――まずは「レディクル」をご利用いただいた背景や、当初抱えていた課題についてお聞かせいただけますでしょうか。

髙野 美樹様：広告プランニングチームでは記事広告（※）の営業と制作ディレクションを担っており、当時は新規リード獲得を強化していこうと、架電でのアポイント取得〜新規提案に特に注力をしていました。

しかし、架電での営業ではインターネット上で得た情報をもとにお話をする形が基本となるため、広報活動に力を入れられている企業様や今ブランディング施策を求めているお客様に対して、ピンポイントでアプローチを行うことは容易ではありません。そのため、受注につなげるまでに多くの時間がかかってしまうことを課題と捉えていました。

※記事広告：Webサイトなどに掲載される、第三者視点で書かれた記事形式の広告

――「レディクル」をご利用いただくことになった決め手はどのような点でしょうか。

髙野 美樹様：初めにお付き合いのある企業様から「レディクル」さんのサービスをご紹介いただいた時は、間に代理店を挟んで営業を行うことで “伝わりづらさ” が生じてしまうのではないかと懸念がありました。

ただ、お話を伺う中で、私たちのサービスを押し売りするのではなく「相手の企業様としっかりと関係性を築かれた上で、課題やニーズに合わせて第三者視点からお薦めしてくださる」というスタンスに惹かれて。まずは一度やってみようと、利用を決断しました。

――パートナーとしてご登録いただき、どのような印象をお持ちでしょうか？

髙野 美樹様：実際にやりとりをさせていただく中で、コンシェルジュの方々のヒアリング力の高さと熱心さを強く実感しています。

「ここまで話し込まれているんだな」と思わされる、とても内容の濃いヒアリングシートをご共有いただけるのはもちろんのこと、こちらに対してもたくさん質問をいただいたり「これはこういうことですよね」と丁寧に確認してくださったり。しっかりと私たちのことを理解しようとしてくださっていると感じ、安心してご一緒できている感覚です。

またこちらから提案の内容を一度お伝えして終わりではなく、案件ごとに担当者が電話やメールで対話をする機会を設けてくださいます。認識のすり合わせを都度行ったり、以前の結果をふまえ軌道修正をしたりと、細やかなフォローをいただける点も「レディクル」さんの良いところだなと感じています。

――ご登録いただいたことによる成果があればお聞かせください。

髙野 美樹様：「レディクル」さんにご紹介いただいた企業様は記事広告の良さを理解してくださっており、商談が非常にスムーズに進められた他、ご一緒する中での対話の量も以前より多いと感じています。ここでしっかりと私たちがお客様と絆を育めることができれば、継続的なお取引にも発展し得るという点で、今後につながる成果が現時点で得られていると思います。

またご提案の方向性についてすり合わせを重ねてきたことで、利用を始めた当初よりさらに確度の高いご紹介をいただけるようになりました。幅広い業種・業界のお客様との関係性を持たれている中で、どの企業様に記事広告がフィットするのか、という点をしっかりと見極めていただけているからこそのマッチングの質なのかなと感じています。

――「レディクル」を他の企業におすすめいただくとしたら、どのような企業に合うと思われますか。

髙野 美樹様：新規開拓営業に課題を感じられている企業様には、特に合うのではないでしょうか。

架電で新規開拓を行うとなると、「既にお取引先様がいるので」などとお断りされるケースも多く、お話を聞いていただくこともなかなか難しいものです。しかし間に「レディクル」さんが立ってくださることで、既存のルートをお持ちの企業様にも「ちょっとお話だけでも」という感覚で機会をいただける、門をくぐることができる点が良いところだと思っています。

また、これまでターゲットとして目を向けていなかった業界にもご紹介いただけるため、きっと世界が広がるはずです。

――「レディクル」は共同通信デジタル様にとってどのような存在でしょうか。

髙野 美樹様：コンシェルジュの方々はいつも気さくに連絡をくださり、とても楽しい雰囲気でお話ができます。

またご紹介を受けてすぐに「ではお願いします」と申し上げる場合ばかりではなく、「この点は大丈夫ですか」「この価格でご提案しても予算の範囲以内ですか」と細かな相談をさせていただくこともあるのですが、それでも私たちとご紹介企業様の双方からしっかりと話を聞き、納得感を生んだ上で関係性をつないでくださいます。

そういった気持ちの良い対話が自然にできるコンシェルジュの方々は、同じ社会人として尊敬できる存在であり、気兼ねなく相談をさせていただけるパートナーでもあると感じています。

――ありがとうございます。それでは最後に、貴社の今後の展望やその中で「レディクル」に期待されることがあればお聞かせください。

髙野 美樹様：共同通信社を母体とする企業であるため、お客様から信頼をいただくことができていますが、メディアサイトとしてはまだ名前が通っていない部分があります。今後はさらにコンテンツ拡充や認知拡大に力を入れて、メディアとしての力をつけていきたいと思っています。

そのためにも「レディクル」さんには、より確度の高い案件をご紹介いただければ嬉しく思います。今後ともよろしくお願いいたします。