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POSシステム開発におすすめの会社14選!依頼前にすべきことも解説

POSシステム開発におすすめの会社14選!依頼前にすべきことも解説

2024.02.26

小売業で活用されるPOSシステムは、レジ業務や在庫管理、売上管理などを効率化します。人件費削減や人的ミスの防止、リアルタイムな情報管理が可能なところも、POSシステムのメリットといえます。現在、POSシステムの開発・導入を予定しており、依頼するシステム開発会社を探している人もいるでしょう。

この記事では、POSシステムの開発を依頼する際にすべきことや、開発会社の選び方、おすすめの会社を紹介します。ぜひ、参考にしてください。

目次

POSシステムとは?

POSシステムの開発を依頼する際の費用相場

POSシステムの開発・導入を依頼する前にすべきこと

POSシステムの開発を依頼する際のシステム開発会社の選び方

自社の目的や課題にマッチしたPOSシステムを開発しよう!

POSシステムとは?


スーパーマーケットやコンビニなどの小売業では、POSシステムの導入が進んでいます。POSシステム(販売時点情報管理システム)とは、販売情報をデータ化して管理するためのシステムのことです。

POSシステムには、売上機能や商品管理機能のほか、ECサイトと連動できる機能も搭載されています。近年、Webを活用したビジネスが勢いづいています。しかし、実店舗とECサイトのデータを手作業で管理すると、タイムラグやミスが発生して品切れや発注ミスにつながりかねません。

データ管理に悩む企業がPOSシステムを導入すれば、実店舗とECサイトのデータをリアルタイムに連携でき、在庫管理や受発注がスムーズに進む可能性があります。


POSシステムの開発を依頼する際の費用相場

POSシステムの開発を依頼する際の費用は、導入したいシステムの規模により変わります。簡易的なシステムを開発する場合は数十万円程度で済む可能性が高いでしょう。しかし、搭載する機能が多く本格的なシステムを構築する場合は、数百万円以上かかるケースもあります。

あらかじめ予算を確認したうえで、導入できるシステムを検討しましょう。なお、紹介した開発費はあくまでも目安です。実際は複数の開発会社に見積もりをとって費用を確認することが大切です。


POSシステムの開発・導入を依頼する前にすべきこと



POSシステムの開発を依頼する前にすべきことを解説します。自社の目的や課題、ビジネス形態によって、必要なPOSシステムの種類や搭載したい機能は変わります。開発会社に依頼する前に内部で状況を整理しておきましょう。

開発したいPOSシステムの種類を把握する

自社の目的や課題、ビジネスの形態などを踏まえて、適したPOSシステムを開発・導入する必要があります。POSシステムの種類は、主に以下の4つです。
  • ターミナル型(一体型)
  • ハンディ型
  • PC POS型
  • スマートデバイス型

ターミナル型は、量販店やスーパーマーケットなどで導入されることの多い、専用ハードウェアを利用した据え置き型のPOSシステムです。

ハンディ型は、持ち運びに便利なPOSシステムで、飲食店のオーダーや宅配・デリバリーサービスなどでよく用いられます。

PC POS型は、PCにソフトをインストールしたPOSシステムです。

スマートデバイス型は、スマートフォンやタブレットにソフトをインストールしたPOSシステムです。手元にあるデバイスを転用すると、費用を抑えてPOSシステムを導入できる可能性があります。

例えば、スーパーマーケットが、商品管理機能や決済機能などを1つの端末にまとめたいとしましょう。その業界での利用が多いターミナル型のPOSを選ぶと、スムーズに導入が進むと考えられます。

ターミナル型のPOSは一般的にレジスターとして会計場所に設置され、レシートプリンタや、バーコードを読み取るリーダーなどと一体化しています。リーダーに商品のバーコードを読みこませると、売れた商品の種類や数の情報がPOSシステムに登録される仕組みです。同時に、クレジットカード決済やタッチ決済などさまざまな手段で決済がなされます。

POSシステムに搭載したい機能を洗い出す

POSシステムの開発・導入にあたり、自社に必要な機能を洗い出しておく必要があります。まず、業界特有の要件に対応できる機能を整理しましょう。例えば、ECサイトを展開している企業の場合は、ECサイトと実店舗のデータを連動して、売上管理や在庫管理のデータを管理する機能が求められます。

