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【システム開発を依頼】手順・費用・探し方・注意点すべて紹介!

【システム開発を依頼】手順・費用・探し方・注意点すべて紹介!

2021.06.29

複雑になった業務の効率化、新サービスの導入のために、システムの開発や導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。 しかし、これまでにシステムの運用に携わっていない場合、どれくらい費用がかかるのか、どこに依頼したら良いのか、不明な点が多いですよね。 この記事では、システムの開発・導入にかかる費用相場や、依頼先の探し方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

システム開発を依頼する場合の手順や相場

まずは、システム開発を依頼して導入されるまでに、どのような手順で進められていくのかを確認していきましょう。

システム開発の手順

システム開発は、一般的に以下のような手順で進められていきます。

1.要件定義
2.設計
3.プログラミング
4.テスト
5.引き渡し
6.運用
それぞれを簡単に解説していきます。

要件定義
要件定義とは、依頼主が「システムをどのように活用するのか」と、開発者が「どのように実現させるのか」をまとめたものです。

システムを利用する目的は企業によって異なるため、システムにどのような機能が必要か、システムを利用する人数やシチュエーション、導入希望時期などを社内で話し合います。

話し合った内容を元にRFP(提案依頼書)を作成し、システム開発を依頼する開発会社と契約を結びます。

設計
依頼を受けた開発会社は、提案依頼書を元にシステムの外部設計と内部設計を行います。

外部設計は、システムの外的要素である見た目や操作部分のことです。外的要素はシステムの使いやすさに大きな影響を与えますので、開発会社から外部設計の確認依頼や問い合わせがあった場合は、時間を確保して対応するようにしましょう。

もし、デザインや操作方法に希望がある場合は、この段階で開発会社に伝えることが重要です。

プログラミング
外部設計と内部設計の仕様書が完成したら、プログラミングで実装していきます。

大手企業や代理店などに開発を依頼した場合、プログラミングは下請け会社に依頼している場合も多くみられます。

テスト
プログラミングが完成したら、次は操作性のテストを実施していきます。

テストは段階的に行われ、ひとつの機能をチェックする「単体テスト」、ほかの機能との連携に問題がないかを調べる「結合テスト」、総合的な操作性を確認する「システムテスト」の順に進められていきます。

引き渡し
実際に使用する環境でのテストを実施し、問題がなければシステムの引き渡しになります。

引き渡しの際は、従業員に対してシステムの使い方についての研修会や説明会を実施してくれる開発会社もあります。

導入するシステムの規模が大きい場合は、自社のスタッフがシステムの使い方に慣れるまで、専任のスタッフを派遣してくれる場合もあります。

運用
システムを運用していく中では、思わぬトラブルが発生するおそれがあります。また、運用を始めると追加してほしい機能や、改善してほしい箇所を見つけることも……。
これらの保守やサポートの対応可否は、契約内容で決まります。そのため、システムは開発だけでなく、運用後の保守やサポートも重要です。スムーズに業務が進められるように、運用後の条件についても開発会社と話し合っておきましょう。



システム開発を依頼する場合の相場

システム開発にかかる費用は、依頼するシステムの規模によって大きく異なります。システム開発の費用内訳は8割が人件費であり、システムの規模や仕様によって必要な人材や期間が変動するためです。

そのため、システム開発の費用は「人月」という工数単位が用いられます。人月は「人数✕月数」のことで、システム開発に必要な人数と日数をあらわしています。

そして、人月に職種ごとの単価をかけたものが、システム開発にかかる費用です。職種ごとの一般的な費用相場は、以下のとおりです。
・プログラマ:40万円~100万円/人月あたり
・初級システムエンジニア:60万円~100万円/人月あたり
・上級システムエンジニア:100万円~160万円/人月あたり
スキルや能力の高い人材になるほど、単価は高くなっていきます。また、開発会社によっても単価は異なりますので、複数の会社に見積もりをとってから、依頼先を選択する方法をおすすめします。

システム開発はどこに依頼する?探し方は?

