最適なPOSレジシステムを選ぶ方法と大阪でおすすめの会社をご紹介
2024.09.19
本記事では、大阪でPOSシステムを導入しようと考えている個人店や企業に向けて、最適なPOSシステム製品の選び方や導入時の注意点・大阪でのPOSシステム利用状況など具体的なアドバイスをご紹介します。
この記事のおすすめポイント
1.POSシステム製品の基本的な種類や機能の解説
2.POSシステム製品の選び方や導入時の注意点
3.POSシステム製品が依頼できる大阪のおすすめの会社
POSシステムとは
POSシステム (英: Point of Sales) とは、小売店や飲食店などで商品を販売した時のデータを収集・分析するシステムです。商品の品目名や、販売数量、販売日時などのデータを集計することができ、商品ごとに購入者やタイミングの特徴などを分析することが可能です。また、これらの情報は、お店のお客様の待ち時間短縮や、レジ締めなどの日常業務の効率化ができるだけでなく、小売店の店舗在庫量を決定する目安となったり、新商品の商品企画などにも役立てることが可能です。近年では、レジ専用機の代わりにスマートフォンやタブレットを使うシステムや、キャッシュレス決済・セルフレジなど、POSシステムに関連した新技術やサービスも開発されています。
POSシステム製品の種類
1.スタンドアロン型
スタンドアロン(据え置き)型とは、POSレジ専用のハードウェアを利用するタイプで、バーコードスキャナーやクレジットカード精算機などの必要な機器類が全て一体化している機械です。据え置き型は、導入するだけでPOSレジとして利用できるため利便性が高く、大手のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで導入されています。ただし、デメリットとして導入費用が高額である点や、大きな機械であるため移動がしづらくスペースを取るという点があります。
2.クラウド型
クラウド型とは、店舗側で用意したタブレットやスマートフォン端末にPOSレジのアプリをインストールして利用する形式です。インターネットの環境があれば始めることができ、スタンドアロン型に比べると比較的初期費用を抑えることができます。BluetoothやWi-Fi経由で、プリンターなどの外部デバイスとの連携も可能であるため、小規模な店舗に導入される傾向がありますが、基本機能はシンプルなものが多く、より高度な機能を求める場合は不十分なこともあるのがデメリットです。
POSシステムの主要な機能
1.販売データの即時処理
商品の種類ごとに品目名や、販売数量・販売日時・金額などの取引情報をリアルタイムで収集・記録することができ、商品ごとに購入者やタイミングの特徴などを分析することも可能です。
2.正確な在庫管理
商品の取引が発生するたびに在庫情報が自動更新されるため、在庫状況をリアルタイムで正確に追跡することが可能です。過剰在庫や品切れのリスクを減少させることができ、在庫コストを最適化できます。
1.選定するポイント
POSシステムを導入する際、希望の機能がPOSシステムに間違いなく搭載されているか、店舗の端末で使えるシステムであるかを事前に確認する必要があります。多種多様なPOSシステムがありどれを選択するか迷うこともあると思いますが、POSシステムを選定するポイントや理由が、当初の希望とズレていないかを導入前に必ず見直しましょう。
2.コストのチェック
POSシステムは多種多様であり、できることをより増やすためにオプション機能を追加することも可能です。しかし、機能を増やすほどに予算が高くなる傾向があるため、店舗の規模感や必要な機能を考慮し予算に収まる製品であるか検討することをおすすめします。
3.導入時の注意点
POSシステムを導入する際の注意すべき点として、以下の3点が挙げられます。
・対応デバイス
・自社の規模や将来性との合致
・同業種や同業界での導入実績
これらのポイントに注意をしながらPOSシステムを導入することで、自社に必要な機能や特徴を備えたシステムの選定が可能です。以下の項目では、POSシステム導入時の注意点をより詳しく解説します。
1.導入前のオンライン準備
POSレジは自店舗に合ったカスタマイズをすることができるため、自店舗の課題や効率化したい業務などを具体的に挙げて整理しておくことで、依頼したい機能を明確にすることが可能です。また、クラウド型でのPOSシステム導入を検討している場合には、インターネット環境の整備や端末の準備をしておくことをおすすめします。
2.会社選定と見積もりの取り方
POSシステムを依頼できる会社にはそれぞれ得意分野や業種があるため、自社の業種を得意とし導入実績の多い会社を選定することで、よりスムーズなシステム導入に繋がります。また、導入希望のシステムやオプション機能によって見積もりが変化する可能性があるため、複数の会社から見積もりを入手することも可能です。
3.契約のポイント
