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MV制作におすすめの映像制作会社15選!失敗しない企業の選び方やMVのメリットを紹介

MV制作におすすめの映像制作会社15選!失敗しない企業の選び方やMVのメリットを紹介

2023.12.04

音楽と映像が一体となったMV(ミュージックビデオ)制作は、アーティストの世界観を表
現する重要な手段です。しかし、いざ制作しようとすると次のような悩みを感じるでしょう。

・自分の音楽に合う映像がどうしても思い描けない
・クオリティの高いMVを作りたいけど、どの制作会社を選べばよいか分からない
・前回のMV制作で失敗してしまい、次回作に自信を持てない…

この記事では、MV制作でおすすめの15社の映像制作会社を厳選してご紹介し、失敗しない選び方やMVのメリットまで詳しく解説します。
クオリティの高いMVを制作して、聴く人も見る人も魅了できる映像作品を作り上げましょ
う。

※最終更新日:2024年3月11日(2023年12月に公開されたものを、最新情報を踏まえ編集部で校正・更新しました。

MV(ミュージックビデオ)とは



MV(ミュージックビデオ)とは、楽曲のイメージを表現する映像作品のこと。歌詞をモチーフにしたり、芸術的要素を強調したりする役割があります。

MVは楽曲の制作者が楽曲で伝えたいことをイメージして作られることが多いですが、それだけでは不十分と言えるでしょう。

  • アーティストの魅力
  • 楽曲で伝えたいこと
  • 歌詞の背景
上記のように、視聴者に多くのことを伝えなければなりません。
近年では、アーティストの魅力や楽曲背景を考えさせる制作が重視され、MV制作事業者はより幅広い表現が求められます。

PV(プロモーションビデオ)とMVの違い



PV(プロモーションビデオ)とMVは制作する目的が異なります。

PVとは、商品やサービスなどの宣伝および販売促進のために制作される動画のこと。PVはMVと異なり、音楽系の映像に限らず、企業などの宣伝・販売促進用の映像全般を指しています。

PVは商品の宣伝や販促のため、MVは楽曲の世界観を表現するために作られていますが、芸術性の高いMVが話題になり商品の販促につながっているため、PVと混同されることも多いです。


MV制作にかかる費用は300万円~



しっかりしたクオリティのMVを制作するには300万円〜の費用がかかります。
内訳は次のとおりです。

  • ディレクションや企画費:5〜30万円
  • 撮影費:35~200万円
  • 編集費:10~70万円
  • その他の費用:3,000円~数万円

MV作成にはそれぞれの費用で人件費や諸経費が発生するため、クオリティが高いMVを作りたい場合は300万円以上を準備する必要があるでしょう。
どんなMVにしたいか、イメージを具体的にするのも重要です。


ディレクション・企画費

企画費の相場は、制作会社の場合5〜30万円です。
企画とは、MV全体の構成やコンセプト、撮影方法などを決めること。
企画費には「下調べ」「シナリオ検討」「コンテンツ作成」などが含まれます。撮影スタッフの手配や撮影場所の下見などの人件費も含まれるため、目指すMVのクオリティによって費用に幅が生じます。

想定ストーリーがある場合自身で企画すると費用を抑えられますが、映像の企画は想像以上に難しいためリソースや自身の知見を考慮し依頼するか決めると良いでしょう。
また、MVのイメージや演出、求める音質や画質を事前に考えておくのも、予算内で納得できるMVを制作するポイントです。


撮影費

MVの撮影費用は、演出やメンバー数、機材などにより大きく変動しますが、制作会社に依頼する相場は35〜200万円です。
撮影費には以下の項目が含まれます。

  • カメラマンやアシスタントの人件費
  • 照明やカメラなどの機材費
  • キャストの出演費
撮影費は金額が高い一方、価格を抑えやすい項目です。具体的な費用を抑える工夫を3つ紹介します。

  • キャストを起用せずに自らが出演する
  • スタジオを借りずに風景のみの撮影にする
  • 自前のカメラで撮影する
費用を抑えつつ納得できるMVを撮影するために、MV撮影で大事にしたいポイントを明確にしておくと良いでしょう。
また、通常1日で撮影できるMVは3〜4分であることも覚えておいてください。

編集費

制作会社に依頼する際の編集費の相場は10〜70万円程度です。編集費とは、編集にかかる人件費や録音費などの合計を指します。

編集で行われる作業
  • 無駄な映像のカット
  • タイトルやロゴ、歌詞の挿入
  • CGやアニメーションの追加
CGを取り入れたり、アニメーションの追加演出を行ったりすると編集費が高くなるので注意しましょう。

