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おすすめのパッケージシステム関連会社10選!導入のメリットや独自開発との違いを解説

おすすめのパッケージシステム関連会社10選!導入のメリットや独自開発との違いを解説

2024.04.25

ビジネスの効率向上や業務改善を検討しているなら、パッケージシステムの導入が一つの鍵となります。

しかし、パッケージシステムの導入を考えると次のように感じることもあるでしょう。

・パッケージシステムを導入するメリットを知りたい
・おすすめのパッケージシステム関連会社が分からない
・パッケージシステム導入のメリットや独自開発との違いを理解したい

本記事ではパッケージシステム関連会社の中から、信頼できる10社をご紹介します。

各社のメリットや特徴を分かりやすく解説し、パッケージシステムの導入に際して知っておくべきポイントも紹介します。パッケージシステムを導入して、効率的なビジネス運営を実現しましょう。

パッケージシステムとは



パッケージシステムとは、一般的に必要な基本機能を幅広く取り入れて、すでに出来上がっているシステムです。そのため、短期間かつコストを抑えた導入が可能になります。

また、パッケージを導入するシステム開発をパッケージ開発といいます。完成されたシステムの導入により、開発期間の短縮や開発コストの削減が可能です。開発にかかる期間や、どれだけカスタマイズするかでコストが変動するので注意が必要です。

パッケージシステムを導入すれば、独自性あるオリジナルのシステムよりカスタマイズ性は劣りますが、理想に近づけたシステム構築ができます。

スクラッチ開発との違い



スクラッチ開発とは、既存パッケージを利用しないでゼロからすべてを構築するシステム開発で独自開発とも言われます。

スクラッチ開発はパッケージシステムより自社にマッチしたシステムを開発できるものの、開発期間が長く、コストも高くなる傾向にあります。

一方で、パッケージシステムよりも顧客が導入している業務フローに適した構築ができます。顧客の希望にあわせた独自のシステム開発で、業務にあう最適なシステムを提供できるためです。

パッケージシステムを導入するメリット



パッケージシステムを導入するメリットは、以下の3つです。

・コストを抑えられる
・短期間で導入できる
・運用保守の手間が減る

それぞれの内容を解説します。

コストを抑えられる

パッケージシステムは既存のシステム利用により、ゼロからプログラミングを行わないため独自開発のシステムよりもコストを抑えて導入できます。

パッケージ開発に必要な初期費用はパッケージ代金のみであり、パッケージ自体も大量生産されているため低コストとなっているのです。

一方で独自開発のシステムで必要な開発費用は、オーダーメイドのシステムとなりコストが高くなります。

パッケージシステムはオプションやカスタマイズによって追加コストがかかりますが、独自開発のシステムほどのコストはかかりません。

短期間で導入できる

パッケージシステムはすでに出来上がった既存のパッケージを利用しているため、短期間で構築して導入できます。

一定の機能が搭載されており、自社に必要なカスタマイズを加えるだけでシステムを導入できます。ただし可能な限りカスタマイズを行うと、導入までの期間が長期化するので注意が必要です。

スクラッチ開発では、どのようなシステムを開発するのかヒアリングに時間をかけて行うため、年単位の進行になることもあるでしょう。

運用保守の手間が減る

パッケージシステムは運用保守のノウハウが揃っていることが多いです。すでに利用している企業もあるため、トラブルに対して迅速な修正が期待できます。

自社に影響がでる前に、他のユーザーによって顕在化した問題点として連絡があり、すぐに修正版が提供されるためです。高い再現性と迅速なトラブル対応により、安定的な稼働ができます。

また、導入事例が多いことは、パッケージシステムが実際にうまく稼働していることにつながり、品質が担保されているとわかります。

パッケージシステムを導入するデメリット



パッケージシステムを導入するにあたってはデメリットもあるので注意が必要です。注意すべき点は、次の3つになります。

・カスタムに制限がある
・業務をシステムに合わせなくてはいけない
・トラブル時の対応が難しいことがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

