会社探しを
無料相談
トップページ システム開発関連記事

AR開発が得意な企業12選!失敗しない制作会社の選び方も解説

AR開発が得意な企業12選!失敗しない制作会社の選び方も解説

2023.12.04

AR技術の進化に伴い、ビジネスシーンやエンターテインメントでARの利用が急増しています。その背景には、ユーザー体験の向上や新しい価値提供が求められる現代のニーズがあります。

しかし、いざARを取り入れようとすると、次のような疑問や悩みが浮かぶでしょう。

どの企業なら、高品質なARコンテンツを制作してくれるの?
前に頼んだ制作会社の提案に新鮮味がなく、新しいパートナーを探している
数あるAR開発会社、それぞれの実力や特徴が掴みづらい……

上記のようなお悩みは「レディクル」でもよくいただいています。本記事では、失敗しないAR制作会社選びのポイントとともに、AR開発で実績豊富な企業1選をご紹介します。

AR(拡張現実)とは



AR(拡張現実)とは「Augmented Reality」の略で、現実の世界にデジタルの情報を重ね合わせ、現実世界を仮想的に拡張する技術のことです。

スマートフォンやタブレット、ARグラスを通して、現実の風景に3Dのオブジェクトや動画を加えます。立体的に情報を得られるため、エンターテインメント関連や、商品の販売促進、イベントの体験など幅広く活用されています。

たとえば、ファッションやメイク、不動産の内覧や家具の閲覧なども自宅に居ながら体験が可能です。製造、教育、医療などの様々な業界で利用されています。

ARとVRの違い

VRはユーザーを全く新しい仮想の世界に引き込む技術で、現実の世界から完全に引き離されます。具体的には、ヘッドセットを使用し、仮想世界を体験することです。

一方でARは、現実の世界に情報やイメージを追加・重ねることで、新しい体験を提供する技術です。実際の世界を基盤にしているため、現実との連携を保ちながら、新しい情報や視点を追加することができます。

VRは現実からの「脱出」、ARは現実の「拡張」を意味します。どちらも魅力的な技術ですが、目的や利用シーンによって選ぶべき技術が異なることを理解しておきましょう。

ARの活用事例



ARは多くの分野で活用されています。

ARの活用事例
  • 物流業界での業務効率化
  • 建築業界でのシミュレーション
  • 小売業界での販促

上記のように、ARは様々な業界での活用がされています。

物流業界での業務効率化

物流業界ではARの導入によって、作業の効率化が進められているのです。主に出荷指示のとおりに商品を集めるピッキング作業でARが活用されています。

富士通株式会社ではタブレットを活用したARシステムを導入。商品の場所をタブレット上に表示させることで、従業員は商品を迅速に見つけ、手間を大きく削減できるようになりました。

商品棚を撮影することで、ピッキング対象の商品もディスプレイに表示され、ミスを防ぎながら作業を効率化しています。

ドイツ物流会社「DHL」では、ピッキング作業にスマートグラスを利用しています。スマートグラスにはピッキング対象の商品情報や、進むべきルートが視界に映し出されるのです。作業者は両手をフリーにし、作業の精度と効率を両立させることが可能となりました。

物流の現場ではARによって、ミスの低減と業務の効率化が実現しています。

建築業界でのシミュレーション

ARは建築現場のシミュレーションでも活躍している技術です。戸田建設株式会社では3Dモデルの建機をタブレット上でリアルタイムに現場と重ねることで、危険箇所の特定や対策を迅速に行っています。

ARを活用することで、実際の建機を動かす前にARで重機のルートや位置のシミュレーションが可能です。タブレットに映し出された建機の動きを通じ、搬入ルートや作業範囲をリアルタイムで確認ができます。

建築業界では、ARが現場の安全と効率化を高めている事例が増えてきています。建築業界でのARの活用はこれからも増えていくでしょう。

小売業界での販促

ARは小売業界の販促でも活躍しています。スーパーマーケット用のアプリでは、手に取った商品にカメラをかざすと価格以外の情報も表示されます。

たとえば、精肉売り場で鶏肉のパッケージを手に取ると、価格だけでなくカロリーや栄養量も表示されるのです。購入時には、アプリが調理例とセットで使う調味料を提案してくれます。