編集費を安くするには、撮影時の画角調整やカット割の工夫が大切です。画角やカットが適切だと、編集の手間が減るため編集費を大きく抑えられます。
一方、撮影にこだわると撮影費が高くなるので、トータルの予算や求めるクオリティのバランスを事前に考えましょう。


その他の費用

制作会社によっては、MVの撮影・編集に加えて、YouTubeでの配信管理やライブのフライヤー、バンドのオリジナルロゴ作成などのオプション費用も請け負っています。
それぞれの項目の相場は次のとおりです。

  • YouTubeの配信管理:3,000~5,000円
  • ライブのチラシやフライヤーの制作:15,000~30,000円
  • バンドのオリジナルのロゴ作成:2~3万円
動画配信やデザインの知識があれば、費用を抑えられるでしょう。

また、撮影にともなう交通費などは撮影費とは別に実費負担になります。
MV作成の全体を見て、どこに予算を分配するか具体的に考えることが重要です。


MV制作会社を選ぶポイント



MV制作会社を選ぶポイントを4つ紹介します。

  • 仕事の実績があるかどうか
  • 予算内におさめてくれるか
  • 魅力的なコンテンツに仕上げてくれそうか
  • 社内体制は整っているか
4つのポイントを抑えれば、納得できるMVを制作してくれる会社に出会えるでしょう。


仕事の実績があるかどうか

公開されている実績の豊富さは、制作会社を決める重要な要素です。

実績を見れば、どのようなテイストのMVに対応しているかを判断できます。
実績を確認することで、MVのイメージに合った制作会社を選べるでしょう。

一方で実績が少ない制作会社は、MVのイメージが掴みづらく制作可能な範囲が狭い印象があります。ただし、広告代理店経由の実績は公開できない場合が多いので、気になった会社には問い合わせるのも良いです。


できる限り自分のイメージに合ったMVの制作実績が豊富な制作会社を選びましょう。


予算内におさめてくれるか

予算内におさめてくれるかは、MV制作の満足度を上げるために重要です。

依頼する会社によって費用が大きく異なり、撮影規模や制作期間にも影響します。自社の想定予算の中で適正価格で高品質な映像制作が可能か確認することが必要でしょう。


魅力的なコンテンツに仕上げてくれそうか

コンテンツの内容は視聴者の満足度に直結するため、非常に重要です。MVは音楽の映像表現だけでなく、アーティストのブランディングやライブ・イベントへの集客に直接影響します。

MVの出来栄えは今後のアーティストの売れ行きを左右するといっても過言ではありません。

魅力的なコンテンツに仕上げてくれる制作会社の特徴は次のとおりです。

  • 楽曲のメッセージを正確に強く発信できる
  • ターゲット層を意識したMV制作ができる
  • 一部のニッチな層向けではない
上記の3点と合わせて、自社のMVのイメージに合った実績がある制作会社なら、楽曲に合った魅力的なMV制作ができるでしょう。


社内体制は整っているか

社内体制が整っているかもMVのクオリティに直結します。

制作会社によっては、クリエイターを業務委託で手配しているところもあり、品質にばらつきが生じる場合があります。

社内に専任としてクリエイターを抱えている企業であれば、品質が安定する傾向にあり安心でしょう。
クリエイターを業務委託で手配している場合はしっかりと連携が取れているのか、品質は安定している課などを基準にすると良いでしょう。


MV制作でおすすめの映像制作会社15選



これまで解説したMV制作会社を選ぶポイントを踏まえて、おすすめのMV制作の映像制作会社を15社紹介します。

それぞれの制作会社には異なる実績や特徴がありますので、自社に合った制作会社を見つけてください


株式会社LightNix

株式会社LightNixは、安室奈美恵、倖田來未、EXILE、NGT48など多数の実績を誇る映像制作会社です。
有名な安室奈美恵の「HERO」のMVも手掛けた会社です。多種多様なMV制作実績があるため、自社のイメージに合ったMV制作が叶うでしょう。

