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自社ECサイトの作り方は?ECシステムの種類とおすすめの会社を紹介!

自社ECサイトの作り方は?ECシステムの種類とおすすめの会社を紹介!

2023.02.01

EC市場が拡大し続けている中で、
「自社ECサイトを作ったほうがいいのは分かってるけどどうやって作ればよいかわからない…」
「モール型のECサイトに出店してたけどそろそろ自社ECを作りたい!」
「もっと使い勝手の良いECサイトにしたい!」
など、お悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自社ECサイトの構築方法やそれぞれの特徴、さらにECサイト構築におすすめの会社を3つ紹介いたします。

自社ECサイトの構築方法は?

ECサイトの構築には「ショッピングカート」が必要です。
ショッピングカートは「商品を購入する機能」のことで、選んだ商品をカートにいれる、決済をする、などのECサイトの根幹となるシステムです。
ショッピングカートには主に5つの種類があります。

・ASP
・オープンソース
・パッケージ
・クラウドサービス
・フルスクラッチ

上記の5つについて解説します。

ASPカート

ASPとは、クラウド上に置かれた開発済みのソフトウェアを使用することができるシステムの事です。ECサイト向けのASPカートではカート機能の他、決済機能や配送、デザインのテンプレートなどのECサイトに必要な機能を備えていています。自社でECサイトを構築しなくても短期間でECサイトを導入が可能です。

メリット
・システムが古くならない
カートシステムやセキュリティのメンテナンスは提供会社が行うため、自社のリソースやコストを割かずに常に最新の状態が保たれる

・リーズナブル
無料のASPカートはもちろん、有料のものでも他の方法に比べるとリーズナブル

・売上アップのための様々な機能を活用できる
メールマガジンやポイント機能、広告出稿の際の連携機能など様々な機能を活用できる

デメリット
・カスタマイズ性が低い
ASPカートは基本的に個別のカスタマイズはしないため、決済の画面などはある程度決まってしまっており、システム自体が保有している機能の追加や拡張が難しい場合が多い

・システム連携ができない
システム連携が可能なASPカートもあるが、自社開発システムなどとは基本的に連携ができない。そのため、注文数が増えるとヒューマンエラーが増えてしまうことがある

オープンソース

オープンソースとは、誰でも無料で利用でき、独自開発も可能なソフトウェアのことです。
プログラミングの知識があればサイトの機能の追加やデザインの変更などのカスタマイズが可能です。

メリット
・サーバーの立ち上げ以外の費用がかからない
・誰でも開発が可能
・自由にカスタマイズが可能

デメリット
・社内の負担が重い
オープンソースでECサイトを構築にはプログラミングの知識と技術力が求められる。サイトオープン後の保守運用も社内で対応しなければならず、障害が発生した際も自社で対応する必要がある。

・セキュリティに不安が残る
公開されているソースを使うため、セキュリティの弱い部分も外部からわかりやすい。個人情報漏洩等の問題に発展している事例もある

パッケージ

ECサイトの標準的な機能が網羅されているシステムで、カスタマイズの自由度が高く自社に合ったECサイトを構築することができます。

メリット
・カスタマイズの自由度が高い
複雑なシステムの連携の可能で自由にデザインもできるため、自社に合わせてカスタマイズできる

・必要な機能があらかじめ備えられている
備えられている機能以外を追加していく形になるため、パッケージのもとの機能が充実しているほど構築に時間とコストがかからない

デメリット
・それなりにコストがかかる
初期費用で数百万円程度、構築してから追加でカスタマイズをするごとに数十万円の費用が必要

・システムが古くなる
定期的にリニューアルをしなければ陳腐化してしまったり、カスタマイズやシステム改修を重ねることで余計な処理が多くなり継ぎはぎだらけのシステムになってしまう

クラウドEC

ASPカートとパッケージを掛け合わせたようなシステムです。クラウド環境でECサイトの構築、運用が可能でカスタマイズの自由度が高いです。

メリット
・カスタマイズの自由度が高い
パッケージシステム同様、システムの連携が可能でデザインも自由

・システムが古くならない
ASPと同様にカートシステムやセキュリティのメンテナンスは提供会社が行うため、自社のリソースやコストを割かずに常に最新の状態が保たれる

・サーバーダウンを防げる
繁忙期などに突然アクセスが増えても、クラウド型では容量の変更が簡単にできるため、サーバーダウンによる損失を防げる

デメリット
・それなりにコストがかかる
初期費用でパッケージ同様数百万円程度、ランニングコストで月々数十万円程度
ただし、必要なサービスに絞ることでコストを抑えることができる

・自社で保守運用ができない
ソースコードが開示されていないため、自社での保守運用ができない

フルスクラッチ

既成のシステムを使用せず、自社のワークフローに合わせて構築する方法です。

メリット
・理想のECサイトを構築できる
完全にオリジナルで0から構築するため、デザインや機能に制限なく自社の求めるECサイトを構築できる

デメリット
・コスト、労力、時間がかかる
要件定義からシステム開発、デザインまで全て作る必要があるため、高い技術力と莫大な人件費が必要

・システムが古くなる
パッケージ同様、定期的なメンテナンスが必要

ECサイトはどの種類で構築すれば良い?

