グループウェア開発に強い会社のおすすめ15選！種類や費用相場と選び方
2024.02.26
グループウェア開発とは、既存のグループウェアのプラットフォームを自社要件に沿ってカスタマイズ・機能拡張したり、新たなグループウェアのシステムを開発したりすることを指します。組織の生産性向上やコミュニケーションの円滑化を図るには、自社のニーズに合った機能が搭載されたグループウェアを導入することと、それを使いこなすための知識やコツを掴むことがポイントです。
そこで今回は、グループウェアの開発・導入や活用支援を依頼できる「グループウェア開発に強い会社」の選び方を解説します。費用相場や依頼時の注意点も合わせて見ていきましょう。
目次
グループウェア開発に強い会社とは
グループウェア開発に強い会社の主なサービス種類
グループウェア開発に強い会社の費用相場
グループウェア開発に強い会社に依頼するデメリット・注意点
グループウェア開発に強い会社の選び方
まとめ
グループウェア開発に強い会社とは
グループウェア開発に強い会社とは、主に既存のグループウェアのカスタマイズ開発をしている会社を指します。
既存のグループウェアとしては「Google Workspace」や「サイボウズ」が有名です。例えばGoogle Workspaceなら、Apps Scriptなどさまざまな機能・APIが用意されており、有効活用するにはニーズに応じたカスタマイズが必要です。
グループウェア開発に強い会社は、グループウェアの導入支援・管理設計に加えて、グループウェアが各社に合った形になるようカスタマイズ開発を行います。
グループウェア開発に強い会社の主なサービス種類
グループウェア開発に強い会社は、主に次のサービスを提供しています。
- 利用機能・権限設計
- カスタマイズ開発
- コンサルティング
- アフターサポート
グループウェア開発会社の主な業務は、多様な機能をカスタマイズすることです。グループウェアには社内SNSや勤怠管理システム、会議予約システムなどさまざまな機能があります。これらをクライアント企業の規模や抱える課題などに合わせて柔軟にカスタマイズするのです。
他にも、カスタムAPIを開発し、グループウェアが他のシステムやアプリケーションと効率的に連携できるようにすることもあります。
なお、グループウェア開発会社には開発業務のみ行っているところもあれば、コンサルティングやアフターサービスまで提供しているところもあります。
グループウェア開発に強い会社の費用相場
グループウェア開発に強い会社の費用相場は、「どの程度の機能を盛り込むか」によって異なります。
あくまでも目安程度ではありますが、例えばGoogle Workspaceの拡張・自動化などで使われるApps Scriptで開発する場合、簡単な自動化であれば数十万円が相場です。別のアプリケーションとの連携や独自のアドオン開発など複雑な開発が必要な場合は、プロジェクトによりますが数百万から数千万程度が相場になることもあります。
後ほど詳しく解説しますが、グループウェア開発を開発会社に依頼するメリットの1つに人件費や研修費を削減できるというものがあります。「実際にどれくらいの費用を削減でき、どれくらい生産性が上がるのか」を考え、かけるべき費用を考えてみることがおすすめです。
グループウェア開発に強い会社に依頼するメリット
グループウェア開発に強い会社に依頼する主なメリットは以下の3点です。
- 自社のニーズに合わせて最適なカスタマイズを依頼できる
- 費用・時間の節約になる
- グループウェア開発以外のサポートも受けられる
それぞれについて詳しく解説します。
自社のニーズに合わせて最適なカスタマイズを依頼できる
グループウェアはカスタマイズ性の高さが魅力的ではありますが、専門的なノウハウがなければ効果的な活用は難しいです。
その点、グループウェア開発に強い会社なら特定のサービスに関する深い知識を持っているため、要件に合わせて最適なカスタマイズが可能です。
費用・時間の節約になる
外部にグループウェア開発を依頼すれば、開発費用や時間の節約にもなります。
自社開発で新たにエンジニアなどを採用する場合、採用費・人件費・研修費などがかかります。社内に十分なノウハウが蓄積していない場合は開発に時間がかかることも多いです。
このように自社開発でかかる費用や時間は、グループウェア開発に強い会社に依頼することで節約できるのです。
グループウェア開発以外のサポートも受けられる
開発後、技術的なサポートやメンテナンスを実施している会社もあります。導入後に問題やアップデートなどが発生しても、スムーズに対応できるため安心です。
また、Google Workspaceなどグループウェア導入・活用のコンサルティングにも対応している会社なら、導入支援やグループウェア活用に関する研修なども実施しています。これにより、導入後の混乱や機能の持て余しを防げるでしょう。