製品・サービス紹介動画や企業のPR動画など、コンテンツの幅が広いのが特徴です。

映像制作だけでなく、映画のポスターも手がけており、ライブのパンフレット制作にもおすすめの会社です。

会社名 株式会社LightNix
設立年 2016年1月
主なソリューション CM、MV
おすすめポイント 多種多様なMV制作に対応可能

株式会社JOINT

株式会社JOINTは、テレビCMの映像編集からスタートした少人数の制作会社です。

ドローンを用いた撮影やCG作成、高度なアニメーション技術を持ち合わせており、企業のホームページからSNSまで様々な形式の映像作成に対応しています。

映像配信のサポートもしているため、YouTubeやSNSを活用したライブ配信をしたい方に特におすすめな会社です。

会社名 株式会社JOINT
設立年 2019年10月
主なソリューション 映像作成、映像配信
おすすめポイント 高クオリティな技術で中小規模の案件に対応可能

株式会社garakuta

株式会社garakutaはWEBCM・MV・プロモーション動画の制作会社です。

制作費3,000万円の高単価案件から総予算50万円以内の案件まで幅広く手掛けています。

2021年に映画「はなうたの鳴るほうへ」でいぶすき映画祭グランプリ・知多半島映画祭準グランプリを受賞しており、実績も十分といえるでしょう。

東京だけではなく、宮崎県など地方の仕事も受注しており、地方にいながらクオリティの高いMVを制作したい方におすすめです。

会社名 株式会社garakuta
設立年 2020年6月
主なソリューション WEBCM、プロモーション動画
おすすめポイント 企画からキャスティング・撮影・編集・CG・音楽制作まで、ワンストップで制作可能

シン・フィールド合同会社

シン・フィールド合同会社は、山口県岩国市にある映像制作会社です。

映像を一つの芸術として捉えており、MVや舞台撮影も得意分野としています。

イベントのプロデュースやライブビデオの制作も手掛けており、MV撮影からライブビデオまで幅広い映像制作を依頼したい方にピッタリといえるでしょう。

スタジオレンタルやライブ機材の貸し出しも行っており、配信の経験が少ない方のサポート体制も十分です。

会社名 シン・フィールド合同会社
設立年 2020年8月
主なソリューション 映像制作、ライブ配信
おすすめポイント MV作成から舞台撮影まで幅広い映像作成が可能

CheeseAgent株式会社

CheeseAgent株式会社はCHEESE Groupの企業で「想いをカタチにして 人の心を動かす」クリエイティブカンパニーです。

地上波の経験や実績が豊富で、ネット系のメディアにも強いのが特徴。
有名なテレビ番組からネット配信、ドラマやMVの制作経験もあり、動画コンテンツの守備範囲が広いです。
大手企業や官公庁等の動画制作も手がけているため安心して依頼できるでしょう。

会社名 CheeseAgent株式会社
設立年 2019年8月
主なソリューション 動画コンテンツ制作、機材レンタル
おすすめポイント AKB48や椎名林檎など、有名アーティストの特番等の制作も担当

株式会社JAM

株式会社JAMは、音楽映像に特化した映像作品を手掛ける企業です。

三代目 J SOUL BROTHERSや倖田來未のMVも手掛けており、実績は十分といえるでしょう。
MVに特に力を入れており、映像制作の企画から撮影、編集まで全ての過程の制作進行管理を任せられます。

編集スタジオの運営やクリエイターマネジメントなど、幅広い事業を手掛ける企業です。

会社名 株式会社JAM
設立年 2020年3月
主なソリューション MV、ライブビデオ
おすすめポイント MVからライブビデオまで、音楽関係の映像に特化

株式会社VIDEOVILLAGE

株式会社VIDEOVILLAGEは、ももいろクローバーZやMAN WITH A MISSHONのMV、ピザハットのWEBムービーなどを手掛けるクリエイティブカンパニーです。

少数精鋭ならではの小回り抜群のフットワークの軽さを武器としており、3人それぞれが企画演出、撮影、編集を得意としているので制作業務一連のフローをノンストップで完結できるのが特徴です。