さらに便利な機能は、お店の床にカーナビのルート案内のような誘導線が表示され、特定の調味料の売り場へと案内してくれることです。

顧客にとっては情報を直感的に得られ、商品選びを効率的に行えます。小売業界でのARは顧客の購買行動をサポートし、顧客満足度向上とともに販売促進に繋がっていると言えるでしょう。

AR制作会社の選び方



AR制作会社を選ぶ際、多くの選択肢があります。AR制作会社はどのように選べばいいのかを解説します。

AR制作会社の選び方
  • 複数社に見積もりを取って費用や提案を比べる
  • ARの制作実績が豊富かどうか確認する
  • 制作後のサポート体制も確認する
上記のポイントを抑えることで、自社のコンテンツを作成する最適なAR制作会社を見つけられるでしょう。

複数社に見積もりを取って費用や提案を比べる

AR制作会社選びでは、複数社に見積もりを取って費用や提案を比べることが大切です。高品質なARコンテンツ制作は多額の費用がかかります。

理想のプロジェクトをARで実現するためには、様々な会社から見積もりを取り提案内容を比較することが重要です。

しかし、費用の安さだけを追求するのは危険です。安さだけで比較すると、品質が低下したり望んだ結果を得られない可能性があります。

自社の予算や求めるコンテンツをイメージし、最も合った会社を選択しましょう。費用対効果を考え、目的に適したAR制作会社を選ぶことが大切です。

ARの制作実績が豊富かどうか確認する

AR制作会社を選ぶうえで、制作実績は重要です。依頼を行いたいジャンルや似ているコンテンツ作成の実績の確認を行います。

たとえば店舗のプロモーション用のARを依頼する場合、小売りや外食産業向けの実績が豊富な会社を選びましょう。多くの会社はホームページに実績を掲載しています。

プロジェクトで解決した課題や達成した目標も併せてチェックすると、その会社の実力がより具体的に把握できます。制作物のデモや実際の動作を体験し演出のクオリティも確認が必要です。制作実績の質と量をバランスよく評価することで、理想のARコンテンツ制作パートナーに出会えるでしょう。

制作後のサポート体制も確認する

AR制作会社選びでは、制作後のサポート体制も重要です。ARシステムの導入は、技術を構築するだけでは終わりません。開発したシステムを維持していくためには、適切な運用と保守が必要です。

実際の運用においては、トラブルや更新が必要になる場合があります。システムの不具合が迅速に修復され、定期的なアップデートが行われることで長期にわたる安定した運用ができます。

トラブル発生時のレスポンスやアップデートの頻度、サポートコストについても十分に確認し、継続的に関係を築ける会社を選びましょう。サポート体制は契約内容により異なるため、事前に詳細を確認しておくことで後々のトラブルを防げます。

AR制作会社のおすすめ1選



AR(仮想現実)の世界は日々進化を遂げています。多くの業界や企業がARを用いた集客や業務効率の改善に取り組んでいます。

ARを導入する場合、どこの制作会社に依頼をすればいいのでしょうか。ここでは特におすすめなAR制作会社を紹介します。

ミラクルマイル株式会社

ミラクルマイル株式会社は東京に拠点を置く、AR領域で技術力のある会社の一つです。現実空間で3DCGアバターとのリアルタイムコミュニケーションが可能な「Marinne(マリネ)」を開発し、その技術力で多くのビジネスをサポートしています。

同社はXR領域での幅広い知識とハリウッド経験者をコアメンバーに持っており、クライアントの要求を高品質なコンテンツへと昇華させます。

海外アーティストとの独自ネットワークを駆使し、企画からシステム設計、テクニカルディレクションまでトータルでサポート。制作からアフターサポートまで、クライアントの要望を現実のものにするでしょう。

会社名 ミラクルマイル株式会社
設立 2018年2月
主なソリューション 3DCGアバターと体験者がリアルタイムに相互コミュニケーションが取れる「Marinne」
おすすめポイント 映像、ゲーム、インスタレーション、XR領域など幅広い分野にデジタルコンテンツを提供