ECシステムは目指す年商によってざっくり区分されており、上記のグラフが目安になっています。前述の通り、自由度が高い(カスタマイズを多くする)ほどコストも多くかかります。

年商が高い企業はその分ECサイトと連携させたいシステムも増える傾向です。ECサイトと多くのシステムを連携させることは簡単なことではないので、「フルスクラッチ」で構築することが多いです。
反対に、システムを連携させなくても対応可能な規模のECサイトでは安価な「ASPカート」が使用されることが多いです。

ただし、近年はカスタマイズの自由度が高めの中規模向けのASPや、システム連携が可能な大規模向けのクラウドサービスなども多数あるため、売上目標や年商のみで構築方法を判断するのは失敗のもとです。

コストの他に重要な要素として、
・自社に必要な機能があるか
・十分なセキュリティ対策ができるか
・ベンダーはどこまでサポートに対応しているか
などが挙げられます。

自社ECサイト構築におすすめの会社3選

株式会社Eストアーは23年間 D2C専門に、累計11万社のノウハウが凝縮されたEC強化と人手不足を同時に解決できるECシステム「shopserve」を提供しています。

おすすめポイント

最高水準の高速安定とセキュリティ
ショップサーブはプレミアムインターネット接続を使用しており、カート業界内最速。フルSSDディスクやキャッシングCDN、国産SSL、証明TLS、センドグリッド等、専用構築でも稀なスペックをSaaSで提供

運用人件費、専門家が不要で人手不足を解消
高速性能のため運用工数と運用時間が極めて短く、決済と入金消し込みを一元管理。豊富なAPIとサードパーティーツール連携・自由なカスタマイズができるのでストレスなく運用できる

顧客リピートとLTVを上げるCRM
顧客数の拡大ではなく、顧客の接触を増やすCRMが標準装備。豊富なテンプレートを持ち、到達確実なTLSメール、ノーコードでシナリオが作れる

開発実績

フランスベッド株式会社
ECサイト
有限会社ミストラル・コスメティクス
ECサイト

レディクルご利用者様からの口コミ

「実績が豊富で安心感があり、コストも抑えられた。ECビジネス全体をサポートしてくれる印象」(食品/400名以下)
「同業他社の実績やイメージに合った制作実績があり、信頼しておまかせできた」(製造/100名以下)

株式会社Ui2はメーカーではないからこそ寄り添ってソリューションを提案してくれる会社です。

おすすめポイント

商社的な立場で代替手段を提案することが強み
自社ソリューションがある会社は自社ソリューションを軸に提案するが、株式会社Ui2は商社的な立ち位置で課題に合わせたソリューションを提案できる

越境ECの構築が得意
社内外に英語、中国語ができるメンバーが在籍している。某高級ファッションブランドのアジア6か国の統合ECを構築した実績があり、ノウハウも豊富

大手企業との取引実績多数
大手企業の複雑なビジネスを理解した上でシステムに落とし込むことが求められるため、クライアントのビジネスの理解力とシステムに落とし込む技術力が強み。ECサイトと連携させる会員向けシステムや在庫管理システムなども一気通貫で対応可能

ECサイトの構築だけではなく、運用までワンストップで対応
システムの保守運用はもちろん、企画、発送の管理、コールセンターも対応可能

こんな人に特におすすめ

クラウド型、パッケージ型で検討中だがどのソリューションが良いのかわからない方
越境ECを視野にいれてECサイトを構築したい方

開発実績

高級ファッションブランド
アジア6か国の統合ECプラットフォーム、在庫管理システム、店舗iPadカタログ、店舗向けクライアントリング

大手スポーツ用品メーカー
ゴルフクラブオーダーメードシステム、ユニフォームやシューズのシミュレーションシステム 、会員向けシステム

レディクルご利用者様からの口コミ

「大手企業の実績や経験から安定感があって安心してお任せできる」(食品/3000名以下)
「自分たちの商品に対する想いを理解した上で色々提案してくれた」(美容/200名以下)
カート機能、定期販売機能、コールセンター機能、分析機能、フルフィルメント機能の5つの機能を兼ね備えたテンプレートシステム「Vegas(ベガス)」を提供している会社です。

おすすめポイント

スクラッチシステムのためお客様の要件に柔軟に対応
フルスクラッチ開発が1から設計した戸建てだとすると、テンプレートシステムはモデルハウスを流用して戸建てを建てるようなイメージ。完全なフルスクラッチよりも納期やコストをスリムにしながらも業務に合わせた開発や販促の縛りを無くすことができる

EC~フルフィルメント一体型のため、購入情報をリアルタイム連携
マスタ情報が一括管理されているため、運用業務やコールセンター業務の負荷を軽減できる。また、基幹システムとECサイトが別のシステムの場合、お客様のポイントの反映にタイムラグが生じるが、EC〜フルフィルメント一体型のためタイムラグがなくなり、UXが向上する。

ECシステムリプレイスの成功率100%
基幹システムとECサイトの統合を得意としているため通販業務に精通しており、どこに課題を感じているのか、どうすれば課題を解決できるのかのノウハウがある。構築後の運用サポートや追加開発はシステムを開発したメンバーが担当するため、スピーディな対応が可能

こんな人に特におすすめ

ASPカートやECパッケージを卒業し、自社オリジナルの通販システムを構築したい方

まとめ

「いざ機能を追加しようとしたら必要な機能がなくカスタマイズに多額のコストがかかった」「保守運用に追われて機能を追加するためのリソースが足りない」といった事態にならないように、「今後どのようなECサイトにしていきたいのか」を考えて構築しましょう。

ECサイト構築・ECシステムの開発会社を探すなら、レディクルにご相談ください。
それぞれの強みや特長を把握した上で、コンシェルジュがお客様の会社にぴったりの会社をご紹介いたします。

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