グループウェア開発に強い会社に依頼するデメリット・注意点
グループウェア開発に強い会社に依頼するデメリット・注意点として、「内製化するよりもコストが高くなる可能性がある」という点が挙げられます。
例えば要件を明確に伝えられておらず、必要な機能が入っていない、不要な機能が入っているなど自社の想定とは違うカスタマイズをされてしまうと、無駄なコストがかかります。
適切なコミュニケーションを取りつつ、各社の得意分野を踏まえた会社選びが重要です。会社選びで考慮すべきポイントは、次に詳しく解説します。
グループウェア開発に強い会社の選び方
グループウェアに強い会社を選ぶ際に確認すべき主なポイントは、以下の4点です。
まずは、導入目的を整理します。ファイル共有や社内コミュニケーション、タスク管理など目的を洗い出すことで、カスタマイズする機能の種類や優先度が明確になります。その結果、「どのようなグループウェア開発に強い会社を選ぶべきか」も見えてくるのです。
次に、候補となる会社の実績を確認します。会社によってプラットフォームなどの得意分野は異なります。自社のニーズに合った開発ができるか、実績から確認してみてください。
費用については非公開とされていることが多いです。複数社から見積もりを取って各社の比較をしたり、費用対効果を検討したりしましょう。
最後に、開発以外のサポート範囲も確認します。特に社内に知見のある人がおらず、トラブル対応や効果的な活用に不安がある場合は、メンテナンスやコンサルティングのある会社を検討することがおすすめです。
グループウェア開発に強い会社のおすすめ15選
続いて、グループウェア開発に強いおすすめの会社を15社紹介します。
先述の通り、グループウェア開発に強い会社を選ぶ際は、「グループウェア導入によりどのような課題を解決したいのか」「実績から考えてその課題を解決する開発ができるのか」「開発以外にどのようなサポートを受けられるのか」を確認することが重要です。特にグループウェアを有効活用できるか不安な場合は、技術支援やコンサルティングの有無も選定のポイントでしょう。
なお、費用は具体的な依頼内容によっても異なります。複数社から見積もりを取り、費用対効果なども考慮して判断することがおすすめです。
ソフトヒューベリオン株式会社
ソフトヒューベリオン株式会社は、自社サービスとしてグループウェアやアプリを開発しているほか、システム開発、IT領域に関する教育事業を手掛けている会社です。
グループウェアに関する自社サービスとしては、勤怠管理や目標管理、給与計算、勤怠管理、eラーニングなどがあります。
社内で企画コンテストを開催し自社サービスの開発につなげるなど、新たなサービス開発にも積極的な会社です。
| 会社名 |
ソフトヒューベリオン株式会社 |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
金融・流通・通信・運輸・公共・教育の分野でITを通じた支援をしている |
株式会社SysterTech
株式会社SysterTechは、Microsoft 365を活用した業務効率化システムやセキュリティ製品を扱う会社です。
システムを通して業務効率化、ペーパーレス化を目指したり、多様な働き方を実現させて社員満足度の向上、離職率低下を目指したりするサービスを展開しています。
理想像の洗い出し、要件定義、予算策定から導入支援、ユーザー教育、IT人材教育まで包括的なサポートをしているため、「要望が固まっていない」「サービスを有効活用できるかわからない」という不安も解消できます。
| 会社名 |
株式会社SysterTech |
| 対応しているプラットフォーム |
Microsoft 365 |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
業務効率化だけでなく働き方改革も目指したグループウェアの導入が可能 |
株式会社テンダ
株式会社テンダは、「ホワイトカラーの業務効率化」を目指してサービスを提供している会社です。
Office 365の導入支援や技術サービス、SharePointの構築支援、Notesのデータ移行のほか、「Time Krei」というグループウェア機能の備わったクラウドサービスも提供しています。
「Time Krei」にはスケジュール管理や回覧板・掲示板、ワークフローといった機能に加え、プロジェクト管理機能も搭載されています。
| 会社名 |
株式会社テンダ |
| 対応しているプラットフォーム |
・Office 365
・SharePoint
・Notes |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
グループウェアと進捗管理の機能をかけあわせた商品がある |
EN-Technology株式会社
