PRイベントの成功とは? PR会社を利用するメリットと判断ポイント
2024.04.25
PRイベントを企画する際、PR会社に依頼すべきかどうか迷うことがあります。PR会社の利用にはメリット・デメリットの両面があるため、それぞれを理解した上で自社に合う依頼先を選ぶことが大切です。
本記事ではPR会社にイベント運営を依頼するメリット・デメリットや依頼先を選定する時のポイントを紹介します。おすすめのPR会社も紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
自社だけではできないPRが実施できる
PR会社は数多くのイベントを手がけていて、豊富な知識やノウハウを持っています。PR会社はPR活動に精通したプロフェッショナルなので、自社の担当者だけでは対応できない規模や内容のイベントを開催できるのが大きなメリットです。
イベント運営だけでなく、ターゲット選定や顧客へのアプローチ方法などもPR会社のノウハウを元に検討できるため、高いプロモーション効果も期待できます。
また、PRイベントの重要な目的が顧客との信頼関係の構築なので、単発だけで効果測定しても仕方ありません。長期的な戦略を立てて、PR施策を実施する必要があるのですが、これを自社のみで行うのは難しい側面があります。
長期的なPR戦略という意味でも、PR会社に発注するメリットがあります。
イベント運営がスピード感を持って進められる
PR会社はイベント運営の経験が豊富なため、事前準備や当日の設営、撤収までスムーズに進められます。例えばイベント運営が初めての企業では、事前準備や当日のスタッフワークに手間取ってしまう可能性がありますが、PR会社に依頼すればこのような心配はありません。
イベントまでの準備期間が十分に取れない場合も、PR会社に依頼すれば期間を考慮した上で最適な提案をしてもらえるでしょう。
手間と時間を省ける
PRイベントを開催するには、以下のようにやるべきことが多くあります。
・イベントの企画立案
・関係各所への連絡
・社内調整
・備品準備
・当日の設営・運営・撤収 など
それぞれに手間と時間がかかり、人手や準備期間が足りないというケースもあるでしょう。例えば、社内調整という工程一つとっても、各部署への連絡、ミーティング時間の設定、会議室の予約、資料作成など事務作業に時間を奪われてしまいます。PR会社に依頼することで、これらの準備にかかる手間と時間を省けます。
広報関係の人手が限られる場合や、繁忙期とイベントの時期がかぶってしまう場合などは特に、手間と時間が省けるのは大きなメリットです。
コストがかかる
イベント運営にかかる作業を発注すると、当然ながらコストが発生します。
自社の担当者だけでイベントを運営する場合と比べて、多くの費用がかかる点を考慮しなければなりません。
開催するイベントの規模や内容にもよりますが、かなりの費用負担が発生することもあります。
それだけの費用をかけるメリットがあるのか、費用対効果の視点から考慮する必要も出てきます。
効果が実感できないことがある
PRイベントは広告と性質が異なり、効果が出るまでにある程度の時間がかかる上に効果測定が難しいという特徴があります。
そのため、コストをかけてPR会社に依頼したとしても、短期的には効果を実感できないことがあるのもデメリットのひとつです。
PRイベントは短期的な成果を求めるのではなく、KPI(重要業績評価指標)分析なども長期的な視点で考える必要があります。
得意分野はイベント目的に合っているか
PR会社には、それぞれ得意・不得意があります。美容・ファッション・不動産・スポーツ・観光など、それぞれの業界に強いPR会社が存在するため、自社が開催しようと考えているイベントの内容とPR会社の得意分野が合致しているかの確認が必要です。
また、検討しているPRイベントの規模に照らして、PR会社がふさわしいかどうかの判定も必要です。どれくらいの話題になりたいかによってPRイベントの規模は変わるため、規模の大きさからPR会社を選ぶことになります。
価格は適正か
PR会社の価格体系は、月額料金制・イベントごとの単発料金・成功報酬制・タイムチャージなど会社によってさまざまです。依頼先の候補を絞り込んだら、それぞれのPR会社から見積もりを取りましょう。作業内容と料金体系、価格を比較し、適正なコストのPR会社を選ぶことが大切です。