株式会社レベルエンター

株式会社レベルエンターはAR技術を駆使し、施設紹介や展示イベントを手がける制作会社です。株式会社レベルエンターの開発するARは、美術館や博物館などの施設に訪れた人々に対して刺激的な体験を提供します。

施設内に設置されたオブジェクトからARを起動させることで、来場者はリアルタイムで追加情報を得ることができます。展示イベントでは、実際に持ち運びができないアート作品や高級車をARを通じてリアルに展示。

気に入ったアイテムはその場で購入可能な導線作りも可能です。より魅力的な情報発信を実現したい企業にとって、レベルエンターは選択肢の一つとなるでしょう。

会社名 株式会社レベルエンター
設立 2015年8月
主なソリューション 施設紹介Web AR、展示イベントWeb AR
おすすめポイント 教育分野において複雑な内容を簡単な操作で実現できる
「BROCKVROCK」というシステムを自ら開発

株式会社MuuMu

株式会社MuuMuは楽しさを形に変えるAR制作のプロフェッショナルです。15年以上の経験を持つチームが、エンタメから観光コンテンツまで、2D、3Dキャラクターを駆使して作品を生み出しています。

博物館などでの観光コンテンツ制作や、歴史的な施設でのAR体験提供も実績があります。建築分野ではスーパーゼネコンへのVR/MRシステム納入の経験がある技術力のある会社です。

産業向けからエンタメまで多様なニーズに対応し、先端技術を活かしたソフトウェア開発を展開しています。

会社名 株式会社MuuMu
設立 2017年7月
主なソリューション サイバーデバイス、観光、エンタメなどの各種コンテンツ制作
おすすめポイント 観光や建築向けのARコンテンツの実績が豊富



株式会社テクリコ

株式会社テクリコはソーシャルゲームの開発から始まり、自社サービス「リハまる」でリハビリを楽しさに変えるアプローチを展開しています。

エンタメから医療まで、多岐に渡る分野での厚い経験とノウハウは、顧客の要望に柔軟に応えることが可能です。

中小から大手企業のニーズにも幅広く対応し、それぞれのプロジェクトに最適なソリューションを提案します。ARを導入したい企業にとって、実績のあるテクリコは選択肢の一つとなるでしょう。

会社名 株式会社テクリコ
設立 1994年9月
主なソリューション リハビリを楽しさに変える自社サービス「リハまる」
おすすめポイント ゲームの企画・開発・運営経験からエンタメ系アプリ開発まで幅広い分野での実績

株式会社GURI Art

株式会社GURI Artでは、200名のアーティストチームが高品質な3DCGを迅速に大量生産します。日中文化の深い理解を活かしたコンテンツ制作能力が強みです。

メタバースやVTuberの世界でビジョンを3Dグラフィックスに訳し、多岐にわたる領域で活躍しています。ゲームやアニメ制作も得意とし、動きをもったキャラクターやクリーチャーをリアルに表現します。

会社名 株式会社GURI Art
設立 2021年10月
主なソリューション 3Dグラフィックス、メタバース空間やVTuber
おすすめポイント 200名規模のメンバーで短期間で大量生産可能

ダフトクラフト株式会社

ダフトクラフト株式会社は最先端のXR技術をマスターした開発会社で、人間中心のデザインを掲げ、実際の利用シーンに即したシステム開発を展開しています。

スポーツ観戦やマーケティング調査で実績を上げており、技術力は多くの大手企業からも支持を得ています。10年以上の経験を持つベテランチームが持続的な技術の更新を行い、実際のプロジェクトに生かしています。

会社名 ダフトクラフト株式会社
設立 2018年6月
主なソリューション 機械学習、動作解析、GPS連携、ドローン連携
おすすめポイント XRコンサルティングとして、ゼロベースで相談可能


シン・フィールド合同会社

シン・フィールド合同会社は映像を中心として、多岐にわたるコンテンツ制作を手掛けるクリエイティブチームです。AR制作においては、その映像制作で培った感性が豊かな空間演出を可能にします。

