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開発ベンダー選びのポイントとおすすめベンダー厳選10社

開発ベンダー選びのポイントとおすすめベンダー厳選10社

2024.07.24

業界や規模を問わず、DX推進の一環としてシステムを導入する企業が増えています。開発リソースや技術が自社に不足する場合は、システム開発を専門とするベンダーに依頼するのが一般的です。
しかし、開発ベンダーは多種多様なため、どうすれば自社にあったベンダーを見つけられるのか悩んでいる企業の担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、開発ベンダーの基礎知識、開発ベンダー選びのポイント、おすすめの開発ベンダーと各社の強みなどについて解説します。
システム導入をご検討中の方はぜひご一読ください。

この記事のポイント
① 開発ベンダー選びのポイントわかる
② 開発ベンダーの費用相場が理解できる
③ おすすめの開発ベンダー10選と各社の強みがわかる

開発ベンダーに強いおすすめの会社5選

 

会社名

Sky株式会社

株式会社オープンアップITエンジニア

コムチュア株式会社

シンプレクス株式会社

株式会社ワークスアプリケーションズ

対応領域

自社パッケージ商品の開発・販売 / 業務系システム開発、など

設計・研究開発 / ITソリューション / テクニカルサポート

クラウドソリューション事業 / デジタルソリューション事業、など

コンサルティングサービス / システム開発 / 運用保守

ERPパッケージ・SaaSサービスの開発・販売・サポート、など

おすすめポイント

全国22拠点をつなぎ、高いリソース供給力を誇る開発体制

最短で当日に提案可能なスピード対応

BPM手法に則った丁寧な業務改革支援

金融領域のシステム開発力

日本の商習慣に対応できる業務網羅性の高いERPパッケージ

このような方におすすめ

大手ならではの手厚いサポート・安心感がほしい方

スピーディーに提案を受けたい方

自社の事業目的に丁寧に沿った開発をしたい方

金融サービスに関わる開発をしたい方

少ないカスタマイズで利用可能なパッケージを求めている方

 

開発ベンダーとは?

開発ベンダーとはそもそもどのような意味なのかについて、類似用語との違いをふまえ解説します。

ベンダーとは(サプライヤー・メーカーとの違い)

ベンダーは企業のシステム開発からその保守・運用までを包括的に請け負うIT企業を指します。要件定義から基本設計・詳細設計・開発・テスト、そしてシステム稼働後もバグ修正やバージョンアップを継続的に受託するケースが多いです。

サプライヤーは流通業者のような立場で、市場から既製品や部品を調達しベンダー各社に卸します。メーカーは自社ブランドと製品を確立しているモノづくりのポジションです。ただし、IT市場では事業領域を広げている企業も多く、境目がグレーであることも多いです。

開発ベンダーとは(ITベンダーとの違い)

開発ベンダーは、クライアントの要望に基づいて新しいシステム開発を行うベンダーのことを指します。類似用語にITベンダーがありますが、こちらは幅広いITサービスを提供する総合的なベンダーで、企業のIT部門に代わる総合代行的な役割を担うことも可能なのが特徴です。

開発ベンダー選びのポイント

多くの開発ベンダーがあるため、「どの会社を選べばいいのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。そこで、どのような観点でベンダーを選べばよいのかについて解説します。

① 得意領域を確認(業界・分野など)

必ずベンダーの得意領域を確認しましょう。ベンダーには「特定分野(営業系、会計系など)の開発が得意」「特定のプログラミング言語が得意」などの違いがあります。ベンダーが不得意な分野のシステム開発を依頼した場合、想定より低いクオリティの製品が納品されるリスクがあるので注意しましょう。得意領域を確認する際には、業界・分野・言語に着目するのがおすすめです。

② 過去の実績を確認

ベンダーの過去実績は必ず確認しましょう。過去実績はベンダーのWEBサイト上でも確認できますが、詳細まではわからなかったり、非公開の情報も多いです。したがって、ベンダーに問い合わせ、直接過去実績の情報提供を依頼するのがおすすめです。

③ RFPで提示した要件の網羅性を確認

RFP(提案依頼書)に記載した要件を理解しているか、抜け漏れない提案になっているか、実現方法や実現可能性について説明があるかを確認しましょう。この確認を怠ると「自社の要望が叶えられないリスク」、場合によっては「プロジェクトが頓挫するリスク」もあります。現実的に実現が難しい要件がある場合は、その要件が実現しないことによる影響の範囲を確認しておくことが重要です。

