差別化をはかって個性を出すため「レディクル」にオファー
ー今回は、「春のオープンキャンパス2023」のLP(ランディングページ)を制作するに当たり「レディクル」をご利用いただきました。
城本様:はい、今までとは別の企業様に依頼することで、LPの新しい見せ方ができるのではないかと考えました。本学は受験生向けサイトや特設サイトを持っています。それらのサイト分析なども含め、今後のWebまわり全体をご相談できる企業様と繋がりたいという展望があり、他の相談でもお世話になっていた「レディクル」にお願いしました。
ー“新しい見せ方”をすることでどんな効果を狙ったのでしょうか?
城本様:私共のような学校法人がLPを作る場合、教育業界に強い広告代理店に依頼することが多いのですが、完成したページはなんとなく似通ってしまい、他の大学に溶け込んだ印象になりがち。そこで見せ方を変えれば、「駒澤大学だけ雰囲気が違う」「なんだか面白そう」と思っていただけるのではないかと。そうして駒澤大学の「個性」を認知していただき、最終的にオープンキャンパスの来場者数を増やすというねらいがありました。
ー「レディクル」以外のマッチングサービスの利用も考えられましたか?
城本様:「レディクル」は、お電話をもらうタイミングがいつもピッタリなんです。今回も、昨年11月頃に業者を探し始める段階で村田様からご連絡をいただき、そのまま依頼しました。お付き合いが長いので、どの時期にどんなイベントがあるかを把握されているのだと思います。“困ったら「レディクル」“という感じですね。
村田:ありがとうございます。私は入社1年目からのお付き合いで、他のサイトやノベルティ制作などの際にもマッチングをさせていただいております。今回のLP制作でもオファーをいただき、とても嬉しかったです。
ー企業選びに当たってはどのようなご要望を出されましたか?
城本様:まずは期間ですね。オープンキャンパスの開催が3月18・19日。LP公開は2月中旬を予定していたので、2022年内に企業を選定し、年明けから約1カ月半という短期間で制作する必要がありました。デザインはおまかせでしたが、開催日程の表示や予約申込み用のボタンリンクなど必須の要素はありましたので、それを少ない予算内で制作して欲しいということをお話ししました。
ーそんなご要望を受け、コンシェルジュ側ではどのような点を意識して発注先候補を選定されたのでしょうか?
村田:異なる強みやテイストをもつ会社を選ぶことを意識しました。学校系サイトのご実績が豊富な企業様、スピードや対応力が優れている企業さまなど、数社ご紹介しました。
城本様:各企業様からLPのご提案をいただいたのですが、今までの私共のサイトでは見たことのない色やデザインが使われていて驚きました。それぞれの強みが生かされてレベルが高く、コスト面もほぼ差がなかったので、企業選びは最後まで難航しましたね。
ー最終的にG社様を選ばれましたが、決め手となったのはどのような点でしょうか?
城本様:駒澤大学に対する「熱意」です。G社様は過去のオープンキャンパスページも細かくご覧になっていて、「ここはこう変えたらより面白いのではないか」と具体的なアイデアを出してくださいました。たとえば、ただLPを作って公開するだけでは動きがないので、「NEWS」の項目で更新箇所を知らせるとか。短期間にたくさんのご意見をくださったところに熱意を感じました。
村田:G社様は城本様がおっしゃっていた「サイト分析」も得意とされています。今回だけでなく将来的なつながりができることを期待してご紹介しました。
受験生の気持ちに沿ったLPが功を奏し総申込数は約10%増加
ー以前のLPから一番大きく変わったのはどこでしょうか?
城本様:イラストベースだったビジュアルが写真になった点です。「実際の学内や学生の写真を使った方が学校生活をイメージしやすいのでは?」とG社様よりご提案をいただき一新いたしました。過去のオープンキャンパスページとギャップがあり当初は不安でしたが、結果的に申込数も増えましたので、受験生の方にも親しみをもっていただけたのではないでしょうか。
ー申込数の増加率を教えていただけますか?
城本様:昨年は1日あたり約800人でしたが、今年は900人近くなので、平均でおよそ100人、約12%の増加ですね。受験生となる18歳人口が減少している昨今、これほど数字が伸びたというのはすごいことです。今回の予算内ではサイト分析ができず、PV数などは出せなかったのですが、コンバージョンとしてはやはり申込数増加においていましたので、目標は達成できたと思います。
ー制作過程で印象に残っていることはありますか?
城本様:かなりの業務時間が短縮されたことです。以前は公開直前にバタバタするのが当たり前でしたが、今回は同じ一カ月半というスケジュールでも余裕を持って公開日を迎えることができました。G社様の提案で「Google Chat」で連絡を取り合うことで手軽にメッセージを送りあえ、コミュニケーションがスムーズになったことも大きいです。具体的な短縮時間を出すのは難しいですが、私個人の感覚でいえば以前の負担が「10」だとすれば、今回は「5」程度でしたね。
ー改めて、G社様とのLP制作を振り返ってみていかがでしたか?
城本様:すべての面で要望通りにしていただけました。特にコスト面は、こちらの意見を通すとオーバーするところを、さまざまな工夫で予算内におさめていただいています。オープンキャンパスを開催した駒沢キャンパスは、全学生が4年間を過ごす学びの場。学部学科の枠を超えた交流と、多彩な知識を得られる楽しさが伝わるページになったのではないかと、満足しています。
ー「レディクル」を利用してよかったと思う点を教えてください。
城本様:制作会社をイチから探すとなると、事業内容や実績を調べ、コンタクトを取って……と大変な手間がかかります。しかし、「レディクル」なら最初に企業の情報をいただけるので、調べる手間が省ける点はありがたいですね。特に実績の部分では、「○○だけでなく●●も強い」など、ホームページには載っていない口コミや実績も教えていただきました。1人で探していたら絶対に分からない情報を得られるのも大きなポイントです。
村田:ありがとうございます。おっしゃるとおり、サイトでは開示できないご実績をもつ企業様はたくさんいらっしゃいます。たとえば代理店を経由したお仕事はその企業のご実績として出せないため、外部の方は知ることができませんが、「レディクル」は直接ご共有いただいています。また、実績を掲載するまでに完成から時間がかかるので、最新の実績はホームページには載っていません。「レディクル」ではそういった情報も踏まえてマッチングし、ネット上で開示していない情報の一部はご提供することが可能です。
ーどんな企業に「レディクル」をお勧めしたいですか?
城本様:何かを制作するにも伝手がなく、依頼先探しに時間を費やしている企業ですね。「レディクル」を利用すれば、その時間を他の業務に充てることができますから。また、私共のように新しい見せ方でよりいいモノを作りたいと考えている企業にもお勧めです。今までと違う視点を持った企業とマッチングすることで、手探りの状態を解決する一助になると思います。
ー最後に、今後の展望などがありましたらお聞かせください。
城本様:18歳人口が減少するなかで「選ばれる大学」になるには、常に新しいことを発信していかなければなりません。知名度があっても油断はできませんし、私自身も「今まで通りではいけない」と危機感を覚えています。求められることにスピーディに対応しつつ、今後はSNS やWeb分析などにもより力を入れていくつもりです。時代に合わせて受験生のトレンドも変化しています。私共だけでは追いつけない部分は「レディクル」に頼りながら、より良いものを作っていきたいですね。
※ページの内容は2023年6月時点の情報です。