今に至るまで一度もトラブルが発生したことがなく、とても良いお付き合いをさせていただいています。
倉持:信頼できるパートナー企業との出会いを創ることができて、私も嬉しく思います。
ーアプリをリリースしたことによる効果や反響はいかがでしたか?
大福様:アプリでキャンペーン情報を見て来店してくださるお客様が増えたほか、新作のお知らせをすると「試してみたい」と通常のメニューにプラスして予約してくださるお客様も多くいらっしゃいます。
これまでは様々な媒体でクーポンを配信していたことにより、来店動機が不明な場合が大半でした。その点、アプリであれば管理画面からクーポンの表示率が確認できるため、施策の効果測定にも大変役立っています。
また、お客様の会員情報やクーポンの利用状況を個別に確認しながら、「お使いいただけるクーポンがございます」「本日で10回目の来店ですね」と、よりお客様に合わせたお声がけもできるようになりました。
社内での嬉しい変化としては、店舗独自のキャンペーン施策を打てるようになり、スタッフがこれまで以上に積極的に施策を考えてくれるようになりました。最近はアプリ内に来店予約システムも導入したため、来店率にさらに良い効果が現れることを期待しています。
ーアプリをリリースしたことによる副次的効果はありましたか?
大福様:これまで複写式の紙を使用していた契約が、アプリ内で完結できるようになりました。契約時にお客様にご来店いただく手間もなくなり、契約のハードルが下がったと思います。
チケットやポイントカードもアプリに移行したことで、印刷代や管理コストの削減にも成功しました。簡単に告知ができるアプリでの情報配信をメインにし、工数の多いメルマガ配信を減らすことで業務効率も改善した実感があります。
レディクルの活用で理想の企業と出会う確率が上がる
ー大福様にとって、レディクルのコンシェルジュはどんな存在ですか?
大福様:倉持さんは、困ったことがあったときに真っ先に相談しようと思える頼もしい存在です。倉持さんがいなければホメオスタイルのアプリは完成しなかったので、本当に感謝しています。
これまで何度も展示会に行って様々な企業の方とお話させてもらいましたが、なかなか要望やニーズに合ったお取引先を自ら見つけるのは難しく、信頼できる発注先に出会うのは奇跡と言っても過言ではありません。
そんな中、倉持さんは私たちの事業内容や会社の規模感、案件の要望を理解した上で発注先候補を提案してくださるので、理想の企業に出会える確率が高くなります。今後も新しい案件を立ち上げる際には、まず倉持さんにご相談しようと考えています。
倉持:お褒めの言葉をいただき嬉しいです。ヒアリング段階から的確に情報をキャッチアップして、スピーディーに最適な提案ができるように心がけています。これからもナノスタイル様の発注先探しのお役に立つことができたらと思います。
ーどんなシーンでレディクルを活用するのがおすすめですか?
大福様:企画や販売、ブランディングなど幅広い業務を担当されている方にこそ、ぜひレディクルを活用していただきたいです。新しいことを始める際に、ゼロから情報収集するには時間がかかりますし、リソースも限られます。そんなときにレディクルなら、短期間でニーズに沿った企業を提案してくださいます。発注先探しと業務効率化、どちらの観点においてもおすすめです。
ー今後の事業展望を聞かせてください。
大福様:長年に渡り美容サービスや商品を提供してきたナノスタイルには、30年以上会員でいてくださるお客様も多くいらっしゃいます。これからもお客様に長くご愛好いただくために、常に新しいものを取り入れて進化していく所存です。
近年は美容だけでなく健康を意識されている方も多いため、今後はできるだけ自分の足で元気に若々しく生きる人を増やすことにも貢献していきたいと思っています。
新しいことの実現には、すでに知見をお持ちのパートナーの協力が必要です。そんなときにレディクルを活用してご縁を広げながら、今後も発展を続けていきたいです。