システム開発を行っている開発会社は、さまざまな方法で探すことができます。

知り合いからの紹介

知り合いから依頼先を紹介してもらえれば、安心感があり、探す手間も省けるでしょう。

しかし、紹介してもらった開発会社が、必ずしも自社にマッチしているとは限らないため、契約する前に入念な打ち合わせが必要です。システム開発会社には開発するシステムによって「システムの種類」「開発手法」「プログラミング言語」など、それぞれ得意分野があります。

そのため、事前に開発するシステムの要件を明確に決めてから打ち合わせを行うことが大切です。


インターネットで検索

開発会社のサイトや口コミを参考に、納得いくまで比較検討ができます。しかし、数多くの開発会社の中から自社にマッチした会社を探さなければならないため、時間と手間がかかってしまいます。

クラウドソーシングで探す

費用を抑えたい場合は、クラウドソーシングを利用してフリーランスの方へ依頼する手段もあります。

クラウドソーシングには多くのフリーランスの方が登録しているため、多くの応募者を集められるメリットがあります。

ただし、個人で活動している方が多いため、人数と工数が必要な大規模なシステム開発ではクラウドソーシングでは集めるのが大変です。
仮に必要な人数が集まったとしても、まとめ役となるディレクター的存在がいなければ開発はスムーズに進行しません。各エンジニアと詳細なやり取りを行いながら工程管理もできる、ディレクション能力の高い人材を確保することも、クラウドソーシングにおいては重要です。


ビジネスマッチングサービスを利用する

ビジネスマッチングサービスとは、「システム開発会社」と「システム開発をアウトソーシングしたい会社」をつなげるサービスのことです。

ビジネスマッチングサービスを展開している「Ready Crew(レディクル)」では、コンシュルジュが担当につき、無料で相談することができます。まだ具体的でなくとも、「どういったシステムが必要なのかわからない」「何がわからないのかもわからない」といった手前段階での相談にも応えられるメリットも。


システム開発を依頼する際の注意点

システム開発を依頼して、イメージと異なるシステムが納品されてしまうケースも珍しくありません。多額の費用がかかるシステム開発を失敗しないためには、どのような点に注意したら良いのでしょうか。


目的を明確にする

はじめに注意する点は、システムを導入する目的を明確にすることです。

導入する目的が明確になると、システムに搭載するべき機能の優先順位をつけることができます。

また、RFP(提案依頼書)の内容もわかりやすくなるため、開発会社への要望も伝わりやすくなりますよ。

コミュニケーションを取る

システム開発は、開発会社との打ち合わせによって進められていくため、コミュニケーションが取りやすい会社を選ぶことも重要です。

要望をしっかりとヒアリングしてくれて、こまめに連絡を取り合える会社を選ぶようにしましょう。


実績があるか確認

システム開発ができる開発会社は数多くありますが、それぞれ得意分野があるため、自社の希望するシステムの開発が得意な開発会社を選ぶ必要があります。

開発会社を選ぶ際は、これまでの実績だけでなく、開発に携わるエンジニアのスキルも確認すると、より安心して依頼しやすくなります。

コストだけで選ばない

システムの品質は、エンジニアのスキルによって大きく変わってきます。

そのため、安いからという理由で開発会社を選択してしまうと、使い勝手の悪いシステムを納品されてしまい、業務負担がさらに大きくなってしまうおそれもあります。

価格の安い開発会社が悪いとは限りませんが、コストだけで開発会社を選ぶと、失敗に繋がりやすくなってしまいます。


まとめ

システム開発における費用相場と、依頼先の探し方について紹介してきました。

システム開発を依頼する際は、信頼できる開発会社を選ぶことが重要です。開発会社を探す方法はさまざまありますが、ビジネスマッチングサービスを利用すると、自社にマッチした開発会社を紹介してもらえるので、効率良く開発会社を選択できますよ。

Ready Crew(レディクル)は、無料の電話相談もできますので、ぜひお気軽にお問い合せください。

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注意点 費用 システム開発