カスタムに制限がある

パッケージシステムを導入するパッケージ開発では、カスタムに制限があります。

パッケージ開発の場合はパッケージシステムの許容範囲内でしか開発ができないため、カスタマイズの範囲も限定的です。

一方で独自開発のシステムであれば自由にシステムを開発できるので、自由度の高いカスタマイズができます。

独自性があるシステムが開発できず、応用が利かない点はデメリットでしょう。

業務をシステムに合わせなくてはいけない

パッケージシステムを導入した場合、業務フローを変更してパッケージシステムに合わせないといけません。パッケージ内のシステムを自社に合わせて変えることはできないためです。

反対に独自開発のシステムであれば、業務フローに合わせた開発が可能で、自社での業務フローの変更が必要ありません。また、画面のレイアウトや帳票の種類なども自社にあわせて開発できます。

パッケージシステムを導入する際、業務フローの変更の周知などが必要です。導入まで短期間であるため、周知をしていないと社内での混乱を招く恐れもあるでしょう。

トラブル時の対応が難しいことがある

パッケージシステムは開発に携わっていないため、トラブル時の原因究明に時間がかかります。

例えば、システムが異常な動きをした際、操作ミスであるか不具合であるか判断するのも難しいです。

トラブルの対応については、必要に応じてパッケージの制作会社であるベンダー会社に問い合わせが必要です。また、ベンダー会社が倒産するとサポートを受けられなくなり、トラブル対応ができなくなります。

パッケージシステム導入が向いている企業




パッケージシステムにおけるメリットやデメリットを踏まえると、導入に向いている企業の特徴がわかります。導入に向いている企業は以下の3つです。

・コストを抑えて導入したい企業
・短期間で導入したい企業
・特殊な業務が発生しない企業

それぞれの企業の特徴を紹介します。

コストを抑えて導入したい企業

パッケージシステムは独自開発のシステムよりコストを抑えられるため、コストを抑えて導入したい企業に向いているでしょう。

機能面でパッケージシステムは独自開発のシステムより劣るため、システム開発の優先事項がコスト抑制か機能面の充実かを決めておく必要があります。

予算と機能のバランスを考えて、パッケージシステムと独自開発のシステムのどちらかを選ぶとよいでしょう。

短期間で導入したい企業

システムを短期間で導入したい企業には、パッケージシステムが向いています。パッケージシステムはすでに完成しているシステムのため、短期間での導入が可能です。

システム開発がスピード重視であったり、早急に導入する必要があったりする企業におすすめします。例えばECサイトを立ち上げる場合、パッケージシステムを利用すればすぐに運用が開始でき、PDCAを回しながら改善を進められます。

しかしスクラッチ開発を行う場合、運用までに1年以上かかる可能性があり、それまでの売上が立たない状況になってしまいかねません。

また、すでに他の企業でパッケージシステムを導入している事例があれば、運用保守のノウハウも充実しているため、運用保守を備える手間も削減できるでしょう。

特殊な業務が発生しない企業

特殊な業務が発生しない企業にはパッケージシステムの導入がおすすめです。
パッケージシステムは基本的なシステムが備わっていることが多く、特殊な業務が発生しない場合は問題ありません。

また、導入するパッケージシステムへ企業の業務フローをあわせる柔軟な対応が必要です。

もし特殊な業務があれば、パッケージシステムのカスタマイズで対応できるか確認します。
カスタマイズで対応が難しい場合は、独自開発のシステムを選びましょう。

パッケージシステム導入の手順



実際にパッケージシステムを導入するまでの作業をイメージしましょう。パッケージシステムを導入する手順は次のとおりです。

1.課題や目的を洗い出す
2.企業の選定と見積もりを依頼する
3.導入する

それぞれの作業内容を紹介します。

課題や目的を洗い出す

まずは、課題の洗い出しとシステム導入の目的を明確にします。課題や目的が明確になることで、システムの導入に必要な機能を把握することが可能です。

業務フローや個別の業務内容から、あらためて現状の業務とシステム化したい業務を書き出します。自社の課題を整理できると目的も明確になり、必要な機能が把握できます。把握した機能の必要度に応じて優先順位をつけておくこともおすすめです。