EN-Technology株式会社は、生産管理システムに強みを持つ会社で、現場の管理体制や予算に合わせてカスタマイズしたシステム開発やデータ移行を行います。
システム開発では既存のシステムをクライアントに合わせてカスタマイズする形を取っており、出向してクライアント先のシステム担当者と開発することもあります。
創業以来一貫して生産管理システムに携わってきたという専門性の高さも魅力です。
| 会社名 |
EN-Technology株式会社 |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
課題や現状、予算などに合わせてシステムのカスタマイズが可能 |
株式会社EZOLAB
株式会社EZOLABは、業務システムやアプリ開発、Webページの製作などを幅広く手掛けている北海道の会社です。
グループウェアに関する自社製品では、ICカードを使った勤怠管理システムがあります。その他のシステムも開発可能で、要件定義・システム開発ののち、運用保守などのアフターサービスも行っています。
先導・技術・真摯の3つを大切にし、熱意を持って誠実にシステム開発に取り組む会社です。
| 会社名 |
株式会社EZOLAB |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
開発・導入後のアフターサポートまで受けられる（契約内容による） |
株式会社アイオーアーキテクト
株式会社アイオーアーキテクトは、ITチケット（ヘルプデスクが対応するタスク）管理サービスのOTOBO、Znunyの導入、開発、保守をしている会社です。Kompira（連携処理基盤ソフトウェア）を活用し、他のオープンソースと連携させる取り組みも行っています。
流通業界、IT業界、金融業界、製造業界など幅広い業界の大手～中堅企業に対する実績が豊富です。
各社のニーズに合わせたカスタマイズも可能で、現在抱えている課題の解決に向けたヒアリングや提案も行います。
| 会社名 |
株式会社アイオーアーキテクト |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
ヘルプデスク向けITチケット管理ソフトウェアの導入、開発、保守を支援 |
有限会社ユーアイシステム
有限会社ユーアイシステムは、ソフト開発とサーバー構築を実施している会社です。自社製品としてはグループウェアや電子決済システムがあります。
グループウェア関連の自社製品だと、ワークフローシステムや業務システム、Webメールを手掛けています。生産管理、顧客管理、販売管理、OA用システムなども開発しており、幅広い製品のなかからニーズに合った提案を行います。
電子決済システムは、企業向けはもちろん大学向けシステムもある点が特徴です。
| 会社名 |
有限会社ユーアイシステム |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
グループウェアや電子決済サービスの自社製品がある |
Liberit株式会社
Liberit株式会社は、グループウェアの導入、業務用システムの開発、ホームページ・Webシステム製作を行っている会社です。
グループウェアに関しては、Google Workspaceの導入サポートを実施しています。単に活用方法を伝えるのではなく、会社ごとの業務に合わせた使い方も提案できる点がポイントです。
また、Google Wokspaceと連携可能なシステム開発もしているため、より自社のニーズに合った形でグループウェアを活用できます。
| 会社名 |
Liberit株式会社 |
| 対応しているプラットフォーム |
Google Workspace |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
業務内容に合わせたグループウェア活用方法の提案や、グループウェアと連携できるシステム開発が可能 |
株式会社Coopers
株式会社Coopersは、Webシステム、サイト製作、スマホアプリ開発、インフラ構築に専門性を持つ会社です。
要件定義、システム開発から保守運用までサポートする点がポイントです。導入後の製品の追加機能や新規製品の相談も多く、クライアントのリピート率は90％といいます。
長期的な関係性を築き、グループウェアを含めさまざまなシステム開発やWebサイト制作などを任せたい場合におすすめです。
| 会社名 |
株式会社Coopers |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
Webシステム開発、Webサイト制作、スマートフォンアプリ開発、インフラ構築、そして開発後の保守・運用まで、幅広いITサービスを提供 |
株式会社Anycloud
株式会社Anycloudは、開発、プロダクト開発コンサルティング、UI/UXデザインなどを手掛ける会社です。