近年のPOSシステムには豊富な機能が搭載されているため、不要な機能にまどわされず必要な機能を絞ることが重要です。例えば、マーケティングを強化するためにPOSシステムを導入するなら、販売分析機能やキャッシュレス決済機能が搭載されたPOSシステムが求められます。


POSシステムの開発を依頼する際のシステム開発会社の選び方



POSシステムの開発を依頼する際の、システム開発会社の選び方を解説します。見るべきポイントは、開発実績や開発手法・提供方法、そしてサポート体制です。


開発実績

POSシステムにおける開発実績を確認しましょう。開発会社の対応範囲はさまざまで、POSシステムの開発が得意な企業は限られます。また、POSシステムと一口にいっても、百貨店向けか、ショッピングセンター向けかなど、利用される環境が変わればシステムに求められる要素は変わります。

自社に似たような領域・分野を得意とする開発会社を選び、POSシステムの開発を依頼してください。


開発手法・提供方法

システム開発会社によって開発手法やシステムの提供方法は異なります。自社の目的・課題に応じてどのような開発手法・提供方法がよいか検討しましょう。

例えば、自社オリジナルのパッケージ製品をベースに、カスタマイズしたシステムを提供する開発会社があります。顧客の課題をヒアリングし、細かな要望まで対応できるスクラッチ開発に取り組む会社も見られます。

おすすめは、パッケージ製品をベースにした開発とスクラッチ開発の、両方が可能な開発会社です。開発方法・提供方法のバリエーションが豊かなほど、自社の状況にあわせて柔軟な提案をもらえるためです。

サポート体制

POSシステムを運営し続けるには、運用・保守を重視する必要があります。システムがトラブルを起こしたり停止したりすると、企業活動を存続できないためです。仮に顧客や購買に関するデータを失うと機会損失となり、情報漏洩すると企業の信用が失われてしまうでしょう。

しかし、従業員がPOSシステムの運用・保守に取り組むと、本来の業務でパフォーマンスを発揮できなくなる恐れがあります。また、24時間体制で保守・運用に取り組めないため、夜間や休日の対応が困難です。

その点、専門的なスキルを持った開発会社に運用・保守を依頼すると、トラブルや不具合があった際に迅速に対応できます。


POSシステムの開発におすすめのシステム開発会社14選



POSシステムの開発におすすめのシステム開発会社を紹介します。それぞれの企業の特徴を紹介するので、参考にしてください。



ルビナソフトウエアジャパン株式会社

ルビナソフトウエアジャパン株式会社は、日本市場に特化したベトナムオフショア開発会社です。日本文化や業務フローに慣れたエンジニアが開発を担当するため、開発費を抑えつつ、日本の小売業に合うPOSシステムを開発できます。

特定のエンジニアを囲い込むラボ型開発で進行するため、POSシステムを始めとする中長期的な開発・運用が見込まれる案件におすすめです。

会社名 ルビナソフトウエアジャパン株式会社
サービス名 開発・保守・運用サービス
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・POSシステムを始めとする業務系システムのソフトウェアの新規開発から、機能追加、運用・保守対応まで依頼可能
・国内の開発会社より開発費を抑えられる可能性がある

株式会社コンサイド

株式会社コンサイドは、小売業関連のシステム開発を得意とする開発会社です。「BEST SOLUTION」を合い言葉に、企画立案段階から業務系システムの開発・導入をサポートしています。POSシステムとしてはハンディ型のシステムの開発に携わり、販売管理システム・輸入仕入・債務管理システムなどの開発実績も豊富です。

会社名 株式会社コンサイド
サービス名 ・システムコンサルティング
・システム受託開発 など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・顧客の課題を丁寧にヒアリングし、課題解決や効率アップにつながる提案を行う
・小売業関連システムの経験とノウハウが豊富

株式会社ドットシステム

株式会社ドットシステムには、POSの管理サーバーシステム、販売管理システム、ハンディアプリなどの実績があります。大手向けの案件から中小企業向けの案件まで、対応できる企業規模もさまざまです。

