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サーバー保守に強いシステム開発会社厳選4社|サーバー保守の業務内容やサーバー運用との違いも解説

サーバー保守に強いシステム開発会社厳選4社|サーバー保守の業務内容やサーバー運用との違いも解説

2024.09.19

近年、デジタル化・DX化の進行に伴い社内で管理するサーバーが増え、情報システム部門の業務負荷が高まっている企業が多く見受けられます。この課題に対する解決策の1つにサーバー保守・運用のアウトソーシングがありますが、どのような会社にサーバー保守・運用を依頼すればよいかわからないとお困りの企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、サーバー保守の業務内容を解説した後、サーバー保守に強い会社の選び方、おすすめの会社をご紹介します。サーバー保守・運用でお困りの方は是非ご一読ください。

この記事のポイント
1. サーバー保守・運用の業務内容
2. サーバー保守に強い会社を選ぶポイント
3. おすすめのサーバー保守に強い会社

サーバー保守・運用に強いおすすめの会社

会社名

株式会社ダブルキャスト

株式会社evolt

株式会社レイコム

株式会社メトリック

対応領域

データセンター事業 / サーバーホスティング事業 / ネットワークコンサルティング事業

ハードウェア、ソフトウェアとその周辺機器の販売 / コンピュータ環境の構築・設計・開発・設置・工事・コンサルティング / 情報処理請負業

コンピュータ及びネットワークに関わるインフラ構築 / 

情シス部門向け支援サービス(サーバー保守・運用含む)など

ITシステム構築サービス / マネージドサービス /クラウドサービスなど

おすすめポイント

サーバーの貸出しから保守・運用までの一貫対応

情シス業務を幅広くサポート

ニュートラルな立ち位置で最適なサポート

ITインフラに特化していることによる高い専門性

このような方におすすめ

サーバー関連の発注先を1社にして一元管理したい方

サーバー運用・保守以外にも情シス業務を幅広く支援してもらいたい方

自社のニーズに応じた柔軟な提案をしてもらいたい方

サーバー運用・保守に高い技術・ノウハウをもつ会社に依頼したい方

 

サーバー保守とは?サーバー運用との違いや重要性

ここでは、サーバー保守とは何かについて、サーバー運用との違いや重要性を確認しながら解説します。

サーバー保守とサーバー運用との違い

サーバー保守とサーバー運用の目的は共通しており、両者ともサーバーを安定して稼働させることが求められる一方、サーバー保守とサーバー運用の具体的な仕事内容には違いがあります。

 

保守の仕事は、主に定期メンテナンスやトラブル対応です。障害や機器の故障への対応など、イレギュラーへの対応が中心となります。また運用の仕事は、システム不具合を起こさないための日常的な監視で、特にアクセス増加への対応やバックアップ、性能の最適化などが中心となります。

 

ただし、実際には保守と運用は厳密に区別せずに使用されることも多いです。また、「サーバー保守」という言葉に運用の意味合いも含まれていること、その逆もあります。言葉の定義にこだわりすぎずに、サーバーを安定して稼働させるための取り組みである、ということを理解するのが大切です。

 

サーバー保守の重要性

サーバー保守は、システムの安定稼働とデータの安全確保の観点で重要です。定期的な保守作業により、ハードウェアの劣化やソフトウェアの脆弱性を早期に発見・対処することができ、これによってダウンタイムを最小限に抑えてサービスの信頼性を維持します。

 

また、セキュリティ更新やバックアップ管理を徹底することで、データ漏洩や消失のリスクを防ぎます。

 

サーバー保守・運用の業務内容とは

ここからはサーバー保守・運用の主な3種類の業務内容について解説します。

インシデント(不具合や障害)への対応

インシデント対応は、サーバーやシステムで発生する予期せぬ障害やセキュリティ侵害などの問題に迅速に対処する業務です。具体的には、障害の原因特定と修復・データの復旧・システムの正常化を行います。

 

事象の記録と報告を通じて、再発防止策を講じることも重要な役割です。迅速かつ的確な対応により、ダウンタイムを最小限に抑え、業務の継続性を確保します。

 