顧客体験を重視しており、ユーザーに愛されるプロダクト作りに強みがあります。
スタートアップでのCTO（最高技術責任者）経験者が2人在籍していたり、社内エンジニア研修システムが充実していたりと質の高いエンジニアによる開発が期待できます。
| 会社名 |
株式会社Anycloud |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
・UI/UXデザインに強みがある
・実力・経験のあるメンバーが在籍 |
株式会社GEクリエイティブ
株式会社GEクリエイティブは、受託システム開発、SESエンジニア派遣、ヘルプデスクサービス、ネットワーク構築サービスを事業とする会社です。
受託システム開発では多業種・多業界向けの開発経験を活かし、事業や現場の状況をリサーチしたうえでシステム開発を進めていきます。
エンジニアは充実した研修を受けており、システム種別の経験もあるため、適格な手法で使いやすいシステムの開発が可能です。
| 会社名 |
株式会社GEクリエイティブ |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
名古屋を本社とするシステムインテグレーターで、経験とノウハウを活かした開発が可能 |
株式会社STOVE
株式会社STOVEは、業務システム開発を事業としている会社です。例えば社内外でのスムーズなデータ連携を可能にするシステムや、生産管理システムの実績があります。
株式会社STOVEの強みは、初期構築費用50％減などコストメリットがあり、かつスピーディな開発ができることです。
高いプロジェクトマネジメント力にも定評があり、頻繁な打ち合わせにより理想通りの構成を目指せる点もポイントです。
| 会社名 |
株式会社STOVE |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
独自開発のノーコードツールと柔軟なスクラッチ開発により、ニーズに合った業務システムが実現可能 |
シー・エックス・コンピュータ株式会社
シー・エックス・コンピュータ株式会社は、受託開発サービス、技術者提供サービス、コンサルティングを事業としている会社です。
受託開発サービスでは業務アプリケーションの開発を手掛けており、要件定義から開発保守までトータルでのサービスを受けられます。
また、スクラッチ開発が可能なので、必要な機能をカスタマイズしたオーダーメイド構成を依頼できる点もポイントです。
| 会社名 |
シー・エックス・コンピュータ株式会社 |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
オーダーメイドの業務アプリケーション開発を、要件定義から開発保守まで任せられる |
有限会社シーキングベストウェイ
有限会社シーキングベストウェイは、OfficeSpotを使ったグループウェアを扱う会社です。
社内チャットや勤怠管理、報告書管理、経費管理、有給管理、社内お知らせ共有といった機能を搭載できます。
また、ビッグデータ授受や予約機能、資産管理、検診管理の機能もある他、社員メモや社員メモ、掲示板Q&A、資格取得者一覧といったものも搭載可能で、幅広いニーズに応えられます。
| 会社名 |
有限会社シーキングベストウェイ |
| 対応しているプラットフォーム |
OfficeSpot |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
人材管理を円滑かつ効率的に行うために必要な多くの機能を提供しているOfficeSpotに対応 |
SGプラス株式会社
SGプラス株式会社は、Microsoft 365（Office 365）を活用した業務効率の改善を支援する会社です。
SharePointを活用したポータルサイトの構築やShareGateを使ったデータ移行サービス、Power Platformの社内展開、Microsoft 365の活用支援などをしています。
例えばMicrosoft 365を十分に活用しきれていない場合に、コンサルティングや技術サポートなどを受けられます。
| 会社名 |
SGプラス株式会社 |
| 対応しているプラットフォーム |
要問い合わせ |
| 目安費用 |
要問い合わせ |
| おすすめポイント |
Microsoft 365（Office 365）に関連する業務全般に対応可能 |
まとめ
自社のニーズに合ったグループウェアを導入する際は、グループウェア開発に強い会社に依頼することがおすすめです。会社選びでは導入目的を明確化したうえで、各社の目安費用や実績、サポート範囲を確認することがポイントです。
特にグループウェアのプラットフォームは構成要件のカスタマイズ性が高く、多くの機能があります。自社が求めるグループウェアを導入するためにも、開発会社選びには万全で臨みましょう。