導入が目的とならないように注意しましょう。

企業の選定と見積もりを依頼する

複数の企業へ見積もりを依頼します。複数社から見積もりを取ることで、自社でかけられる予算と合っているのかが確認できます。

見積もりから相場感も知ることができるため、どの範囲までの開発を依頼するのか見直しを行う場合もあります。

複数の見積もりを比較して、自社のシステム開発の目的を実現でき、最適なシステムを提供できる企業を選定しましょう。

しかし、自社で1社ずつ見積もりをとるのは労力がかかります。そこでレディクルのようなビジネスマッチングサイトを使うと、効率的に企業が探せます。

導入する

導入するシステムを決定して、契約の手続きを進めましょう。パッケージシステムは環境整備ができ次第、導入および運用が開始できます。

パッケージシステムは、出来上がったシステムでカスタマイズが限定的であるため、自社の業務フローを合わせる必要が出てくるかもしれません。

社内での混乱を防ぐために、導入スケジュールを策定するときは準備期間を設定し、業務フローの変更や社内周知を行いましょう。

パッケージシステム関連でおすすめの会社10選



パッケージシステムを導入するメリットとデメリットや、パッケージシステム導入の手順を理解できたところで、パッケージシステム関連でおすすめの会社を10社紹介します。

自社の目的にあったパッケージシステムを提供してくれるシステム会社を見つけましょう。

株式会社テンダ

株式会社テンダは「ホワイトカラーの業務効率化」を目指す企業です。企業改革を行うためのソリューションを提供し、顧客の課題解決のために20年以上活動中です。

コンサルティングからシステム開発、運用保守まで各部門の連携によりワンストップで提供できる強みがあります。

システム導入を契機に業務フローの見直しを考えている方は、株式会社テンダへ相談してみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社テンダ
設立 1995年6月
主なソリューション ITソリューション、ビジネスプロダクト、コンシューマー事業
おすすめポイント 20年以上の実績を積んだ企業改革のソリューション提供

有限会社ユー・テック

徳島に本社がある有限会社ユー・テックは、大阪にも営業所を構えています。

パッケージシステムの開発及び販売、システム導入のコンサルティングやシステム開発など幅広い対応が可能です。マレーシアに海外進出を行っており、オフショア開発にも対応できます。

レジオーダーシステム、電子カルテシステムや製薬業界の文書管理システムなどの実績があります。
有限会社ユー・テックの実績に関連したシステムの導入を検討している方は、選択肢として外せないでしょう。

会社名 有限会社ユー・テック
設立 1997年7月
主なソリューション コンサルティング、システム構築関連サービス、ソフトウェア開発、保守及び運営サポート
おすすめポイント 数多い業務が可能で幅広い対応が可能

オートロ株式会社

オートロ株式会社はクラウド型RPAソフトウェアの開発、運営や販売を行っています。

企業の定例業務を効率化するシステム構築ができるRPAをクラウド環境で提供できます。
顧客のテレワークなどのDX推進支援に貢献が可能です。導入した企業は創造的な業務へ優先的に時間を創出できるでしょう。

業務効率化がシステムを導入する目的の優先事項である方は、オートロ株式会社に相談してみてはいかがでしょうか。

会社名 オートロ株式会社
設立 2014年11月
主なソリューション クラウド型RPAソフトウェア開発、運営及び販売
おすすめポイント パソコン上の単純業務を自動化

エヌエスティ・グローバリスト株式会社

変化を恐れずに社会へ適応していく企業のエヌエスティ・グローバリスト株式会社

「働き方改革」に伴う多様な就業規則や就業形態に対応できるパッケージをもっています。
業種を問わない業務適合率の高い勤怠システムであるElizea勤怠を提案可能です。

社会変化にあわせて変化し続けていくエヌエスティ・グローバリスト株式会社は、業務効率化を求めている方にとっては、心強い相談相手になるでしょう。

会社名 エヌエスティ・グローバリスト株式会社
設立 1997年7月
主なソリューション システムソリューション、ICT、ヘルスケア
おすすめポイント 社会の変化を恐れずに変わり続け適応していく企業

株式会社ジーネクスト

株式会社ジーネクストはVOC(Voice of customer)活用システムのリーディングカンパニーで創業20年を迎えます。

提供する「Discoveriez」というSaaSサービスは、さまざまなステークホルダーの課題解決を支援するDXプラットフォームです。

組織改革、DX推進や働きがい創造などにワンストップで提案できます。システムの導入で新たな取り組みを考えている方は、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社ジーネクスト
設立 2001年7月
主なソリューション ステークホルダーDXプラットフォームの開発と販売、顧客接点データを活用したシステム開発
おすすめポイント 企業へITにおける情報分断をなくし、新たな競争力を与える