④ 納期の妥当性

スケジュールが自社の要件の期間内におさまっているかを確認し、特に品質が低下するリスクに繋がるような、無理なスケジュール設定になっていないかという点に注意が必要です。「現実的で妥当な納期」かという目線で第三者的に見ることが大切です。

⑤ 費用感の妥当性を確認

初期費用とランニングコストが、相場や自社の費用感と乖離していないかの確認も大切です。この際、費用が安価という理由だけでベンダーを選ぶのは避けるべきです。一般的にエンジニアのスキルが高いほど費用は高額になるため、相場を大きく下回る見積を提示するベンダーは、エンジニアのスキルに疑いがあるといえます。必ず複数のベンダーに相見積もりをとり、相場や妥当な費用感を探ることが重要です。

開発ベンダーの費用相場

予算を組んだり見積もりを比較したりする際、費用の相場を参考にしたいという方も多いと思います。費用相場はプロジェクトの規模や内容・技術者のレベルにより異なります。以下に大まかな目安を示しますが、実際の費用はベンダーの見積もりによって異なる点にご留意下さい。
・小規模なWEBアプリケーション開発:約100万円~300万円程度
・中規模な業務システムの開発:約500万円~2,000万円程度
・大規模な基幹システムの構築や導入:数千万円から1億円以上

おすすめの開発ベンダー10選と各社の強み

ここからは、おすすめの開発ベンダーを10社を紹介します。それぞれの企業の強みを紹介するので、参考にしてください。

Sky株式会社

Sky株式会社は、エンジニア5,250名(※2024年5月時点)を擁する総合力のある開発ベンダーです。主力事業の1つは業務系システム開発であり、Cloud・スマホアプリ・ERPパッケージ・データ分析などを得意としています。開発手法は従来のウォーターフォール型のみだけでなく、アジャイル・スクラム開発にも対応可能です。

 

全国各地域の主要駅に22拠点あり、クライアント企業に常駐しての開発も可能で、大手ベンダーならではの手厚いサポート体制が強みの1つです。

 

会社名

Sky株式会社

設立年

1985年

対応領域

自社パッケージ商品の開発・販売 / 業務系システム開発、など

おすすめポイント

全国22拠点をつなぎ、高いリソース供給力を誇る開発体制

 

株式会社オープンアップITエンジニア

株式会社オープンアップITエンジニアは、システム開発・ソフトウェア開発・アプリケーション開発など、幅広く対応可能な開発ベンダーです。質・速さ・効率性を兼ね備えた高レベルなITエンジニア4,715名(※2024年6月時点)を擁しており、全国のクライアント企業に派遣が可能です。

 

サービス提供開始までの対応が非常に速く、最短で相談を受けた当日に提案を可能とする豊富なノウハウが強みです。

 

会社名

株式会社オープンアップITエンジニア

設立年

1989年

対応領域

設計・研究開発 / ITソリューション / テクニカルサポート

おすすめポイント

最短で当日に提案可能なスピード対応

 

コムチュア株式会社

コムチュア株式会社は、システム構築・クラウド活用・ビッグデータ・AI・IoT活用など、幅広く対応可能な開発ベンダーです。

 

強みは、BPM(ビジネスプロセス・マネジメント。企業の業務プロセスを継続的に改善していく業務管理手法の一つ)に則った業務改革の遂行です。クライアント企業の組織・事業目的・目的達成の疎外要因などの理解と可視化を丁寧に行った上で、システム開発を行い、目的に相反せず短期間で成果を出すことを可能にします。

 

会社名

コムチュア株式会社

設立年

1985年

対応領域

クラウドソリューション事業 / デジタルソリューション事業、など

おすすめポイント

BPM手法に則った丁寧な業務改革支援

 

シンプレクス株式会社

シンプレクス株式会社は、ビジネスとテクノロジー双方に精通したハイブリッド人材で編成されたプロジェクトチームが、戦略から設計・開発・運用保守に至る全ての工程を、一貫して提供する企業です。

 

強みは金融領域のシステム開発力であり、メガバンク・三大証券・大手生保などへのシステム導入実績を有します。金融機関はもちろんのこと、新たに金融サービスを提供開始する企業向けの実績も増加しています。

 

会社名

シンプレクス株式会社

設立年

2016年

対応領域

コンサルティングサービス / システム開発 / 運用保守

おすすめポイント

金融領域のシステム開発力

 

