――まずは「レディクル」をご利用いただいた背景や、当初抱えていた課題についてお聞かせいただけますでしょうか。
音部 仁志様:創業以来PR領域を幅広く手がけてきましたが、業界の中でさらなる差別化を図るべく、コロナ禍を機に「BtoBに特化したPR会社」として旗揚げしました。その中で、存在感を出してお客様に選ばれるためには、事業の成長・拡大スピードを飛躍的に高めなければいけないと。そしてそのためにも、BtoBのお仕事を数多く手がけて “質と量” を掛け合わせていく必要があると考えていたのです。
これまでは既存のお客様からのご紹介など、横のつながりから事業を拡大してきましたが、“量” を考えると自社のネットワーク外にも輪を広げていく必要があるだろうと、営業強化に向けて動き出していたというのが当時の状況です。
ただ、弊社のような規模で無形商材を扱う会社にとっては、ドアノックからヒアリング・ご提案へとつなげる過程に難しさがあるのも事実です。そこで間に立って、お客様に私たちのことを正しく伝えていただける存在の必要性を感じ、サービスの利用を検討するようになりました。
――数ある営業支援ツールやマッチングサービスの中で、「レディクル」をお選びいただいた決め手はどのような点でしょうか。
音部 仁志様:いくつかのサービスにお問合せさせていただいたのですが、中でも「レディクル」はPR領域の案件を豊富にお持ちで、お客様の規模感やお持ちの課題が “私たちがご提案したい・強化したい方向性” と合致していたと感じます。
また、担当者様のご対応も決め手の一つです。初めてお会いした際に、その場で「PR関連のご相談は月に◯件ほどいただいています」などと詳細な情報をご提示いただき、こちらの疑問や課題をクイックに解決していただけそうだと感じたこと、スピードを何より重要視する弊社と相性が良いのではと思えたことが、大きかったと思います。
――パートナーとしてご登録いただき、どのような印象をお持ちでしょうか?
音部 仁志様:営業支援と言っても、単に「会わせる」ことを目的とした “セールストーク” を行っていただくだけでは、その後お客様に信頼いただくことにはつながりづらいものです。
ですが、「レディクル」は弊社のことをしっかりと理解してお客様に伝えるために、弊社の取り組みについて定期的に情報をキャッチアップしてくださっていただきました。私たちがお客様と「長くお付き合いしていく」ことまで見据え、非常に丁寧にご対応いただけている印象です。
また当初思っていた通り、スピード感の面で相性が良くフィーリングが合うなと感じていますが、これはどの担当者の方にも共通するご対応力のおかげではないでしょうか。
「レディクル」自体がマーケティングを強化されているので、ご相談した課題をご自身の会社の状況に当てはめて、迅速に理解してご対応くださいますし、日常のコミュニケーションでもこちらのテンポにしっかりと合わせていただけて……非常に助けられています。
――ご登録いただいたことによる成果があればお聞かせください。
音部 仁志様:「レディクル」に登録後、BtoB領域の売上が拡大し、それに伴ってメンバーも大幅に増加しました。
従来のPRサービスのみならず、デジタルマーケティングの領域へと拡大することができ、それに伴った専門性のある人材やグローバルな人材も視野に入れた組織編成を強化することができました。
また、デジタル領域のお仕事が増加したこと、新たな組織を構築したことにより、デジタル領域に強みを持ったBtoBのPR会社として成長することができたと考えてます。
加えて、「レディクル」は多様な案件をお持ちなので、PR以外にリサーチやブランディング、SNSコンサルティングまで、幅広く「マーケティング」領域に課題をお持ちのお客様をご紹介いただきました。その過程で、会社としての事業推進力がついたと実感しています。
――「レディクル」を他の企業におすすめいただくとしたら、どのような企業に合うと思われますか。
音部 仁志様:今後、更に成長していきたいと考える企業様に最適なサービスだと思います。
弊社も「レディクル」を利用してすぐには受注につながらなかったのですが、そこから自分たちに足りないものを考え、会社案内の刷新や事例作成などに取り組み、それを機に、発注希望者様へのご説明の仕方にも変化が生まれ、徐々にお仕事につながるようになっていきました。
「レディクル」を利用したことが「お客様に選んでいただくためには何が必要か」を考えるきっかけになり、成長につながったと感じます。
――「レディクル」はリプレイ様にとってどのような存在でしょうか。
音部 仁志様:私たちの商品やサービスに対して、単にこちらからご説明をするだけでなくフィードバックをいただけたり、「このサービスなら、こういった層に響くのでは」などと戦略面でのご相談にも乗っていただきました。私たちの目指すべき目標に対して壁打ちの相手になっていただけるという意味で、「グロースパートナー」のような存在だと思っています。
――ありがとうございます。それでは最後に、御社の今後の展望と、その中で「レディクル」に期待されることがあればお聞かせください。
音部 仁志様:将来的にグローバルへ展開できる企業として成長したいと考えています。まずこの5年でBtoB領域の広報事業と、デジタルマーケティング事業の二本柱を引き続き、成長拡大していく予定です。またクライアントにとって弊社は、従来から提供しているPRサービスだけでなく、“マーケティング課題に対して共創できるパートナー”として価値を発揮していきたいと考えています。
「レディクル」は、弊社の事業の成長にとってとてもかかせない存在だと思っております。これからも弊社にとって事業を拡大する為のグロースパートナーとして色々な案件のご相談をいただけるよう期待しています。
(撮影/服部 健太郎 取材/伊藤 秋廣(エーアイプロダクション) 文/永田 遥奈)
※ページの内容は2022年09月時点の情報です。