例えばタイムチャージ制の場合は作業時間で価格が決まりますが、見積もりよりも実際の作業時間が多くなると請求額は上がります。想定外のコストが発生しないよう、できるだけ実態に即した見積もりをもらうようにしましょう。
企画提案力と実績があるか
イベントの企画から相談したい場合は、企画提案力のあるPR会社を選びましょう。顧客に訴求するPRイベントを開催するためのノウハウを持っている会社に依頼すれば、イベントを成功させられる可能性が高まります。
また、「メディアとのつながりがあるか」「成功実績があるか」なども、チェックすべきポイントのひとつです。これらはホームページで確認することもできますが、問い合わせをしてみるとより詳細な情報を提供してもらえるケースもあります。
以上のように、得意分野はイベント目的に合っているか、価格は適正か、企画提案力と実績があるかなど、PR会社を見極めるポイントは多岐にわたります。発注先を見つけること自体に労力を割かれることになってしまうため、ビジネスパートナーを見つけるサービスとして「ビジネスマッチング」を利用することも検討しましょう。
レディクルでは80,000件以上のマッチング実績を元に、発注要件にぴったりな企業の紹介が可能です。ぜひお気軽にご相談下さい。
株式会社セブンスPR
株式会社セブンスPRは、PRとキャスティングに強みを持つ会社です。
元大手芸能事務所マネージャーや元広報、人気番組プロデューサーなど、芸能界で20年以上のキャリアを
持つ人材が在籍しており、TV業界を中心としたマスメディアや芸能プロダクションと強いパイプを持っています。
会社名 |
株式会社セブンスPR |
設立年 |
2019年8月 |
費用 |
要問い合わせ |
おすすめポイント |
・TV業界を中心にマスメディアとの強力なコネクションがある ・芸能やスポーツを切り口としたイベントPRが得意 |
株式会社MOPS
株式会社MOPSは、企業PRや採用PRを得意とする会社です。
豊富な経験を持つ専門スタッフが企業のPR戦略をプランニングし、話題づくり、プレスリリース作成、
メディアへの働きかけ、イベントのサポート、SNSを利用したコミュニケーションコントロールまで取り組んでいます。
会社名 |
株式会社MOPS |
設立年 |
2013年1月 |
費用 |
要問い合わせ |
おすすめポイント |
・イベントの企画からメディアの取材誘致、掲載フォローまで一貫してサポート ・メッセージやキャッチコピーの検討から対応可能 |
株式会社adkois
株式会社adkoisは、プロモーション戦略の企画提案に加えてクリエイティブ制作や代理店業務を展開している会社です。
広告業界での経験や事業会社でのマーケティング経験を活かし、一般的な広告代理店にはできないサポートを実施しています。
会社名 |
株式会社adkois |
設立年 |
2015年2月4日 |
費用 |
要問い合わせ |
おすすめポイント |
・マーケティングやプロモーション戦略の企画提案からクリエイティブ制作まで対応 |
株式会社One Better
株式会社One Betterは、主にPR関連のイベント企画や映像制作、キャスティングやSNS運用などに対応している会社です。
デザイナーやクリエイター、タレントなど幅広いパートナーを有していて、業界を問わず支援が可能です。
会社名 |
株式会社One Better |
設立年 |
2019年7月12日 |
費用 |
要問い合わせ |
おすすめポイント |
・業界やカテゴリーを問わず対応可能 ・パートナーが多くプロジェクトごとに最適なチームを構築できる |
株式会社Boxout
株式会社Boxoutは戦略PR、クリエイティブ制作、SNSマーケティングなど統合的なマーケティング戦略の立案から実行までを行っている企業です。
PRプランニング、タレントキャスティング、クリエイティブプランニングなどを通じて、「世の中に想われたい姿から逆算したプラン」を提供することを目指しています。
会社名 |
株式会社Boxout |
設立年 |
2019年10月31日 |
費用 |
月々3万円(税抜)からのサブスクあり ※2024年4月時点 |
おすすめポイント |
・スタートアップ企業のブランディングやPR支援が得意 ・「広報PROクラウド」という広報のサブスクサービスを展開 |