また、同社はPOSシステムと連携してデータ活用につなげる「POSServer」を提供しています。蓄積した多大なデータを分析すると、経営戦略に役立てられるでしょう。

会社名 株式会社ドットシステム
サービス名 ・アウトソーシングサービス
・各種コンサルティングサービス など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・さまざまな企業規模に対応できる
・自社開発システム(POSServer)で、POSシステムのデータを有効活用できる

株式会社Mt.SQUARE

株式会社Mt.SQUAREは、複数のサービス同士をAPIで連携する開発が得意です。得意分野を活かして生み出されたシステムが、POSシステムの自社パッケージ「ハピレジ」です。

ハピレジでは、システムの基本となる売上管理機能に、自社に必要な機能を組み合わせられます。外部システムとの連携や、オペレーションの変化の相談にも対応してもらうことが可能です。また、市販のiOS端末やプリンターを利用するため、導入費用を抑えられる可能性があります。

会社名 株式会社Mt.SQUARE
サービス名 ・クラウドPOS「ハピレジ」
・システム開発・運用 など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・POSシステムの自社パッケージあり
・導入費用を抑えられる
・アフターフォローが手厚い

株式会社コルム

株式会社コルムは、ビジネスプロセスを分析して問題点を明確にしてから、課題となる項目に対してシステム化を提案・構築しています。POSシステムや販売管理システム、顧客管理システムの経験が多く、自社の課題に対し広い視野での提案が可能です。さまざまな業界でPOSシステムの開発実績があるところも、同社のメリットといえるでしょう。

会社名 株式会社コルム
サービス名 ・システム開発
・ホームページサービス
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・化粧品、医薬品、その他専門店など多様な業界でのPOSシステム導入実績あり

有限会社パワーキューブ

有限会社パワーキューブは、少数精鋭の開発会社です。全従業員が基本開発技術として、C#、VB、VBA、C++、Web、各種データベース、各種OSなどを習得しています。特にC#、VB、C++は、POSシステムで頻繁に用いられる言語です。高い技術力で自社にマッチするPOSシステムを開発してもらえるでしょう。

実績としては、パソコンレジシステムに在庫・仕入管理、顧客管理、店舗間データ転送機能などを盛り込んだPOSシステム開発が挙げられます。

会社名 有限会社パワーキューブ
サービス名 システム開発など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント 全従業員が基本開発技術を習得

株式会社ユーエスエス

株式会社ユーエスエスは、1980年代後半から、小売・卸売業界でのシステム開発に取り組んできました。金融業・飲食業・アパレルなど業界に特化したシステムで高い継続率を誇る、歴史ある開発会社です。

自社パッケージのPOSシステムのラインアップは、手軽に導入できるiPadレジ「NEXPO」や「アスのレジ」、眼鏡店専用のPOSシステム「メガネのレジ」の3つです。また、一からのシステム開発も可能です。

会社名 株式会社ユーエスエス
サービス名 ・小売システム開発
・NEXPO
・アスのレジ
・メガネのレジ など
費用 ・NEXPO:月額2,940円(税別)(※2024年1月時点)
・他は要問い合わせ
おすすめポイント ・POSシステムの自社パッケージあり
・スクラッチ型開発も可能

嘉創株式会社

嘉創株式会社は、ワンストップでソフトウェア/ハードウェアの分析・設計・開発・運用を行っています。複数のITツールやサービスを組み合わせた開発が得意で、オフショア活用で開発リソースが豊富です。

同社は数々の企業のDX化をサポートしてきました。豊富なリソースを活用して、システム開発に適したエンジニアを選抜し、適切なコストとスケジュールで課題を解決するプランを提案します。DX化を目的にPOSシステムを導入する企業は、有益な提案を受けられるでしょう。

会社名 嘉創株式会社
サービス名 ・DX事業
・IoT事業
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・オフショア活用で豊富なエンジニアを配置可能
・DX化を目的としたPOSシステム導入におすすめ

NEWINGS株式会社

NEWINGS株式会社は、計画段階から開発、運用管理まで一貫したコンサルティング、ソリューションサービスを提供する会社です。IT戦略やシステム化計画の策定から、システムの設計・開発、導入まで幅広い範囲をサポートしています。