株式会社システムリンク

株式会社システムリンクは、システム開発、設計、コンサルティング(業務整理)に幅広く対応します。

顧客のニーズに寄り添ったヒアリングと相談内容を表現できる技術力をもって、開発することを強みとしており、小さな課題から相談可能です。

システムの導入に少しでも不安がある方は、株式会社システムリンクへ相談してみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社システムリンク
設立 1989年10月
主なソリューション ITソリューションサービス
おすすめポイント 信頼できる誠実な対応

株式会社ソフトクラフト

株式会社ソフトクラフトには、自社開発プラットフォーム製品である「SC-RCP」があります。
SC-RCPの製造や販売及びSC-RCPを利用したビジネスアプリケーション受託開発を行っています。

自社開発により知識や技術に精通し、アプリケーションの設計から実装の経験も豊富です。
高機能かつ高品質なビジネスアプリケーションの開発を相談できます。

導入開始から保守まで安心して任せることができる株式会社ソフトクラフトは、有力な選択肢になるでしょう。

会社名 株式会社ソフトクラフト
設立 2010年4月
主なソリューション 自社開発ソフトウェア製品の製造及び販売、アプリケーション受託開発
おすすめポイント 自社開発による製品のため知識や技術に精通

株式会社エスネットプラス

名古屋を本拠地とする株式会社エスネットプラスは、ソフトウェア開発及びインフラ構築を行っています。
システム開発ではjava・.netの言語が得意です。

高いスキルと柔軟な対応力で、ITを活用したソフトウェアやサービスを提供できます。
経営視点をもった技術者でコンサルティングができるITエキスパートを目指す企業です。

東海地区でシステムの導入をお考えの方は、株式会社エスネットプラスに相談してみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社エスネットプラス
設立 2007年1月
主なソリューション ソフトウェア受託開発、システムエンジニアリングサービス、パッケージソフト開発及び導入支援、
ホームページ制作
おすすめポイント IT活用だけでなく、経営視点をもったコンサルティング

株式会社givers

株式会社giversは、iOSとAndroidの両方に対応できるGoogle社が開発した最新技術のFlutterを扱える企業です。

運営する看護師向け国家試験対策アプリは、2年間で3万ダウンロードを達成しました。開発技術に加え、SNS運用やカスタマーサポートを含めたアプリの実運用に精通しています。

難易度の高いものからスピード重視のものまで、顧客ニーズにあわせて提案できる株式会社giversに相談してみてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社givers
設立 2021年1月
主なソリューション アプリ開発、システム開発
おすすめポイント 顧客ニーズに合わせた提案

日本システム開発株式会社

新宿を拠点とする日本システム開発株式会社は、設立50年の業歴の長い企業です。
ISO9001を取得しており、セキュリティ面が安心です。

ソフトウェア開発や、他社で開発したシステムで発生した問題の原因を解析、解決する検証テストサービスなどがあります。
さまざまな業界の実績があり、ベストなソリューションを提供可能です。

親身に相談に乗ってくれるため、幅広く相談してみたい方は、日本システム開発株式会社に相談してみましょう。

会社名 日本システム開発株式会社
設立 1971年5月
主なソリューション システムソリューション(旅行業、製造業、医療)、創業研究支援サービス、インフラ構築、
ソフトウェア受託開発及び検証
おすすめポイント さまざまな業務との実績に基づくベストなソリューション提供

まとめ




今回はおすすめのパッケージシステム関連会社や導入のメリットを紹介しました。
パッケージシステムは日々の業務を効率化できる重要なツールです。

しかし、既存のシステムであるため、導入前には自社に適しているのかを確認する必要があります。
その後、それぞれの会社の強みや特徴を理解したうえで、複数社に見積もりを依頼することが重要です。

パッケージシステム関連会社をお探しなら、ぜひレディクルにご相談ください。
それぞれの強みや特長を把握したうえで、コンシェルジュがお客様の会社にぴったりの会社をご紹介します。

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