株式会社ワークスアプリケーションズ

株式会社ワークスアプリケーションズは、設立当初から一貫してSCM領域のパッケージ開発・システム導入を手掛けているベンダーです。長年に渡りERPパッケージを手掛けており、この経験に裏打ちされた知識・ノウハウをもとに、幅広いITサービスに対応しています。

 

日本の商習慣に対応できる、業務網羅性の高いERPパッケージを有しており、少ないカスタマイズで導入可能な点が強みです。

 

会社名

株式会社ワークスアプリケーションズ

設立年

1996年

対応領域

ERPパッケージ・SaaSサービスの開発・販売・サポート、など

おすすめポイント

日本の商習慣に対応できる業務網羅性の高いERPパッケージ

 

バルテス・ホールディングス株式会社

バルテス・ホールディングス株式会社は、ソフトウェアテストサービス事業を中心として、WEB・モバイルアプリ開発サービスも提供している企業です。

 

強みは、開発の全工程で品質向上のためのサービスが提供できる点です。品質を担保するためのテストを中核事業とするため、各工程に潜む品質リスクに関するノウハウが社内に蓄積しており、エンジニアが高品質かつ高確実性の開発を行うことが可能です。

 

会社名

バルテス・ホールディングス株式会社

設立年

2004年

対応領域

ソフトウェアテストサービス事業 / WEB/モバイルアプリ開発サービス事業、など

おすすめポイント

開発の「全工程」で品質向上のためのサービスが提供可能

 

株式会社NTTデータCCS

株式会社NTTデータCCSは、一般企業向けに中規模から大規模なシステム構築及び保守サービスを提供しているベンダーです。一般消費者向けのアプリやWEBシステムの開発実績を多く有します。

 

NTTデータグループの企業であるため、NTTデータグループの実績・技術力等のノウハウを持ち、堅実なシステム構築保守を行うことができる点が強みです。

 

会社名

株式会社NTTデータCCS

設立年

1970年

対応領域

企業向け業務システム / DX / インフラ系サービス、など

おすすめポイント

NTTデータグループの実績・ノウハウ

 

鉄道情報システム株式会社

鉄道情報システム株式会社は、ネットワークを含むシステムの開発・構築から保守・運用、データセンターサービスにいたるまで、総合的なソリューションサービスを提供しているベンダーです。

 

強みは全国の拠点間ネットワークの設計・開発・運営ノウハウです。JR「みどりの窓口」の各種システムで培われたこれらのノウハウは、いまでは製造業界やクレジットカード業界・教育業界に至るまで、幅広い業界に活用されています。

 

会社名

鉄道情報システム株式会社

設立年

1986年

対応領域

ソリューションサービス / 業務別製品&サービスなど

おすすめポイント

全国の拠点間ネットワークの設計・開発・運営ノウハウ

 

株式会社アドグローブ

株式会社アドグローブは、業務システム開発・スマホアプリ開発・ゲーム開発・WEB制作・XR/AR/VRなど、システム開発全般であればほぼ対応可能な総合力の高いベンダーです。

 

強みの1つに、EC領域の対応範囲の広さが挙げられます。ECストア構築やシステム連携だけではなく、商品コラボ企画や運用サポート・運用代行までカバーしており、EC立ち上げからの一貫したサポートが可能です。

 

会社名

株式会社アドグローブ

設立年

1986年

対応領域

WEB&App開発 / GAME開発 / EC / UI/UX

おすすめポイント

EC立ち上げの一貫サポート

 

株式会社ソフトロード

株式会社ソフトロードは、システムの更新を専門とした開発ベンダーで、システム更新領域では日本最大です。システム更新の対象としては、レガシー環境・オープン環境・DB移行など、多様なパターンに対応可能です。

 

強みはやはりシステム更新に特化した開発ノウハウ・実績であり、東証上場TOP200社の内60社以上(※2024年6月時点)に株式会社ソフトロードのシステム更新サービスが採用されています。

 

会社名

株式会社ソフトロード

設立年

2001年

対応領域

システム更新 / 保守サービス、など

おすすめポイント

全国の拠点間ネットワークの設計・開発・運営ノウハウ

 

開発ベンダーを上手く活用しよう

この記事では、開発ベンダー選びのポイント・費用相場・おすすめの開発ベンダーを紹介しました。開発ベンダーは、得意領域・実績・費用感の妥当性などをよく確認してから選ぶことが重要です。開発ベンダーをお探しの方や、まとめて問い合わせをしたい方は、「レディクル」にご相談ください。それぞれの強みや特長、実績を把握した上で、コンシェルジュがお客様の会社にぴったりの会社をご紹介いたします。

 

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