会社名 株式会社VIDEOVILLAGE
設立年 2021年4月
主なソリューション テレビCM、MV
おすすめポイント 少数精鋭のためフットワーク軽く対応可能

株式会社GROUNDRIDDIM

株式会社GROUNDRIDDIMは、ミュージシャンを中心にアーティストやクリエイター、映像ディレクター、デザイナーなどが集い始まった制作プロダクションです。

カルチャーを創造するスペースとして、モノ創りの企画/制作や、モノ創りを始める人のサポートなどを行っています。

マカロニえんぴつや海外アーティストのMV制作も行っており、世界で活躍する企業であることがわかるでしょう。

会社名 株式会社GROUNDRIDDIM
設立年 2015年10月
主なソリューション MV
おすすめポイント 日本国外に向けた映像制作も得意

オンサ株式会社

オンサ株式会社は、映像を軸としたクリエイティブ・プロダクションです。

モーニング娘やKing Gnuの映像作品も手掛けており、実績は十分といえるでしょう。

映像ディレクション、アートディレクション、グラフィックデザインなどのビジュアルデザインワークを通して、人や企業が起こす変化を後押ししています。

企画から納品まで、平均して2〜3ヶ月でワンストップで対応可能です。

会社名 オンサ株式会社
設立年 2021年8月
主なソリューション MV、テレビCM
おすすめポイント リサーチや戦略設計までワンストップで対応可能

株式会社アムレート

株式会社アムレートは、モデルやインフルエンサーなどを幅広くキャスティング可能な制作会社です。

商品撮影やウォーキングを学んだモデルを起用したり、起用したモデルと直接やり取りが可能です。

案件によっては月1万円からプロモーションし放題。費用を抑えつつモデルを起用したい人におすすめです。

また、自社スタジオによる撮影も行っており、アパレル撮影や宣材撮影などモデルキャスティングから撮影までワンパッケージで撮影が可能です。
写真撮影から動画撮影まで、幅広い制作を担っています。

会社名 株式会社アムレート
設立年 2014年4月
主なソリューション モデルキャスティング、撮影事業
おすすめポイント 幅広いキャスティングが可能

株式会社スクーターフィルムズ

株式会社スクーターフィルムズは、クリエイターと作品とファンをつなげるプロジェクトカンパニーです。

FLASHアニメスタジオを社内に持っており、即応性のある制作に対応できます。

ウマ娘 プリティーダービー ショートアニメ「うまゆる」や、ミスタードーナツのスペシャルムービーも手掛けており、実績は十分といえるでしょう。

会社名 株式会社スクーターフィルムズ
設立年 2021年9月
主なソリューション 映像作成、キャラクターデザイン
おすすめポイント 経営陣やプロデューサーの広告・ソリューション経験が豊富

株式会社テンフィート

株式会社テンフィートは、スムーズでフレキシブルな映像制作ができる制作会社です。

映像コンテンツの企画・撮影から編集まで、映像制作に関する全ての工程を当社内で完結できます。
番組制作チームと撮影技術チームが社内にいることが特徴。一貫した映像制作が行なえるため、速くクオリティの高い映像作品を仕上げられるでしょう。

ライブ配信からDVD・Blu-rayのパッケージ制作まで、音楽ライブにおける様々な映像を手掛けています。

会社名 株式会社テンフィート
設立年 2009年4月
主なソリューション 企業VP/CM、音楽ライブ
おすすめポイント 番組制作スタッフと撮影技術チームが社内に在中

株式会社日テレアックスオン

株式会社日テレアックスオンは、日本テレビのグループ会社です。映像コンテンツ制作会社の中では日本最大級の規模を誇ります。

馴染みのあるテレビ会社のグループであり、50年以上の実績を持つ企業のため、どんな映像でも安心して依頼できるでしょう。

2023年6月には総務大臣賞も受賞しており、実績も申し分ありません。
企業や官公庁の映像作成から、YouTubeやSNSのライブ配信まで、幅広い映像制作を手掛けています。

会社名 株式会社日テレアックスオン
設立年 1970年
主なソリューション コンテンツ作成、プロモーション
おすすめポイント テレビ制作で培われた高い技術力

株式会社ジ・アースプロダクション

株式会社ジ・アースプロダクションは、ブライダルの経験を活かして、人間の感情やその場の空気感を大切にしたドキュメントタッチの映像を得意とする制作会社です。

高度なライティングを駆使して撮影するスタジオ写真や、映画のワンシーンのようなハイクオリティな記録映像が持ち味。

映像制作だけではなく、イベント装花やお祝い、ガーデニングなども行っています。

会社名 株式会社ジ・アースプロダクション
設立年 1995年7月
主なソリューション 記念撮影、記録映像
おすすめポイント 人間の感情やその場の空気感を活かした映像制作が得意

株式会社KUNK

株式会社KUNKは、あらゆる媒体の動画作成を行う映像制作会社です。

ドキュメントやインタビュー、ライブ配信、ドローン空撮などの実写から、モーショングラフィックス、イラストアニメーション、CG、音楽表現まで様々な映像作品を手掛けています。きっと自社に合った実績が見つかるでしょう。

宮城に拠点を構える企業で、地域に根ざした実績が多いのも特徴です。

会社名 株式会社KUNK
設立年 2020年1月
主なソリューション マーケティング、ブランディング
おすすめポイント あらゆるジャンルの動画制作実績あり

まとめ



今回は、MV作成にかかる費用や制作会社の選び方、具体的におすすめの制作会社を紹介しました。

MVはアーティストが活躍するために不可欠です。それぞれの制作会社の特徴を掴んだうえで、自社に合った制作会社に依頼することが重要です。
また、予算やMVのイメージを明確にしておくことも欠かせません。

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