POSシステム提供会社とのやり取りで内容に納得できた場合には、契約に移ります。 契約時に確認するポイントとしてサービス内容と導入コスト・サポート体制を契約内容と照らし合わせて再度確認し、導入後のトラブルや連携ミスを防ぎましょう。
4.導入後のフォローアップ
POSシステムの契約が完了した後、POSシステムを店舗に導入します。 実際に設置した後、提供会社によっては初期設定を行ってくれるケースもあり、POSシステムの機能説明や使用方法を現物を触りながら理解が可能です。実際に使用している中で不明点が出た場合に連絡できるカスタマーセンターなどのフォローアップサービスのある会社を選ぶと、安心して運用を進められます。
日本NCRビジネスソリューション株式会社
日本NCRビジネスソリューション株式会社は、レジメーカーとして創業した会社で、現在でもPOS・セルフレジの分野において、グローバルでシェアNo1〜2を占めています。特にハードウェアのみならず、各企業のニーズに合わせたハードウェアやソフトウェア・それらを組み合わせた提案を行います。また企業側の要望があれば、ソリューションやシステムの提案およびシステムが関係する業務全般に関しても無償でコンサルティングを行うことが可能です。
会社名
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日本NCRビジネスソリューション株式会社
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設立年度
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1989年3月
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対応領域
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小売業、商社・卸売業、製造業、ロジスティクス、金融などへソリューションの提供/
コンサルティング、システム開発などのサービスの提供
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おすすめポイント
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・POSやセルフレジの分野において、グローバルでシェアNo1~2
・幅広い業界へのシステム提供
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1.効果的な活用法
POSレジを導入することで、業務が効率化し人的ミスを減少させることが可能です。そのため、スタッフは顧客への対応・接客に集中できるようになり、カスタマーサービスの向上やキャッシュレス決済など多様化する消費者行動に対応できる体制を整えることで、顧客満足度の向上に繋がります。
2.自社のニーズに合わせたシステムカスタマイズ
店舗や業種・分野によって希望するPOSシステムの機能が異なります。そのため、POSシステムを依頼する場合には、自社のニーズに合わせたシステムカスタマイズが可能であるか確認することが大切です。オリジナルのカスタマイズによって無駄のないPOSシステム機能を導入しましょう。
3.POSシステムから得られるデータ分析と経営への活用
POSシステムでは、売上管理・在庫管理・商品管理・顧客管理などの詳細情報の管理が可能であるため、リアルタイムのデータを戦略へとすぐに反映させることが可能です。小売店では、売れ筋商品や売れていない商品を正確に把握してマーケティング戦略に反映させることや、飲食店においては顧客属性の分析をして新商品の開発や価格設定に活かしたりと店舗経営における幅広い活用に繋がります。収集したデータと天気情報を照らし合わせることで客足の動向などの分析にも役立ちます。
1.大阪の市場動向
固定型端末よりコストが比較的抑えられるクラウド型のPOSシステムの導入率が上昇しており、海外からの観光客増加に伴って、クレジットカード対応の需要も拡大しています。人件費や人的ミス削減のための自動釣銭機の装着率も高まり、食品スーパーなどの量販店やコンビニエンスストア・飲食チェーン店においても普及し需要が高まっている状況です。(※2024年8月時点)
2.大阪で人気のPOSシステム
大阪で人気のPOSシステムには、株式会社スマレジの「スマレジ」・株式会社Blockの「Square」・ポスタス株式会社の「POS+」などがあります。希望のPOSシステムに合わせて会社を選びましょう。
本記事では、POSシステムの種類や主要機能といった基本的な知識からPOSシステムを選ぶ際のポイント・導入時の注意点などを解説しました。また、POSシステム製品の依頼が可能な大阪の会社をご紹介しましたが、どの会社のPOSシステムやサービスが自社の希望に最も合っているのか選ぶのが難しいと感じる方も多いと思います。そのような時は「Ready Crew(レディクル)」がおすすめです。
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