定期的なシステムメンテナンス

定期的なシステムメンテナンスは、サーバーの安定稼働を維持するための予防的な作業です。これには、ハードウェアの点検やソフトウェアの更新・セキュリティパッチの適用・データバックアップの実行が含まれます。

 

これらの定期的なメンテナンスにより、システムのパフォーマンス向上や潜在的な問題の早期発見が可能となり、予期せぬトラブルの発生を防ぐことが可能です。

 

システムアップデート

システムアップデートは、サーバーやソフトウェアのバージョンを最新の状態に保つための業務です。特にセキュリティパッチや機能向上のための更新が含まれます。

 

また、アップデートを適切に実施することで、機器の脆弱性を修正し、最新の機能や性能を利用可能にします。そのため、アップデート前には必ずバックアップを取り、更新後にシステムの動作確認を行うことが重要です。

 

サーバー保守を行う方法

ここからは、サーバー保守を行う3種類の方法について解説します。

サーバーのベンダーと保守契約を結ぶ

サーバー保守を行う方法には、サーバーのベンダーと保守契約を締結し、委託する方法があります。この場合、サーバーを立ち上げる際に一緒に契約を締結するのが一般的です。

 

ベンダーは自社製品に対する深い知識と最新の技術情報をもっているため、ハードウェアやソフトウェアに対して高度なサポートを受けることができます。またベンダーとの保守契約には製品保証や交換サービスが含まれていることも多く、ハードウェアの故障時に迅速に対応してもらえる点もメリットです。

 

一方で、料金は月額固定の場合も多く、他の選択肢よりもコストがかかるのが一般的です。

 

自社でサーバーエンジニアを雇用する

2つめは、自社でサーバーエンジニアを新たに雇うか、育成する方法です。この方法のメリットとしては、自社ノウハウが蓄積できる、自社に合った方法に最適化できる、トラブル時にすぐに対応できる、といった点が挙げられます。

 

しかし、サーバー保守には高度なスキルと知識が求められるため、優秀な人材の確保や育成の難易度が高くなる傾向にあります。

 

サーバー保守に強いシステム開発会社に依頼する

サーバーのベンダーとは別に、サーバー保守に高い専門性をもつシステム開発会社と保守契約を締結し、委託する方法もあります。

 

この方法のメリットとしては、多様なベンダーのサーバーに対応した経験から異なる環境やシステムの保守に柔軟に対応できる点、サーバーのベンダーと比べてサービスの柔軟性が高く費用対効果の高い保守契約を結ぶことができる点などが挙げられます。

 

ただし、ハードウェアの交換や修理に関してはベンダーとの直接契約よりは迅速さや対応範囲が劣ることがある点、サーバーの購入から保守までを同一ベンダーの一元管理にできないという点に注意が必要です。

 

サーバー保守に強い会社選びのポイント

ここからは、サーバー保守に強い会社を選ぶ際に失敗しないようにするためのポイントを3つ解説します。

提案力を確認

サーバー保守を委託する会社を選ぶ際には、提案力の高いかどうかの見極めが重要です。提案を聞く際には、自社のニーズに応じて柔軟にカスタマイズされたサポートやサービスが提案されるか、問題が発生時の対応の柔軟性はどうかなどが確認すべきポイントです。

実績の豊富さを確認

実績の豊富さも重要です。候補となる会社のホームページや問い合わせ時の初期の打ちあわせで必ず実績を確認します。実績が豊富な会社は、その分野における専門的な知識やスキルがあり、安心して保守を依頼することが可能です。

 

サーバー構築から携わっている会社を選ぶ

これからサーバーの構築を行う場合は、サーバー構築から保守までをトータルでサポートしてくれる会社を選ぶのも有力な選択肢です。構築から携わっている会社はシステムの特性や機能を最もよく理解している会社となるため、複雑な問題にも柔軟に対応することができます。

 

サーバー保守に強いシステム開発会社厳選4社

ここからは、サーバー保守に強いおすすめのシステム開発会社を4社ご紹介します。それぞれの企業の特徴をご紹介するので、参考にしてください。

 