映像とARを融合させた新しい体験を提供します。音楽制作やイベントプロデュースといった他分野での知見も活かし、多角的な視点から最適な提案を行うことが可能です。

シン・フィールドは、単なるAR制作会社を超え、コンテンツの可能性を広げるパートナーとなるでしょう。

会社名 シン・フィールド合同会社
設立 2020年8月
主なソリューション 映像制作、ドローン、WebAR「LESSAR」
ARアプリ「COCOAR」
おすすめポイント PVやMV、テレビ番組などの映像制作を行っているクリエイティブチーム


株式会社Advalay

株式会社AdvalayはAR技術によるバーチャルツアーをユーザーに提供しています。Advalayの得意とするMatterport技術を利用したバーチャル展示や店舗紹介は、1,800施設以上の優良企業から支持を受けています。

会社名 株式会社Advalay
設立 2019年2月
主なソリューション バーチャル空間を生成するデジタルツイン技術Matterport
おすすめポイント Matterport技術を用いたバーチャルツアー

株式会社ABAL

株式会社ABALは、お客様に最適化された仮想空間とコンテンツを提供する、信頼のバーチャル空間デベロッパーです。
ABALシステムと名付けられた「アバル体験共有プラットフォーム」は、システムとハードを融合し、VR空間での自由な移動と体験共有を実現するソリューションを提供しています。

多くのノウハウに裏打ちされた機能は、従来のXRコンテンツ制作を、よりコスト効率の良いものに変革しました。ABALの先進的な取り組みは、ARの導入をしたい企業に効果的でしょう。

会社名 株式会社ABAL
設立 2016年1月
主なソリューション ABALシステム
おすすめポイント 自社で開発した技術では特許を保有

株式会社LionGarden

株式会社LionGardenはARとXRコンテンツ制作を軸に、WEB・スマホアプリの開発で実績を築いています。

新規事業やサービスのアプリ開発に特化し、直接依頼による開発サポートが90%以上を占めています。最新技術を常に導入し時流に沿ったアーキテクチャと、クライアントのゴール達成に適した技術は、アイデアを上手く形にしてくれるでしょう。

会社名 株式会社LionGarden
設立 2019年11月
主なソリューション VR・AR・MRアプリケーション開発
おすすめポイント オフショアのため低予算で構築が可能

株式会社VERRY

株式会社VERRYはデザインからエンジニアリング、音の世界までを一貫したARコンテンツ制作が可能な企業です。3つのセクションが一体となった、社内一括のプロジェクト進行を行います。

クライアントのニーズに迅速かつ柔軟に応え、統一感のあるARコンテンツを生み出します。VERRYは、ARを使って次元を超えた体験をもたらすでしょう。

会社名 株式会社VERRY
設立 2013年1月
主なソリューション コンシューマゲームやスマートフォンのアプリの開発
おすすめポイント デザイナー・エンジニア・サウンドを社内一括で完結

株式会社ICHIGO

株式会社ICHIGOは、多岐にわたるデジタルコンテンツ制作を軸に、AR(拡張現実)を駆使したインタラクティブなコンテンツを生み出しています。

映像制作やウェブ制作をはじめ、3DCGやプロジェクションマッピングといった多彩な技術を組み合わせ、視覚から感じる驚きを具現化。

ARにおいては、特にウェブARの制作において注目を集め、ユーザーとダイナミックに対話するコンテンツ開発に定評があります。

会社名 株式会社ICHIGO
設立 2021年8月
主なソリューション 映像制作やウェブ制作、3DCG
おすすめポイント 広告、イベント、オンラインイベントなど、エンターテインメント系が得意

まとめ



AR開発会社を選ぶ際、技術力だけでなく丁寧さや納品後のサポート体制も重要な判断基準です。豊富な制作実績があるか、依頼をしたいコンテンツや業界における実績が存在するかを確認しましょう。

開発後も安心してパートナーシップを続けられるか、アフターサポートが充実しているかを比較検討し、最適なAR制作会社を見つけましょう。

AR開発会社をお探しの方は、レディクルにご相談ください。それぞれの強みや特長、実績を把握した上で、コンシェルジュがお客様の会社にぴったりの会社をご紹介いたします。

この記事のタグ

システム AR開発