同社の強みは、PMO全員がSEとしての経験を有している点です。高いスキルがあり現場を熟知したPMOが指示を出すため、ニーズを満たすPOSシステムの開発が見込めます。

会社名 NEWINGS株式会社
サービス名 ・コンサルティングサービス
・ソリューションサービス
・プロジェクトマネジメントサービス
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・PMO全員がSE経験あり
・要件定義から管理・保守までトータルで任せられる

株式会社ソニックムーブ

株式会社ソニックムーブは、UXデザインが得意な、デジタルコミュニケーションデザインに特化した開発会社です。情報設計・システム設計・運用設計・開発・運用まで、ワンストップで対応しています。また、同社は、CRMツール「COMSBI for Retail」を開発しました。CRMツールをPOSシステムと連携すると、データの有効活用が可能です。

会社名 株式会社ソニックムーブ
サービス名 ・Webシステム開発
・LINEアプリ開発
・スマホアプリ開発 など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・UXデザインが得意
・自社開発システム(COMSBI for Retail)で、POSシステムのデータを有効活用できる

株式会社メガ・テクノロジー

株式会社メガ・テクノロジーは、AI社会を見据えて各種オーダーシステム開発・エンジニア育成に取り組む企業です。同社は「飲食店向けのモバイルオーダーシステム」を開発しました。飲食店のテーブルごとにQRコードを発行して精算情報を管理するシステムとは異なり、顧客がスマートフォンを介して精算する仕組みです。

会社名 株式会社メガ・テクノロジー
サービス名 ・システム開発・AIソリューション
・スマートフォンオーダーシステム など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント アジャイル開発での支援も可能

株式会社Coopers

株式会社Coopersは、Webシステム開発からWebサイト制作、スマートフォン向けアプリ開発、そして開発後の保守・運用まで、幅広いITサービスを提供する開発会社です。同社は業界のトレンドをリードする存在を目指し、新しい技術やアイデアを日々探求しています。高い技術力を活かして、クライアントのニーズに沿った開発が可能であるため、品質の高いPOSシステムを構築できるでしょう。

会社名 株式会社Coopers
サービス名 ・システム開発
・人事・営業 など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・経験豊富な熟練のエンジニアが在籍
・技術的な問い合わせや問題に素早く対応する

日本NCRビジネスソリューション株式会社

日本NCRビジネスソリューション株式会社は、レジメーカーとして創業した会社です。POSシステムの分野において高いグローバルシェアを有しています。同社は業種別に技術分野(ソリューション)を構築しており、業種ならではの課題を解決する提案が可能です。

長いPOSシステム開発を通じて蓄積したノウハウと、トレンドや最新ツールを組み合わせて、各企業にマッチするプランを提案できる点が同社の強みです。

会社名 日本NCRビジネスソリューション株式会社
サービス名 ・小売業ソリューション
・金融ソリューション など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・各業界に特化したノウハウを保有
・自社の状況や業界にマッチする提案を受けられる



エフ・ティ・コム株式会社

エフ・ティ・コム株式会社は、コミュニケーションを大切にし、専門知識がない人にも分かりやすい表現で、企業の課題解決につながるシステムを提案する開発会社です。簡単なことから難しいことまで対応範囲が広く、企業の業種や規模に合わせた提案を受けられます。

一からのシステム開発も可能ですが、簡易的な機能が備わったPOSシステムの自社パッケージも提供しています。

会社名 エフ・ティ・コム株式会社
サービス名 ・ITソリューション事業
・自社開発事業 など
費用 要問い合わせ
おすすめポイント ・POSシステムの自社パッケージあり
・コミュニケーションを重視した開発体制

自社の目的や課題にマッチしたPOSシステムを開発しよう!

POSシステムにはさまざま種類があり、搭載された機能もそれぞれ異なります。継続して使い続けるには、自社にマッチするPOSシステムを開発しなければいけません。開発・導入を依頼する前に自社の目的や課題、ビジネスの形態を振り返り、POSシステムの種類や搭載したい機能を洗い出しましょう。

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