株式会社ダブルキャスト

株式会社ダブルキャストは、ホスティングサービス(会社が所有するデータセンター内に設置されたサーバーをインターネット経由で貸し出すサービス)を中心に展開している会社です。また、サーバーを貸し出すだけではなく、トラブルや障害対応・システム不具合防止のための監視サービスといった保守・運用サービスも提供しています。

 

特に保守・運用経験10年以上のメンバーで構成されている点が強みであり、保守・運用サービスでは専属のサーバーエンジニアによる24時間365日の電話・メールサポートに対応しています。(※2024年8月時点)

 

会社名

株式会社ダブルキャスト

設立年

2010年

対応領域

データセンター事業 / サーバーホスティング事業 / ネットワークコンサルティング事業

おすすめポイント

・サーバーの貸出しから保守・運用までの一貫対応

・保守運用経験10年以上の専属サーバーエンジニアが対応

 

株式会社evolt

株式会社evoltは、システムサポート全般に対応可能なITサービス会社です。多くのシステム開発会社では対応していないIT関連のサポートサービスを幅広く提供している点が特徴です。具体的には、サーバー保守・運用以外に以下のようなサービスラインナップがあります。

・サーバー運用サポート(定期訪問、稼働状況レポート、パッチ適用、改善提案など)
・PC/IT機器運用サポート

・データ消去・PC廃棄サービス

・ヘルプデスク

・ITアウトソーシングサービス等

 

会社名

株式会社evolt

設立年

2009年

対応領域

ハードウェア、ソフトウェアとその周辺機器の販売 / コンピュータ環境の構築・設計・開発・設置・工事・コンサルティング / 情報処理請負業務など

おすすめポイント

・サーバーの導入から保守・運用関連の一貫対応

・システム開発やヘルプデスクなど、情シス業務を幅広くサポート

 

株式会社レイコム

株式会社レイコムは、ITインフラ構築や主に情報システム部門向けのITサポートを中心にサービス提供している会社です。2001年の創業以来ネットワークの設計や構築に関わる技術力とノウハウを蓄積してきており、サーバー保守・運用についても経験豊富なエンジニアがサポートします。

 

また特定のメーカーの系列に属さない独立系の会社である点が特徴で、メーカー都合に左右されないニュートラルな立ち位置から発注者の視点で最適なサポートを選択し、提供しています。

 

会社名

株式会社レイコム

設立年

2001年

対応領域

コンピュータ及びネットワークに関わるインフラ構築 / 

情シス部門向け支援サービス(サーバー保守・運用含む)など

おすすめポイント

・ITインフラの構築とサポートに特化したエンジニア集団

・特定のメーカーの系列に属さず、ニュートラルな立ち位置で最適なサポートを選択

 

株式会社メトリック

株式会社メトリックは、 ITインフラに特化したサービスを提供している会社です。具体的には以下の領域に強みがあり、サーバー保守・運用についてはマネージドサービスのメニューの1つとしてサービス提供しています。

・ITシステム構築サービス

・マネージドサービス

・クラウドサービス

・IT機器の提案、販売

 

サーバーの構築から保守・運用までを一貫して提供できる点、サーバーのベンダーを固定しないことで発注者の要望に柔軟に対応できる点、札幌に拠点をもちニアショア(※国内の地方都市などの事業所に開発や運用などを発注すること)として利用することでコストを圧縮できる点などが強みです。

 

会社名

株式会社メトリック

設立年

2009年

対応領域

ITシステム構築サービス / マネージドサービス /クラウドサービスなど

おすすめポイント

・サーバーの構築から保守・運用までを一貫して提供できる

・ITインフラに特化していることによる高い専門性

 

サーバー保守に強いシステム開発会社を活用しよう

本記事では、サーバー保守に強い会社の選び方やおすすめのサーバー保守に強いシステム開発会社4選などをご紹介しました。依頼することで自社の情報システム部門の負荷を下げられることはわかっていても、どのようにして依頼先を選べばよいか分からない方も多いと思います。そのような時は「Ready Crew(レディクル)」がおすすめです。Ready Crew(レディクル)では、それぞれの強みや特長、実績を把握した上で、コンシェルジュがお客様にぴったりの会社をご紹介いたします。

是非、一度Ready Crew(レディクル)にご相談ください。

 

この記事のタグ

サーバー 運用保守